気まぐれ日記2009
2023/07/09
気まぐれ日記2009を読んでいただき、
誠にありがとうございました。 2009-12-31
気まぐれ日記2009を読んでいただき、誠にありがとうございました。自分の怠慢で、時の過ぎるのが速すぎて、やり残したことが、多かった1年のように思います。
今年は、HPから多くのお問い合わせ、オンライン予約、お電話での予約をいただきました。誠にありがとうございました。
やり残したことの実行のため、ペースはかなりゆっくりになると思いますが、気まぐれ日記2010も予定していますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
写真は、強い冬型、強風の森戸海岸。風速20m/secの強風、湘南では大西と呼ばれて、エキスパートオンリーのコンディションです。今年は2回しかウィンドサーフィンしませんでした。来年は、今日のようなコンディションでも出られるようになりたいです。
吉田美奈子×河合代介 -DUO- 2009-12-25
ご苦労さま会 2009-12-25
スタッフの予定が合わずに忘年会ができなく、クリスマスのこの日、ご苦労さま昼食会を開きました。歯科診療は、スタッフみんなのがんばりで、成り立っています。一年間、本当にありがとうございました。
磯子歯科医師会でもよく利用させていただいている、屏風ヶ浦交差点近くの奴(やっこ)さんから、松花堂お弁当をデリバリーしてもらいました。大変おいしく、いただきました。
よごれた入れ歯 2009-12-22
磯子区内の地域ケアプラザの歯科衛生士さんより、「義歯を作ってあげてください。」との依頼がありました。患者さんは、デイケアに通う84歳の女性。残っているのは、上顎の犬歯1本だけで、1年7ヶ月義歯を装着していませんでした。義歯を入れて、食べられるようになりたいという気力が出てきて、来院されました。
写真は装着2週間後、3回目の調整に来院された時の下顎総入れ歯です。調整後なので赤いマークが付いていますが、よく見ると、歯の部分が結構よごれています。2週間でこんなによごしてくれて、歯科医にとっては大変うれしいものです。なぜか?、よごれている=使ってくれている、からです。あたりがあっても、使っていただき、本当にありがとうございます、という気持ちです。
新しく作った入れ歯は、初めて履く固い革靴と同じです。靴擦れと同じで、あちこちあたってきます。あたるのがいやで、1回履いたきりで靴箱に仕舞ったままの靴もあるのではないでしょうか。入れ歯も同じで、新しく作ったのがあたるため、1回しか入れず、今まで入れていた履き慣れたスニーカーのような古い入れ歯に逆戻りしてしまうケースもあります。入れ歯1回でOKは、10個中1個だと思います。あたりは、改善されますので、がんばって新しい入れ歯を使って、何回か調整に来院していただけたら、歯科医はうれしいです。
お口の写真/ホワイトバランス(expodisc)2009-12-21
何が原因か?、それはホワイトバランスでした。カメラのホワイトバランスを診療室内の条件・蛍光灯(昼白色)に設定しても、朝、昼、夜、晴れ、曇り、雨などで変化します。また、試行錯誤でいくら設定を変化させても、本当の歯の色、歯ぐきの色に近づきません。
インターネットで優れものを見つけ、7月から使用しています。それは、expodisc。カメラのホワイトバランスをマニュアルに設定、expodiscをレンズに装着、被写体に向かってシャッターを切るだけです。リングライトを点灯させてもOKです。ヨドバシカメラで11,000円と高価ですが、私は気にいっています。
この秋、紅葉の写真に満足できなかったあなた、試してみてはいかがでしょう。
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医講習会
2009-12-10
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医講習会に参加してきました。この講習会は、摂食・嚥下障害に対応できる歯科医療従事者を育成し、地域での相談業務等の充実、歯科保健の推進を図ることを目的に、神奈川県歯科医師会が企画主催した7日間の研修を修了した神奈川県歯科医師会会員が対象。勉強熱心な120名を超える参加者がありました。
演題は、『症例から考える摂食・嚥下機能の評価と訓練』。講師は、横浜南部地域一体型NST代表、横浜市立大学付属市民総合医療センター リハビリテーション科 助教 若林 秀隆 先生。摂食・嚥下障害の症例(92歳男性、右大腿骨頸部骨折、誤嚥性肺炎)を通して講義され、在宅でもできる栄養評価、摂食・嚥下の5期の評価、筋萎縮の評価、スクリーニングテスト、胃瘻の適応を参加者が発表し、検討しました。
胃瘻について良く理解できていなかったこと、QOL・楽しみとしての経口摂取の大切さなど、大変ためになる講習会でした。
インフォームド説明会 2009-12-10
東京都世田谷区成城、成城ホール会議室で開催された、和田精密歯研株式会社主催のインフォームド説明会に参加してきました。和田精密は、当医院がポリカーボネート樹脂系ノンクラスプデンチャー「スマートデンチャー」の製作を依頼している、歯科技工所さんです。
第1部は、和田精密の唐川氏より、患者さんへのかぶせもの説明ツール・ティースギャラリーについて、詳しく教えていただきました。
第2部は、メディカル・コミュニケーションズ株式会社の原島氏(写真)より、ネットアンケートを基に、歯科医療、歯科医院に対する要望を、データーで詳しく説明していただきました。
最近当医院でも、従来の部分入れ歯と違い金属のバネがなく、口を大きく開けても入れ歯だと分かりにくく、口元を気にしなくてすみ、金属のバネより歯への負担が少なく、入れ歯自体が薄くて軽い仕上がりで、口の中がスッキリ感じられるノンクラスプデンチャーを希望される患者さんが増えています。今回の説明会で、患者さんへの説明がまだまだ不十分ということが良く理解できました。また、私だけでなく、患者さんが気軽に相談できるスタッフも説明できるようにと思いました。思っているだけではダメなので、実行しないといけません。
研修会はインプット、インプットだけでは知識で終わってしまいます。アウトプットしてはじめて知恵となり価値あるものとなります。これは、情報起業家 和佐 大輔さんの音声セミナーでの言葉。本当にそのとおりで、アウトプット・実行していかないと。
横浜市歯科医師会・第8回口腔ケア研修会 2009-11-19
研修Bは、「口腔ケアの実際」実習がメインです。こちらも満席60名の参加がありました。実習の前に、「高齢者における口腔機能向上サービスの概要」について、私が講師となり、誤嚥性肺炎の感染源対策としての口腔ケアの有効性、口腔ケアによる口腔機能の向上、歯科的な基礎知識、摂食・嚥下障害についてお話しさせていただきました。
実習では、公衆衛生委員会の歯科衛生士の佐藤さん、大浦さん、太田さん、高橋さん、宮田さんの指導により、参加者が実際にビスケットを食べて、どんなところによごれが残りやすいか、どのようにきれいにするか、効果的な歯磨きを体験していただきました。また、入れ歯の外し方、清掃、管理方法、食べる前の準備体操、お口の体操、唾液が出やすくなる頬、顎の下のマッサージ法などを行いました。参加者皆さんが大
歯周病・糖尿病対策講習会に歯科衛生士・小林が参加 2009-11-12
11月12日(木)神奈川県歯科保健総合センター地下大会議室にて開催された、平成21年度 歯周病・糖尿病対策講習会 に当医院の大変勉強熱心な 小林 有紀 歯科衛生士が参加してきました。日本糖尿病協会歯科医師登録医の講習会のため、私も参加したかったのですが、日赤救急法講習会からの体調不良が続いており、無理せずお休みしました。講師は日本歯科大学名誉教授 鴨井 久一 先生、川崎市立井田病院総合医療部長 半田 みち子 先生。「糖尿病と歯周病」についての講演とディスカッションがありました。講習会の内容は、横浜市民のため、いつも一生懸命な横浜市歯科医師会理事・綱島先生のDr.つましまBlogをお読み下さい。
綱島先生・Dr.つましまBlogのアドレス
http://www.tsunashimadc.com/blog/2009/11/
日本赤十字社救急法講習会 2009-11-1,3,8
介護保険・歯科訪問診療セミナー 2009-10-29
神奈川県保険医協会主催の第2回介護保険・歯科訪問診療セミナー/パート1〜歯科訪問診療に必要な基礎知識シリーズ〜に、参加してきました。講師は、神奈川区ご開業の雨宮 和則先生。雨宮先生は、横浜市片倉三枚地域ケアプラザのケアマネージャーもされています。歯科訪問診療に必要な介護保険のこと、よく理解できました。出し惜しみなく講義してくれた雨宮先生、セミナー修了後も、参加者が列を作り質問していました。
介護医療情報コーナーもある、雨宮歯科医院のHPは、http://www.amemiya-dc.jp/です。雨宮先生のご厚意で自由に使える、ケアマネージャーの方に向けての資料、訪問診療、病診介護連携関係資料、が載っています。
日本赤十字社救急法基礎講習会 2009-10-29
医療安全対策講習会 2009-10-17
診療を早めに終了し、横浜市教育会館ホールで開催された、神奈川県保険医協会主催の歯科特別研究会「医療安全対策講習会」に参加してきました。医療安全対策の講習会は、歯科医院ごとに歯科医師はもちろんのこと、歯科スタッフも年2回(院内での研修も可)必ず受講しなくてはいけない決まりがあります。今年まだ1回しか受講していないこと、毎月行う当院のスタッフ勉強会が来る10月28日にあり、みんなの前で今回受講した内容を伝えるため、参加してきました。
講師は鶴見大学歯学部歯科麻酔学講座 深山 治久 教授。講演内容は、①偶発症に対する緊急時の対応、②医療事故、③感染症対策について。深山先生のお話を聴くのは、今回2回目ですが、聴きやすく、理解しやすく、大変ためになりました。①緊急時の対応に関しては、日本赤十字社救急法救急員更新研修会(救急員の更新は3年ごと)が10月29日より4日間あり、心肺蘇生法とAEDと、今回習ったことを直ぐに実践できるので、グッドタイミングでした。
SHP Dent. かながわ−睡眠時無呼吸症候群口腔内装置の製作
2009-9-27
神奈川県歯科医師会で開催されました SHP Dent. かながわ アドバンスコース −睡眠時無呼吸症候群口腔内装置の製作− のお手伝いをしてきました。午前は座学講習で、①睡眠障害の概論、②閉塞性睡眠時無呼吸症候群、③検査・診断について、 SHP 鰺坂 真由美 常務理事が、④治療法、⑤歯科的治療法、⑥いびき外来の現状(鶴見大学歯学部)について、SHP 嶋村 政博 専務理事が講義されました。座学終了後、参加者ご自身の歯型を、噛み合わせの器械に付着する準備をして、昼食・休憩になりました。
午後は実技講習を、横須賀市のテクニシャン(歯科技工士さん)村松 仁志 常務理事が講師となり、睡眠時無呼吸症候群口腔内装置の製作実習のデモンストレーションを行い、参加者は噛み合わせの器械に付着したご自身の歯型の上で、装置を製作しました。
昭和大学口腔ケアセンター 地域連携協議会 2009-9-24
東急田園都市線青葉台駅近くの青葉台フォーラムにて開催されました、昭和大学口腔ケアセンター 地域連携協議会に、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会委員として出席してきました。
今回の地域連携は、昭和大学藤が丘病院、藤が丘リハ病院、横浜北部病院と、近接する青葉区歯科医師会、緑区歯科医師会、都筑区歯科医師会、港北区歯科医師会、川崎市歯科医師会の地域歯科医療機関とが連携し、地域連携クリニカルパスを積極的に運用し、口腔ケアを通して入院前、入院中、そして退院後とシームレスに患者さんが健康を維持できることを目指すものです。
昭和大学 細山田 学長の挨拶、来賓 横浜市歯科医師会 公衆衛生委員会 伊奈 常務理事、 川崎市歯科医師会 小林 副会長の挨拶の後、講演がありました。
講演1は、昭和大学口腔ケアセンターにおける活動状況。藤が丘病院と藤が丘リハ病院は口腔衛生学教室 石川 健太郎先生。北部病院は口腔衛生学教室 大岡 貴史先生が講演されました。
講演2は、昭和大学口腔ケアセンター地域連携協議会の今後の活動。昭和大学口腔ケアセンター長 向井 美惠 教授が、向井教授を中心に作り上げた、口腔ケアの内容を標準化・均質化、クリニカルパスの作製を容易にし、かつ退院後の地域連携パスと共通に使用できる、地域連携基本マニュアルを中心にお話しされました。クリニカルパスの部分は、私が所属しています横浜市歯科医師会公衆衛生委員会も関わっているので、このマニュアルがモデルとなって神奈川県下、そして全国の病院と地域の歯科医療機関とが連携をとれるようになれば、大変嬉しいです。
神奈川県日大歯学部・松戸歯学部同窓会学術講演会 2009-9-13
えびな子育てフェスティバル・乳幼児歯科相談終了後、奉仕団山口先生と、神奈川県歯科医師会会館で開催された、神奈川県日大歯学部・松戸歯学部同窓会学術講演会に参加してきました。
演題は、『明日から役立つ顎関節症の診断と治療法−患者さんとの信頼を関係をつかめるスプリント療法−』、講師は日本大学歯学部卒(私の8年先輩・空手部OB)、相模原市開業の 西川 洋二 先生。
診断と治療の手順を顎関節症の型に分け、型の鑑別診断にもなるソフトスプリントの製作と調整方法、痛みや顎が開かないで来院された患者さんをその場で症状を軽減するマニピュレーションと開閉口運動療法などについて、詳しくお話しされました。今日は朝早くからハードでしたが、大変ためになる講演会で、大満足。
えびな子育てフェスティバル・乳幼児歯科相談
2009-9-13
日大歯学部補綴学教室Ⅲ講座同門会学術講演会
2009-9-12
高校野球部キャッチャーにマウスガード 2009-9-10
HPをご覧になって、17歳高校生野球部のキャッチャーがカスタムメイド・マウスガード(MG)を希望され来院されました。当医院は、格闘技、ラグビー、アメフト選手が多く、野球部の選手は初めてで、内心大変嬉しかったです。口腔内を見させていただきましたところ、上の前歯と下の前歯が噛み合っていません(開咬と言います)。MGは装着したとき、下顎の全ての歯がMGと接触していないといけません。MG製作時、開咬は難症例です。ERKODENT社システムのERKOスティックを使用して、1枚法で前歯も噛み合うMGを製作することができました(心の中でガッツポーズ)。
中高校生価格・1枚法5,000円(消費税込み)は、MG製作の手間から考えますと大変不採算ですが、若い運動部員が安全に安心してスポーツをしていただければ、といつも思っています。
岡村へ訪問診療 2009-8-27
所属しています磯子歯科医師会からの依頼で、ゆずの出身校・岡村中学校そばのお宅まで訪問歯科診療を行って来ました。患者さんは、93歳女性。現在ご使用中の上下総入れ歯の修理や改造では、入れ歯が合わなく噛めないという問題解決が不可能と判断し、新しく作ることになりました。○さんは、「わー、ドキドキしてきたー」と胸をおさえます。「大丈夫ですよ、痛いことなどしませんから、今日は歯型をとるだけです」。上手く型取りできました、義歯ができるのを楽しみに、そして○さん長生きしてほしいです。
8月14日毎日新聞朝刊 歯周病・糖尿病とは相互関係 2009-8-14
8月14日毎日新聞朝刊のくらしナビ(健康)Healthに、歯周病と糖尿病、歯周病といろいろな生活習慣病との関係について書かれていましたので、紹介させていただきます。
歯周病はいろいろな生活習慣病に関係していることが分かってきました。
◇糖尿病とは相互関係 歯磨き、定期検診で予防
◇心臓・循環器疾患や早産・低体重児出産にも影響
東京都葛飾区の主婦(60)は、治療を続けていた糖尿病が急激に悪化したため、主治医から日本大歯科病院(東京都千代田区)を紹介された。歯ぐきが真っ赤で歯がぐらぐらしており、歯周病との関係を指摘されたからだ。
同病院で歯周病の治療を受けた結果、過去1〜2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の値が大幅に改善された。この主婦は「歯周病と糖尿病は相互に関係していると説明を受けたが、なるほどなあと思った」と話す。 歯周病は虫歯と並ぶ「歯科の二大疾患」で、歯や歯と歯ぐきの間に存在する細菌による感染症だ。プラークと呼ばれる細菌の固まりが歯肉に炎症を起こし、腫れたり出血したりして、重症化すれば最終的に歯が抜け落ちる。
同大歯学部の伊藤公一教授(特定非営利活動法人・日本歯周病学会理事長)によると、歯周病患者は糖尿病になりやすく、逆に糖尿病患者はそうでない人に比べて2倍以上の確率で歯周病にかかりやすい「相互関係」があるという。最近は、「網膜症」「腎症」「神経障害」などに続く糖尿病の6番目の合併症といわれるようになってきた。「糖尿病の状態が改善されない人は、ぜひ口腔(こうくう)内をチェックし、歯周病治療を受けてほしい」と話す。
◇ ◇ ◇
東京医科歯科大の和泉雄一教授(歯周病学)は東京都内で開かれた「生活習慣病の黒幕−それは歯周病!」(財団法人・東京顕微鏡院主催)と題した講演で、糖尿病以外にも感染性心内膜炎▽心臓・循環器疾患▽早産・低体重児出産▽細菌性肺炎−−など、歯周病が全身の病気に影響している現実を報告した。
例えば歯周病の原因細菌やその破片が歯ぐきの傷口から血中に入り込むことなどで、血管に血栓がつくられ、心筋梗塞(こうそく)や狭心症などを引き起こす一因になっているという。
伊藤教授は「中〜重度の歯周病患者では、炎症を起こしている(歯と歯肉の間の溝を指す)歯周ポケットの表面積は、手のひらの面積に相当する55〜72平方センチにもなる。口の中にそれだけの(細菌や毒素の)入り口があるようなものだ」と説明する。歯周病の予防や治療は全身の健康や、妊娠・出産を通じて子孫の健康にも関係していると認識することが大切だという。
◇ ◇ ◇
歯周病の予防には、なんといっても毎日の歯磨きが欠かせない。東京都歯科衛生士会(文京区)によると、きちんと手入れするには歯ブラシ1本だけではなく、歯間ブラシやデンタルフロス(糸)で歯と歯の間の汚れを落としたり、奥歯を清掃しやすい部分みがき用のワンタフトブラシも使い、丁寧にケアをする必要がある。歯ブラシは「毛先が平面で3列に並んでいるのが使いやすい」という。
歯磨き粉を用いて磨くとさわやかな気分になるが、ブラシをきちんと当てないと汚れは落ちないので注意が必要だ。歯ブラシの柄をペンのように持ち、力を入れすぎないように歯に対して直角に当てる。力任せに磨くより、細かく振動させる方が汚れは落ちる。奥歯は磨きにくいが、手鏡を使って歯ブラシが届いているか確認しよう。
1カ所につき「数字でゆっくり10数えるくらいしっかり磨いてほしい」という。そして定期的にかかりつけの歯科医で口腔内をチェックしてもらい、歯磨きのアドバイスを受けたり歯石を除去してもらうことも大切だ。【江口一】
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■歯周病チェック(和泉教授の講演資料から)
□歯ぐきがむずむずしてかゆい□歯ぐきが浮いた感じがして腫れぼったい
□冷たいものがしみる
□歯を磨くと歯ぐきから出血する
□朝起きたとき口の中がネバネバして不快である
□歯ぐきを押すと血やうみが出る
□口臭を指摘された(自分で口臭があると感じる)
□歯ぐきの色が赤黒い、歯ぐきが腫れている
□歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい
□☆歯を押すとぐらぐらする
□☆歯ぐきが下がり、歯が長くなった感じがする
□☆このごろ、歯並びが変わったような気がする
●判定
0〜2個 健康3〜4個 歯周病の可能性あり
5個以上 歯周病
選んだ中に☆の三つが該当 重度の歯周病
毎日jpより引用
http://mainichi.jp/life/health/news/20090814ddm013100092000c.html
神奈川県歯科医師会野球大会 2009-8-6
相模原市横山講演野球場で開催されてる、神奈川県歯科医師会野球大会の救護に神奈川県歯科医師赤十字奉仕団団員として、AED持参で行ってきました。野球大会は毎年行われていて、選手はみな開業歯科医師です。この日は準々決勝4試合が行われました。私の担当は、第3試合 秦野伊勢原ヤンガーズ 対 厚木ウォーリアーズ、第4試合 緑・青葉グリーンパワーズ 対 横須賀フェニックス。厚木と横須賀が勝利し8月20日の準決勝へ。この日は、暑くて蒸していて、選手皆さん大変だったと思います。2試合ともケガもなく、AEDの出番もなく、ホッとしました。
楽しんで野球をしている皆さんの勇姿を見て、港南・磯子野球チームに入部して、来年出場してみたいな、と思いました。
横浜市重症心身障害児者・歯科巡回訪問 2009-07-30
横浜市南部児童相談所が毎年行っています、重症心身障害児者(重心)・歯科巡回訪問に同行してきました。助言者は、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会の天田 力 歯科医師と、カリスマ歯科衛生士 山本 静 さん。この日の訪問は、1歳1ヶ月から3歳10ヶ月の重心のお子様、5件。天田先生の適切な助言、山本さんの口腔ケアを間近で1日中見ることができ、大変勉強になりました。
日本口腔内装置研究会学術大会 2009-7-19
現在、わたしのいびき治療は、口腔内装置を作ることばかりでしたが、これからは、どこの部分の閉塞性なのか、医科から送られてくる検査結果の読み方、自分の製作した装置の評価が自分でできるよう、などクリアしなくてはいけないことがたくさんあることが分かりました。また、CPAPの大変さを、実際体験してみて良く分かりました。ちなみに掃除機そっくりのCPAPは、開発したサリバン先生が、日本の掃除機を見てひらめき、作ったそうです。研修会後、講師を囲み写真を撮りました。講師小谷先生以外は、みな日本大学歯学部の同級生(左から高橋君、布川君、小谷先生、私、宮崎君、山田君)、みんな勉強家です。みんなに負けないよう、がんばらなければ。
4年生実習修了 2009-7-16
日本大学歯学部4年生、奥歯を1本失っている患者さん(マネキン)に、その両側の歯を削って、かぶせもので橋渡しに治していくブリッジの実習(計14回)が、ケガや、火傷などのアクシデントもなく、無事修了しました。ブリッジを患者さんに、ミクロの精度で装着していくことが、どんなにシビアで大変なことか、理解してもらえたのではと思います。
実習後、反省会、ご苦労様会がありました。これほどまでに、学生達のことを考えて、学内の先生そして兼任講師が色々と話し合っている講座は、ないのではないだろうか、といつも思ってしまいます。
超らくスロージョギング 2009-7-15
6月10日放映された、NHKためしてガッテンで、「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」 で、福岡大学 スポーツ科学部教授 田中 宏暁 先生が出演されました。1週間に5日を目標に、田中先生に教わった麦踏み走法、超らくスロージョギングを開始しました。家の近くを、深夜走っているのですが、どの位の距離、どの位の速度で走っているのか知りたくなりました。ウィンドサーフィン(最近海に入っていません)、自転車で使っているハンディーGPSで計測してみました。左上の MAX SPEED は、誤作動だと思いますが、平均走向速度は、時速5㎞/h、走向距離は3.43㎞、走向時間は41分22秒でした。「走り始めは、できるだけゆっくり。早歩き位の速度で。」、田中先生に教えて頂いたとおりに、できているように思えます。超らくスロージョギングのおかげで、最近体調が良いように思います。
4年生実習班飲み会 2009-7-9
実習終了後、学生達が準備してくれた班飲み会に、行田先生、齋藤先生と一緒に参加してきました。1次会は、幹事役Yさんの所属する水泳部がよく行くお好み焼き屋さん。Yさんが手慣れた手つきで作ってくれた、もんじゃ(53歳で初もんじゃ)とお好み焼き、大変おいしかったです。学生達から色々な話しを聴けて、もっと早く班飲み会ができていれば、と思いました。2次会は、居酒屋さん。行田先生は、1次会でのハイピッチのためダウン。行田先生抜きで、記念写真を撮りました。
歯科医師数過剰で、ワーキングプアと言われる歯科。4年生が卒業する頃は、今よりもっと大変かも知れません。実習で学生達に出会えたのも、何かの縁。これからも、みんなをサポートして行ければと思います。
五十嵐教授のお墓参り 2009-7-9
恩師五十嵐教授がお亡くなりになられて、早いもので2年が経ちます。日本大学歯学部4年生の実習を担当している兼任講師、田中先生、清水先生、行田先生、私と4人で、葉山一色にある五十嵐教授のお墓にお参りをしてきました。「実習も残すところあと2回。五十嵐教授に教わったことを、できる限り学生達の前でデモンストレーションし、教えてきました。昨年に引き続き、今年も学生達から“先生!、班飲みしましょう”と誘われました。本日、行田先生、大学院の齋藤先生と、楽しんできます。」とお伝えしました。
第20回・日本スポーツ歯科医学会 2009-7-4
目で見る 日本と西洋の歯に関する歴史 出版記念
2009-7-2
実習修了後、目で見る 日本と西洋の歯に関する歴史 出版記念会に出席してきました。この本を書かれた 羽坂 勇司 先生(大野 粛英 先生と共著)は、大正10年生まれとは思えない、お若くて、お元気で、大変勉強熱心な先生です。以前、磯子歯科医師会の会長もされ、まだ若かった私を大変可愛がってくれました。青山学院大学理事長になられ、磯子区洋光台の診療所を閉院、沢山の先生の患者さんを、私に紹介していただきました。
このような本は、もう2度と世の中に現れないであろうと思うほど、素晴らしい内容で、大変勉強になります。
本文(P.71)より
歯磨き粉の元祖は1625年(寛永2年)、丁字屋喜左衛門が、朝鮮から日本に来ていた人に教えてもらい作ったものが始まりと言われている。丁字屋の歯磨き粉は、「大明香薬砂」、「丁字屋の歯磨」という商品名で売られていた。
いなせな江戸っ子は、歯が真っ白でなければ一人前でないと言われた。歯磨き粉を使って、歯の表面が削れるほど房楊枝でみがき、歯磨き粉を使うか使わないかで江戸っ子か、田舎者かを区別できたという。江戸っ子の粋な男性の歯を白くしたいという“清潔症候群”ぶりも、女性にもてたいという一心だった。
江戸時代より歯のホワイトニングを、江戸っ子男が意識していたのには、ビックリしました。
4年生の実習(12回目)鋳込み(鋳造) 2009-7-2
4年生の実習も、早いものであと3回です。今日は、かぶせものの製作最終段階、金属の鋳込みでした。700度以上の電気炉で、耐火石膏に埋没されたWAX(ろうそくのろうのようなもの・かぶせものの原型)を完全に焼却します。そして、焼却されたスペースに、鋳込む器械(遠心鋳造器)で、ブローパイプという高温のガス火炎発生器で溶融した金属を鋳込んでいきます。
写真は、電気炉内を撮影したもの。我が班の学内インストラクター齋藤先生が、2時間以上もこの熱中環境で、学生さんのために真っ赤な顔をしながら頑張ってくれました。おかげで、我が班は全員成功しました。こんな過酷な熱中での仕事、男の先生が全てやってくれれば良いのにと思ってしまいました。齋藤先生、ご苦労様でした。
羽田歯科医院新携帯サイト 2009-6-29
私が所属しています歯科医院経営マーケティング協会・Doingで、羽田歯科医院の携帯サイトを作っていただきました。歯周病、ホワイトニング、審美歯科のQ&Aなどもありますので、是非こちらのサイトも見てみてください。よろしくお願いします。
http://www.dental-navi.mobi/hada-dental/
母子保健教室(海老名) 2009-6-25
最初に、お母様方のお口の中にムシ歯菌がどの位いるか、唾液検査・RDテストを行いました。歯が生え始めたお子様に、お母様のムシ歯菌が感染しないよう。そして、お子様の健康のために、お母様が自分のお口の衛生状態に日々気を遣い、良好な状態を保つことを理解していただきました。
講義は、磯子区洋光台で開業されています渡辺 茂 先生がお話しされました。最初に、タイ北東部に生息するカニクイザルは、女性の肩に乗って髪を抜き、それを両手で持ってまるでフロスのように使い、歯にはさまったものを取りのぞく(歯みがき)行動が確認された(2009年3月31日毎日新聞)お話しをされました。またそのやり方を子ザルがじっと見て、覚えようとしている写真が出てきて、さらにビックリしました。続いて、スプーンの使い方、口腔機能を高め活性化させるためにも大切な歯みがき、キシリトール、フッ素について、何も食べない時間(1時間30分以上の唾液時間)が必要なことなど、お話しされました。
神奈川県歯科医師赤十字奉仕団AED研修会
2009-6-21
LEDライト付き拡大鏡 2009-6-18
ためしてガッテン
「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
2009-6-10
6月10日放映された、ためしてガッテンに、気まぐれ日記2007https://www.hada-dental.jp/article/13179303.htmlで紹介させていただきました、福岡大学 スポーツ科学部教授 田中 宏暁 先生が出演されました。生活習慣病予防に、運動不足に、ダイエットに、大変ためになると思います。番組最後では、田中先生が実際に走りながら、走り方を説明しています。再放送がありますので、ぜひご覧になって下さい。
2009年6月10日放送
ジョギングは「キツイ」「続かない」
と思っている人がほとんど。ところが、ラク〜に走れちゃうのに、
血糖、血圧、尿酸値などの数値を下げ
生活習慣病改善効果が絶大!しかも、脳までイキイキさせちゃうと言う
不思議な走り方があったんです。
そのコツは「ある筋肉」を使わないこと!この走り方をマスターすれば、
いつの間にかフルマラソンまで完走できちゃう!そんなウソのようなホントの話をご紹介します。
詳しくはこちら、
http://www9.nhk.or.jp/gatten/pdf/program/P20090610.pdf
再放送
- 総合 6月16日(火)午後4時05分〜4時50分
「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」[再放送]
- BS2 6月18日(木)午前8時15分〜9時00分
「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」[再放送]
NHKためしてガッテンHPより引用
http://www9.nhk.or.jp/gatten/
横浜市歯の衛生週間フェスティバル 2009-6-7
みなとみらい21/クイーンズスクエア横浜 1F クイーンズサークルで開催されました、横浜市歯の衛生週間フェスティバル「いい歯、いい息、口からつくろう体の健康」に、横浜市歯科医師会・公衆衛生委員会委員として参加してきました。
フロアイベントとして、*歯科相談・口臭測定*口腔外科関連相談*タバコの害と健康コーナー*ブラッシング指導*写真パネル展示が。
ステージイベントとして、*ジャグリングショー*オーラルケアクイズ*サンスター版オーラルケア劇「ミッフィーとうたおう」が行われました。
私は、12時から2時まで歯科相談を担当しました。お子様連れの家族が多く、「子供の永久歯がなかなか生えてこないけど大丈夫かしら?」、「3歳ですが、反対咬合なので矯正をした方が良いですか?」「現在むし歯は、ありませんか?」など、子供さんの歯を心配した相談が多かったです。
この日の入場者は、3,000人。歯科相談等を受けた方は約450人と、大盛況でした。会場は暑くて、暑くて、汗びっしょりで、大変でしたが、「ぜひ、来年も開催してください。」と書かれたアンケートを見て、元気が湧いてきて、頑張れました。2時間とぎれることなく、ずーっと話していたため、次の日・月曜日は、声がかすれてしまいました。
歯石の付いた入れ歯 2009-6-5
大正7年生まれ、91歳上下総入れ歯の女性の患者さんが、入れ歯があたって痛いと1年ぶりに来院されました。ちょうど1年前、下の総入れ歯だけを製作し、2回だけ調整し、その後来院されませんでした。生活保護医療扶助を受けていらっしゃる患者さんで、こちらから、それ以上来てくださいとも言えませんでした。
今日、診療室に入ってくる姿勢、足取りを見て、昨年より数段元気になられていることが直ぐに分かりました。「いかがですか?」とお聴きすると、「下の入れ歯の前歯があたって痛い。」との答えが返って来ました。前歯?(前歯があたって痛いということは大変まれなので)と思って、お口の中を診てみました。確かに歯ぐきが少し赤くなっています。入れ歯の内面を見て、原因が分かりました。入れ歯に付着した、歯石が原因でした。「○○さん、痛みの原因が分かりました。入れ歯に付いてしまった歯石のせいです。今、その歯石を取りますので、少し待っててください。」
入れ歯が傷つかないよう、注意深く歯石を取っていると「良かったなー京太郎、歯石が付くぐらい使ってもらって。良いのか?写真撮らなくて?」と師匠・故五十嵐教授の声が聞こえてきました。だいぶ歯石を取った後でしたが、直ぐに写真を撮りました。
私は、介護を受けるようになる前に、しっかりと歯の治療をして、歯が無いところは、しっかりと噛める入れ歯を入れることが非常に大切で、その後健康で暮らせるかどうかの分岐点だといつも思っています。お口から噛んで、食べられて、栄養がとれて、が健康に一番大切なことだと思います。
神奈川県保険医協会「5月度歯科臨床研究会」
2009-5-28
4年生の実習終了後、神奈川県保険医協会主催の5月度歯科臨床研究会に参加してきました。テーマは、「ファイバーポスト併用レジン支台築造の優位性」。講師は鶴見大学歯学部補綴学教室第2講座准教授 中村 善治 先生。
支台築造とは、神経をとった歯を補強する土台のことです。私が学生時代に習った土台と、現在大学で教育しているものとがまるで違うことが、他大学の中村先生のお話で再確認できました。土台は、金属を使用するのが一般的で、保険診療で多く使われます。金属を使用しますとクサビ効果で、歯の根が破折することが希にあります。ファイバーポスト(保険適用外です)が歯の根の破折から歯を守る救世主と成りうることが、中村先生のお話で良く理解できました。
ファイバーポストとは、グラスファイバーの繊維を何十にも束ねたガラス繊維強化型樹脂です。
快適義歯BPSクリニカル認定研修会 2009-5-23,24
4年生実習6回目・テンポラリークラウン評価
2009-5-21
昨年とまるで同じ行動をとっていて、今日も、人間ドックのバリウム検査でひっかかり、午前は胃カメラの再検査。
午後からは、4年生の実習6回目、テンポラリークラウン・ブリッジ(ブリッジの仮歯)の評価でした。今年度からは、班のインストラクターがA〜Eで評価します。私は、評価(採点)は、あまり好きではありませんが、そうも言ってられません。患者さんのお口の中に入る制作物ですから、最低限ここだけは守って、しっかりと製作してください、と伝えているのですが、できていない学生が何人かいました。そんな中、学生Wさんのテンポラリークラウン・ブリッジは、大変良くできていて、最高点Aの評価をつけました。正直、私より上手です。他班のインストラクター、学生が何人も見に来るほど素晴らしかったです。
スマートデンチャー説明会 2009-5-20
診療後、午後7時から磯子区民文化センター杉田劇場(らびすた新杉田4F)会議室で開催された、和田精密歯研株式会社主催のノンクラスプデンチャー「スマートデンチャー」説明会に参加してきました。新杉田はお隣の駅なのに、らびすた新杉田に入るのは、今回はじめて。人が多くて、大変にぎあっていて、磯子駅より全然活気があるなと思いました。
ノンクラスプデンチャーとは、従来の部分入れ歯と違い金属のバネがなく、口を大きく開けても入れ歯だと分かりにくく、口元を気にしなくてすみます。また、金属のバネより歯への負担が少なく、入れ歯自体が薄くて軽い仕上がりなので、口の中がスッキリ感じられます。
ノンクラスプデンチャーは、素材により①ナイロン、ポリアミド系(商品名・バルプラスト、フレキシサイト、ルシトーンFRS)②ポリカーボネート樹脂系(ジェットカーボ)の2つに分けられます。和田精密歯研株式会社のノンクラスプデンチャー「スマートデンチャー」は、ポリカーボネート樹脂系に入りますが、今まで院内での修理や、入れ歯の歯を足す事ができなかった事、表面の研磨がしづらかった事、を可能にした優れた入れ歯ということが、良く分かりました。
訪問歯科診療研修会 2009-5-17
歯科材料でお世話になっている、ケーオーデンタル主催の訪問歯科診療研修会に、4月下旬より勤務してくれています、歯科衛生士の村上と参加してきました。最近の研修会は、午後半日が多いですが、今日は朝から夕方まで、1日フルの研修会でした。演題は、「歯科訪問診療の実際−21年間の経験をお話します−」。演者は、私の日大歯学部の同級生、さいたま市でご開業の 瀬川 正臣 先生。この研修会は2年ほど前から参加したくてしょうがなかったのですが、いつもバッティングしてて、念願かなってやっと参加できました。
講演内容は
- 診療内容
- 独居老人などの訪問先の実態
- 機器・機材の揃え方
- 衛生士・歯科助手との携わり方と単独での訪問は可能か
- 訪問先の本人・家族との会話
- 保険請求方法
- 地域へ周知させる方法(宣伝方法)
- 地域歯科医師会との関わり方と問題点
- 法規制
出しおしみしない、そして全てさらけ出す、瀬川君の生真面目さが伝わる、素晴らしい研修会で、本当にためになりました。瀬川君から、昼休みの時に「講演で悪かったところ、後で教えて。」と頼まれ、感想を話すと全てメモしていました。本当に真面目で、良い同級生だとつくづく感じました。
今度の土・日も、同級生、BPS講師 布川君の講習会。楽しみです。
第4回関東医科歯科リーグオールスター戦 2009-5-6
関東医科歯科リーグオールスター戦Aブロック顔合わせ 2009-4-29
関東学生アメリカンフットボール連盟主催の第4回関東医科歯科リーグオールスター戦が今年もゴールデンウィーク最終日、5月6日に調布のアミノバイタルフィールドで開催されます。
Aブロック出場選手、マネージャー及び学生スタッフの顔合わせが日本大学松戸歯学部の講堂で開催され、参加してきました。Aブロックは帝京大、昭和大、北里大、鶴見大、東京大、日大松戸歯、医科歯科大、東京医科大、獨協医科大、日大歯の10校。各校選手の自己紹介の後、日本大学医学部監督の常田先生から、オールスター当日の注意事項をお話しいただきました。Aブロック主将には東京大学医学部6年生O君が選ばれ、その後オフェンスとディフェンスに分かれ、約3時間熱のこもったミーティングが行われました。
DRUMLINE LIVE 2009-4-23
4年生の実習終了後、東京国際フォーラム・ホールAで開催されています、『DRUMLIN LIVE』を観てきました。忘れもしない1977年12月11日、私が大学4年生の時、後楽園球場で第1回ミラージュボウル(全米カレッジ・アメフト公式戦)が開催されました。その時のカードはグランブリング州立大VSテンプル大。なんと、無料入場券を頂き、NCAAディビジョンⅠの公式戦を生で観ることができました。試合は点の取り合いで、グランブリング州立大のQBダグ・ウィリアムスの活躍が今でも記憶に残っています。試合も凄かったのですが、もっとビックリしたのは、ハーフタイムショーのグランブリング州立大学タイガーマーチングバンドでした。独特なステップを踏みながらの演奏と、マーチングドリル。その時から、マーチングバンドが大好きになりました。今日観た『DRUMLIN LIVE』も凄かったです。大きな大きなホールA、最後は老若男女問わず、観客全員スタンディング、楽しかったです。26日まで開催していますので、SOLD OUT かも知れませんが、是非、お薦めです。
第4回関東医科歯科リーグオールスター戦実行委員会 2009-4-18
関東学生アメリカンフットボール連盟主催の第4回関東医科歯科リーグオールスター戦が今年もゴールデンウィーク最終日、5月6日に調布のアミノバイタルフィールドで開催されます。大田区の東邦大学医学部で開催された4回目のオールスター戦実行委員会に参加してきました。
我が日本大学歯学部からは、他校より推薦の6名、監督推薦の新2年生1名、合計7名の出場できることになりました。日大歯は、Aブロックで4月29日(祝・水曜日)に全員の顔合わせ、5月2日(土曜日)にA・B合同の富士通さんのクリニック、5月3日(日)、4日(月)に練習が決定しました。顔合わせ、練習は、共に日本大学松戸歯学部グラウンド。今回、日大松戸歯と日大歯がAブロックの世話校なので、29日と4日は、がんばって松戸まで行ってきます。
Doing研修会「どんな仕事も楽しむ講習会」2009-4-12
歯科医院経営マーケティング協会・Doing主催「どんな仕事も楽しむ」研修会に参加してきました。講師は、株式会社アントレプレナーセンター代表取締役 福島 正伸 社長。
いかなる環境・条件の中においても、自らの能力と可能性を最大限に発揮して、道を切り開いていこうとする姿勢・自立型姿勢。すべての出来事は、前向きに考えればチャンスとなり、後ろ向きに考えればピンチとなる、問題が起きたことが問題なのではなく、どう考えたが本当の問題である・プラス受信。マイナス思考で、どちらかというと依存型姿勢の私、この2つがとても大切で、仕事を楽しむことができると思いました。
福島 正伸 社長のブログとメルマガ
- ブログ 「福島正伸の夢しか実現しない」http://blog.goo.ne.jp/mentor1100/
- メルマガ「夢を実現する今日の一言」http://blog.mag2.com/m/log/0000233971/
4年生実習1回目 2009-4-9
本日より「ブリッジによる補綴治療の実際」、4年生の実習がスタートしました。私の班の学生は、今年9名、うち女子が6名。担当スタッフは、昨年同様、
と大学院3年生の齋藤先生。計14回の実習、がんばって指導していきます。
故五十嵐教授にご報告 2009-3-22
日本大学歯学部アメリカンフットボール部創部以来、30年顧問をしてくださった恩師・故五十嵐教授のお墓に、妻とお参りしてきました。「歯学体で優勝できたこと。歯学体で大きなケガがなかったこと。プレーヤー、マネージャー、アメフト部員みんなが勉学、そしてクラブ活動に頑張っていること。」を報告しました。
第4回関東医科歯科リーグオールスター戦実行委員会 2009-3-20
関東学生アメリカンフットボール連盟主催の第4回関東医科歯科リーグオールスター戦が今年もゴールデンウィーク最終日、5月6日に調布のアミノバイタルフィールドで開催されます。大田区の東邦大学医学部で開催された3回目のオールスター戦実行委員会に参加してきました。
今回の参加は、19校です。Aブロック選抜チームは、帝京大、昭和大、北里大、鶴見大、東京大、日大松戸歯、医科歯科大、東京医科大、獨協医科大、日大歯。Bブロック選抜チームは慈恵会、聖マリアンナ、松本歯大、東海大、日大医、慶応大、神歯大、埼玉医、東邦大です。2回目の委員会では、Aブロックの選抜選手が決まってなかったのですが、本日決定しました。昨年3名だった我が日本大学歯学部からは、目標の5名以上のプレーヤーが他校より推薦され出場できることになりました。良かった、良かった。
横須賀市歯科医師会研修会 2009-3-18
診療後、横須賀市歯科医師会研修会に参加してきました。演題は、『リテーナー義歯—超高齢社会に対応する新しい補綴装置の臨床—』、講師は、鶴見大学歯学部 阿部 實 准教授。補綴装置とは、入れ歯やブリッジのことです。阿部先生は、最初に時代背景と発想の転換、歯科の病気の見方を変えることが必要とお話しされました。ムシ歯や歯周病は「歯垢病」、すなわち歯垢の中のムシ歯菌が出す酸によりムシ歯ができ、歯垢の中の歯周病菌が出す毒素により歯を支える骨が溶けて行きます。その結果、歯が失われ噛み合わせも悪くなり、「咬合崩壊病」へと移行して行きます。今までは、歯が失われた部分だけを考え「欠損補綴(入れ歯やブリッジ)」をしてきましたが、これからは歯と咬合を守る「咬合の補綴」、という考えに変えて行く必要がある。リテーナー義歯は、この考えに合致した咬合保持装置で、マウスガードを製作するバキュームフォーマーで製作していきます。
私は以前、日本大学歯学部・補綴学教室に在籍していました。もしその時聴いていたら多分、阿部先生に大変失礼ですが、「こんな方法(入れ歯)は邪道だ。」と思ったことでしょう。でも時代が変わり、超高齢化社会の現在では、「この方法もありで、この方法を望む患者さんもおられるだろう。」と思いました。他支部からの参加なのに質問までさせて頂き、私の臨床にとって、大変有意義な研修会でした。
第41回歯学体 All Dental 速報その2 2009-3-17
日本大学歯学部アメリカンフットボール部、歯学体第2戦・準決勝、奥羽大学に25対0で完封勝利しました。良く頑張りました、おめでとう!。19日(木曜日)、神奈川歯科大学と優勝決定戦。19日、応援に行きます。
○本日の結果
日本大学歯学部 対 奥羽大学 25 − 0
神奈川歯科大学 対 日本大学松戸歯学部 7 − 6
中区歯科医師会研修会 2009-3-13
第5回神奈川県歯科医師会スポーツ歯学フォーラム 2009-3-8
午後からは、マウスガード実技講習会。参加資格は地域歯科医師会からの推薦が必要で、オブザーバーを含め約30名の参加でした。座学講師は、今回私が担当しました。私が担当するということで、15年前横浜市歯科医師会学術委員だったときの担当理事・西区の中島先生、現在横浜市歯科医師会医療連携特別委員会で一緒に頑張っている理事・瀬谷区の綱島先生、日大歯学部スキー部の後輩・相模原の山本先生、アメフトの後輩・藤沢の渡辺先生がわざわざ参加してくれました。勉強熱心で、神奈川歯科大学ラグビー部OBの綱島先生は、ご自分のブログで私のことを書いてくれました。とても嬉しかったです。それなのに、あまりうまくお話しすることができませんでした。そして40分の予定が50分以上になってしまい、皆さんに迷惑をかけてしまいました。今回の実技講師は、技工士の村松さん。大変上手にご指導され、参加者は各自持参された自分の歯型で、熱心にマウスガードを製作されていました。
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療担当者研修会・第7日 2009-3-5
神奈川県歯科医師会主催平成20年度神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療担当者研修会・第7日目、昭和大学歯学部口腔リハビリテーション科を見学してきました。
最初に見学させていただいたのは、先天性仮性球麻痺の0歳児のお子様・ご両親と、口腔衛生学教室 弘中 祥司 准教授が医療面接されている場面でした。1歳(4月がお誕生日)にもなっていないのに鼻から管を入れる経鼻経管栄養を行っていて(かわいそうです)、母乳、離乳食などをお口に入れようとする、そして飲み込もうとする反応が一切ないのです。おしゃぶりタイプのシリコーン製歯がためを口に近づけ、興味を持たせ。お口に入れられるようになったら、少しジュース付けて、味に興味を持たせるように、実際にやりながらご両親に指導していました。お母様は、少しお疲れのご様子、がんばってほしいです。
お二人目は、中咽頭腫瘍で放射線治療などが原因で、嚥下障害の疑いがある患者さんでした。嚥下造影検査(VF)による嚥下障害の検査を見学しました。とろみのある試験食では無かったのですが、液体のバリウムでは誤嚥が確認できました。スクリーン上で見るのと、現場で見るのは大違い、大変ためになりました。
その後、患者さん、そして先生方のお邪魔にならないよう、約3時間30分見学させていただきました。これで、7日間の研修全てが終了しました。ホッとしました。
平成20年度第1回寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会 2009-2-26
横浜市歯科医師会主催、平成20年度第1回寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会に参加してきました。講義は「摂食・嚥下リハビリテーションの診断−開業医でできること、専門医でできること−」、講師は昭和大学歯学部口腔リハビリテーション科 高橋 浩二 教授。
高齢者の肺炎の最大の発症原因は、“ 誤嚥 ”です。要介護高齢者の施設においては、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患などを上回り、肺炎が死因の第一位になっています。
研修会で高橋先生は、摂食・嚥下障害の診断法として、
Ⅰ. 口腔リハビリテーション科で行っている専門機器を用いた検査法
(1)超音波検査(2)舌圧測定(3)口唇圧測定(4)筋電図検査(5)ディアドコ検査
(6)嚥下造影検査(7)嚥下内視鏡検査
Ⅱ. 歯科医院でできる嚥下障害のスクリーニング法
(1)医療面接(2)視診、触診(3)喉頭挙上度検査(4)反復唾液嚥下テスト
(5)発声、呼息音検査(6)呼吸力検査(7)氷破片嚥下検査(8)水飲み検査
(9)フードテスト(10)改訂水のみ検査
Ⅲ. 歯科医院でできる摂食中の嚥下障害のスクリーニング法
頸部聴診法
について詳しく説明され、頸部聴診法では受講者全員が聴診器を使用して実習を行いました。3月5日は、昭和大学歯学部口腔リハビリテーション科の見学なので、楽しみにしていましたが、高橋教授は学会でアメリカに行かれているそうで、少し残念です。
第41回 歯学体アメリカンフットボール部門対戦表 2009-2-26
第41回 歯学体アメリカンフットボール部門は、平成21年3月15日(日)〜19日(木)まで、東京調布市、味の素スタジアム・アミノバイタルフィールドで開催されます。その対戦表を入手しました。初戦は昨年の第40回大会準決勝で敗れた、医科歯科リーグ1部の松本歯科大学。必ず応援に行くので、日本大学歯学部、ぜひ頑張ってほしい。
歯学体(通称:デンタル、オールデンタル)とは、全日本歯科学生総合体育大会のことで、全ての歯科大学が参加するスポーツの祭典です。各体育会クラブは、この歯学体を目標に練習を頑張ります。競技のほとんどは8月に行なわれますが、冬期部門のラグビーは12月、スキーとアメフトは3月に行なわれます。順位によって各校にポイントが与えられ、総合ポイントによって優勝校・準優勝校などが決まります。歯科大学同士の交流の意味も兼ねており、主管は毎年違う大学が順番で受け持ち、今年は明海大学です。
マウスガード装着のため日大歯学部へ 2009-2-26
神奈川区歯科医師会研修会 2009-2-18
診療後、午後7時から神奈川県歯科医師会会館で開催された、神奈川区歯科医師会研修会に参加してきました。神奈川県歯科医師会会員なら、違う区(他支部)の歯科医師会研修会にも参加できるのです。演題は、『もう一歩奥へ—咀嚼から摂食・嚥下に—』、講師は済生会富山病院 歯科部長 河合 宏一 先生と、嚥下認定看護師 高田 和可子 さん。河合先生は、「我が輩は猫である」でなく「我が輩は舌である」と、舌になりきって舌のでき方(発生学・解剖学)、機能等について面白可笑しく講演されました。高田看護師は、摂食・嚥下障害の原因、診断法、訓練法について、分かりやすく講演されました。神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療担当者研修会で勉強したことを、復習することができ、大変有意義な研修会でした。
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会・5日目
2009-2-15
最初は演習2の①「社会福祉士による介護の実践」、講師はワタミの介護株式会社ホーム運営部長 飯田 博之さんと社会福祉士さん2名。ベットから車椅子、車椅子からベットへの移乗の基礎を、参加者の実習付きで教えていただきました。私も車椅子からベットへの移乗を声かけをしながら実習させていただきましたが、なかなか大変で、上手くできませんでした。でも実際に体験して良かったです、コツは分かったような気がします。
演習2の②「書類の作成、整理方法」、講師は神奈川県歯科医師会常務理事 鴨志田 義功先生。健康保険制度と介護保険制度について。介護保険利用者等に対する指導または助言、ケアマネージャーに対する情報提供等について教えていただきました。
演習2の③「訪問歯科診療に用いる機械器具・消耗品の使い方」、講師は日本歯科器械工業協同組合 技術顧問兼事務局次長 宮田 文隆 さん。この講習会の支援業者と器械器具の紹介。続いて展示会場の501・502研修室に参加者が移動して、各業者の説明を受けました。
午後からは講演3「高齢者の身体的特性、急患患者さんへの対応」、講師は鶴見大学歯学部 高齢者歯科学講座 森戸 光彦 教授。在宅医療とは、患者さんができるだけ長く自宅で過ごせるように、医師が行う医学的管理とそれに付随する医療提供者の専門的ケアと定義づけられています。歯科は今まで、疾病の治癒を唯一の目標としていたが、これからは患者さんの生活にまで入っていかないといけない、とお話しされました。
特別講演2「これからの保険・福祉・介護について」、講師は神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部社会福祉学科 太田 貞司 教授。地域の様々な資源(地域の医療・介護・福祉に関わる病院、診療所、施設等、それに関わる人達)を統合した包括的なケアが必要で、医療サービスと介護サービスが適切に組み合わせて提供されると、ターミナルケアが必要な状態に至るまで、高齢者の在宅生活を継続的に支えることが可能になると、お話しされました。
特別講演3「在宅歯科医療について」、講師は厚生労働省医政局歯科保健課 歯科保健医療調整官 福泉 隆貴 先生。福泉先生のお話をお聴きするのは2回目。在宅歯科医療と介護保険制度の現状と課題をお話しされました。
全体討議と参加者ひとりひとりへの終了証授与、最後に感想文提出の宿題を頂き、5日間の研修会が無事終了しました。大変ためになる研修会でした。
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会・4日目
2009-2-14
演題に沿っていない研修会 2009-2-12
ある研修会に参加してきました。演題は「○○と△△について」。演者のお名前は、辛口のコメントになってしまうので書きません。○○のことを聴きに参加したのに、○○のことは、最後の5分間だけ。演題のことをお話しされない講師は、どんなにお偉い先生でも、本当に困ります。演題を見て、これを勉強しよう!と時間を割いて来ている聴講者に、大変失礼だと思いました。
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会・3日目施設見学 2009-1-29
神奈川県歯科医師会で開催された、歯の健康力推進歯科医師等養成講習会・3日目施設見学してきました。磯子区内にあります特別養護老人ホーム・中原苑を生活相談員の村上氏の案内で、午後2時から施設見学をさせていただきました。中原苑は、平成元年に建築され20年も経過していますが、職員の方のご努力で整理整頓が完璧にされており、とてもきれいな施設だなと感じました。10:00〜16:00までディサービスでお風呂、食事、短期入所も受け付けており、104名が利用できるそうです。入所者は平均85歳、一番お若い方が64歳、最高齢の方が104歳だそうです。
見学はまず一階から、ランドリー室です。2階の汚物処理施設と、洗濯物を運ぶ小さなエレベーターでつながっています。中原苑は紙おむつを使用せず、布おむつで、入所者の衣類も全て個人持ちなので、業務用の大きな洗濯機、乾燥機計4台は、1日中フル稼働だそうです。続いて理容の部屋、毎週木曜日理容師さんが、月に1度美容師さんが来てくれるそうです。機能回復室には色々なゲームや福笑いがあり、毎週水曜日には入り口にのれんを垂らし居酒屋を再現し、ノンアルコールビールなどを出し、楽しんでもらっているそうです。食堂は広くテーブルばかりで、椅子が少ないです。皆さん車いすで、利用するからなのです。お風呂は、利用者がいらっしゃり、職員さんの働きぶりを少しだけ見させていただきました。湯上がりの入所者さんの、気持ち良かったな、という赤ら顔が印象的でした。医務室には、日中看護師さんが常駐し、嘱託の医師、歯科医師もここで診療するとのことでした。嘱託歯科医は、毎週土曜日診療に来てくれるそうですが、磯子歯科医師会の歯科医ではないのが少し残念です。
3階の半分は、ADLが高い方のお部屋で、皆さんの集まるテレビ前には、ソファーも置いてありました。また、病気の方のためだけに使用する個室、お風呂に問題のある方の個室浴室もありました。もう半分は、電子施錠で管理されている特別介護棟、認知症の方々のお部屋があります。他の入所者の衣類と間違えないように、部屋に収納はなく、衣服部屋が他にあります。トイレも芯を間違って流さないよう、トイレットペーパーがありませんでした。職員の方が入所者の手を握りながらフレンドリーに会話をされている場面が多く見受けられました。良い施設だなー、もっと早く見学しておけばと思うと同時に、今後磯子区にある色々な施設も見学しようと思いました。
神奈川県歯科医師会第7回学術大会 2009-1-25
横浜市歯科医師会第7回口腔ケア研修会 2008-1-22
神奈川県歯科保健総合センター(神奈川県歯科医師会会館)で開催された、横浜市歯科医師会口腔ケア特別委員会主催の第7回口腔ケア研修会「やってみよう口腔ケア」に参加してきました。
参加者は、介護支援専門員、ケアマネージャー、介護福祉士、訪問看護員、看護師、約40名の参加でした。前半は、講義「高齢者における口腔機能向上サービスの概要について」、講師は委員会の徳岡先生。誤嚥性肺炎の感染源対策としての口腔ケアの有効性について、歯科的な基礎知識について、摂食・嚥下障害についてお話しされました。
後半は、委員会の歯科衛生士が口腔ケアの実際を実習で行いました。参加者が2人ペアになり、ビスケットを食べて、どんなところに残りやすいか、どのように汚れをきれいにするか、効果的な歯磨きを体験していただきました。また、入れ歯の清掃、管理方法、食べる前の準備体操、お口の体操、唾液が出やすくなる頬、顎の下のマッサージ法などを行いました。参加者皆さんが熱心で、楽しく受けていただき、大変有意義な研修会でした。研修会の最後に質疑応答の時間を設け、口腔ケアに関する質問がでました。横浜市歯科医師会綱島理事よりまとめていただいた質疑応答は下記のとおりです。参考にしていただければ、綱島先生、そして私もうれしいです。
口腔ケア研修会 質疑応答
要介護者の歯ブラシの方法でガーゼ等にイソジンをつけて行っているが効果的なブラッシング方法は?
まず歯磨きが嫌なことではないと認識させることが重要。そのために普段からのコミュニケーションをしっかりと行い、徐々にやさしくアプローチしてみては。
歯がある場合はガーゼでケアすることは効率が悪く、また不十分です。歯ブラシで(やさしく)磨くことのほうが効果的です。
加算について。
歯科治療を受けている人は算定できないが、詳しく教えてほしい。
4月の介護保険改正では、歯科治療を受けている方にも「口腔機能向上加算」が算定できるようになる予定です(詳細は後日通知にて)。
報酬単位もこれまでの100単位/月から150単位/月にアップします。
また、介護予防通所介護ではアクティビティー加算(53単位)との併算定が可能となるほか、特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護型医療施設でも新たに「口腔機能維持加算(30単位/月)」が算定できることになります。
利用者さんが義歯をはずしてくれない。
またすぐに噛まれてしまう。どうすればよいか?
いきなり指や歯ブラシを口の中に入れると相手もびっくりしてしまうので、行う前に入念な声がけが大切。
口の中は敏感なのでまず手足から触っていき、気持ちよく触れる環境づくりからしてみては。また故意に噛んでいるのか、反射的に噛んでしまうのかを見極めていくことも大切。
反射的に噛んでしまう場合は、噛んでも大丈夫なような指ガードや歯ブラシの柄にガーゼを巻いて対応してみては。まず人間関係の構築が重要。
認知症の利用者さんの家族から
電動歯ブラシを使って欲しいと言われたが。
手動でも電動でもケアのし易い方で行うべき。その際に家族の理解を求める。
本日行った健口体操以外でなにかあったら教えてほしい。
同じことの繰り返しだと飽きてしまうので、歌を歌ってみたり、季節の言葉を取り入れたり、音階に合わせてパタカラ体操をしたり、早口言葉などゲーム感覚で楽しみながら行ってみては。
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会・2日目
2009-1-11
午後のはじめは、特別講演1「神奈川県の介護保険の現状」、講師は神奈川県保健福祉部高齢福祉課 小島誉寿 副課長 。神奈川県の高齢者人口は、団塊の世代の加齢とともに5年後の平成26年には、現在の約1.3倍200万人を超え、総人口の23%になることなどを教えていただきました。
続いて、ワークショップ1−2「訪問歯科診療の問題点の解決法」。グループワークで、二次元展開法にて、問題点の優先度を決定し、解決法を箇条書きしました。今回は私が発表者、話し合ったことを上手に伝えられなく、みんなに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも発表後、班のみんなから「バッチリ、バッチリ」と励まされ少し安心しました。
最後に、講演1「介護保険制度の仕組み」、講師は神奈川県介護支援専門員協会 高砂 裕子 理事長。介護保険制度の現状、介護支援専門員の活動、在宅における口腔ケアと歯科医師の訪問の現状について、お話しいただきました。
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会・1日目
2009-1-10
参加者は、関東六県の歯科医師会および山梨県歯科医師会から、重要な役職に就かれ活躍されている歯科医ばかり53名。3900名の会員数の神奈川県歯科医師会からは24名。くじ運が大変悪いので絶対に選ばれるとは思っていなかったので、本当に私で良いのかなと思いました。講習会のスタッフは、鶴見歯科大学の教授、助教、助手、神奈川歯科大学教授、講師。そしてスタッフ兼お世話役は、昨年の神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療担当者研修会に引き続き、神奈川県歯科医師会事務局、医療管理委員会の方々。摂食・嚥下ではお世話になりました、また4日間お世話になります。
1日目は、まずオリエンテーション、ワークショップの説明、アイスブレイクとして他己紹介が行われました。以前受けた厚生労働省の歯科医師臨床研修指導医の研修会と同じよう研修の進め方です。
演習1は 、「訪問歯科診療の第1歩、メディカルインタビューの習得」。ミニレクチャーの後、6班に分かれグループワークを行いました。私の班は5班で9名、4日間同じメンバーです。1時間のグループワーク後、患家(訪問患者さん宅)の患者さん役、介護者役、訪問歯科医師役、訪問歯科衛生士役の4人が、ドラマ仕立てでメディカルインタビューの実際を7分間で発表します。発表後、参加者全員で2分間の討議をします。我5班は、青森の自宅を引き払い息子さんを頼って上京、6年前に脳梗塞を発症された要介護4、82歳の女性訪問患者さんというテーマを与えられ、始めて患家を訪れメディカルインタビューを行う発表をしました。我5班は最初からチームワークがすばらしく、大変上手くでき、最優秀賞と最優秀助演賞(介護者役・群馬県 遠藤先生)を頂きました。グループワークで色々な意見が出て、メディカルインタビューの大切さを改めて実感できたことが、私にとって本当に有意義でした。そしてこの講習会のカリキュラムが、なんでワークショップ、なんでグループワークなのか、が少し分かったような気がしました。
講習会終了後、情報交換会で懇親を深め、5班プラス6班1名で中華街へ小龍包のおいしいお店に行きました。そこで教えていただいたこと、色々ためになりました。私はお酒が飲めませんが、飲みに行くワークが大事なことも良く分かりました。
オンライン予約始めました。 2009-1-8
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