気まぐれ日記2010

      2023/07/09

感謝のメール 2010-12-30


訪問診療の患者さんAさんから、感謝のお言葉をメールでいただきました。文面で頂いたことがほとんどありませんので、大変嬉しく、Aさんの許可を得ましたので、今年最後の報告をさせていただきます。


 Aさんからの感謝のメール



本年は大変お世話になりました。

私にとって初めての歯科の訪問診療の受診でしたが、おかげさまで入れて頂いた義歯は特に違和感や痛みもなく、満足しております。

また、選んでいただいた電動歯ブラシの磨き方までご指導いただき、本当にありがとうございました。

良い歯医者さんに巡り合えたと、家内と2人で喜んでおります。

私ども高齢の為、長期にわたる治療は望んでおりません。

何か不具合が生じましたら、改めてこちらからご連絡させて頂きたいと思います。

羽田先生、お母様、医院の皆様、良いお年をお迎え下さい。



Aさんは、80歳代男性。歯周病とむし歯が原因でブリッジと入れ歯が外れてしまい、元に戻せない状態になり、いっぺんに下顎の10本の歯を失ってしまいました。私のHPを見て診療のご依頼をいただき、訪問診療で部分入れ歯の治療を行いました。

私の仕事は、歯科医療を通じて患者さんに喜んでいただくこと、そして健康になってもらうこと、その状態を維持してもらうことだと、この感謝のメールで再確認できました。来年も、このことを大切に診療していきたいと思います。

気まぐれ日記2010を読んでいただき、誠にありがとうございました。良いお年をお迎えください。

森戸海岸ウィンドサーファー忘年会 2010-12-29

森戸windsurf忘年会1

葉山森戸海岸でウィンドサーフィンを楽しむ仲間達の忘年会に参加してきました。今年3回しかウィンドしていない私に、お誘いのメール、電話をもらって、大変うれしかったです。

森戸windsurf忘年会2

会場は、地元の公民館のような堀内開館。cocoちゃんの、フラダンス教室(おじさん達は、盆踊りにしか見えません)、じゃんけん大会、おしゃべり、おおいに楽しめました。来年は、本格的にウィンドサーフィン復活します。

森戸windsurf忘年会3

写真のライダーは、6?歳のハイパーさん。MORITO WINDSURSERS BBSより写真を頂戴しました。BBSのアドレスは、http://hidebbs.net/bbs/morito-ws?sw=4&co=5968218298519152&m=10

14年経過の総入れ歯 2010-12-27

14年経過総義歯 入れ歯 羽田歯科医院

先日、80歳代の女性が14年ぶりに来院されました。平成8年に総入れ歯を作り、2回だけ調整を受け、その後1回も来院されませんでした。「調子が良かったので来なかったの。」とのことでした。14年経過の入れ歯は、大変なことになっているだろうと思い、恐る恐る診させていただきました。

14年経過総義歯2 入れ歯 横浜 羽田歯科医院

この方の下顎は、どこが歯ぐき(骨で裏打ちされている部分)なのか、ほっぺたの粘膜なのか、舌のつけ根の粘膜なのか、分からないくらい骨が減ってしまって、難症例でした。そのため、入れ歯の歯には、金属のブレードが付いたものを使用しました。

14年経過総義歯 入れ歯 横浜 羽田歯科医院

この歯は、包丁とまな板の原理で、食物を少ない力で効率よく咀嚼できるレビン・ブレードティースと言います。14年経過し、ブレードと相対する下の歯はかなり磨り減っていましたが、他はほとんど問題ありませんでした。4ヶ月ごとに調整に来ていただければ、あと3,4年は大丈夫ですよとお伝えしました。「新しい入れ歯を勧められるのではと思っていたが、気に入っているので良かったわ!」と喜んでお帰りになりました。

早稲田大学ビッグベアーズ、甲子園ボウル出場を決める。
2010-12-5

 味の素スタジアムで、第41回クラッシュボウルが開催されました。早稲田大学ビッグベアーズ(関東1部リーグB優勝)が、法政大学トマホークス(関東1部リーグA優勝)に38対28で勝利し、8年ぶり2度目の甲子園ボウル出場を決めました。ビッグベアーズ、おめでとう!。早稲田大学ランニングバック、10番、3年生 末吉 智一  選手がMVP。良く走ったんだろうな。

クラッシュボウルとは、全日本大学アメリカンフットボール選手権東日本代表校準決勝戦および東日本代表校決定戦のこと。決定戦の勝者は東日本代表として甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権)に出場し、西日本代表校と対戦する。
(ウィキペディアより引用)

アメリカンフットボール医科歯科リーグ最終戦
2010-11-28

医科歯科リーグ最終戦1

川崎球場で開催された、関東学生アメリカンフットボール連盟主催、医科歯科リーグ最終戦の応援に行ってきました。現在、我が日本大学歯学部アメリカンフットボール部(ホワイト・ジャージ)は、医科歯科リーグ1部。

医科歯科リーグ最終戦2

この日の相手は、昭和大学(カラー・ジャージ)。両校とも、ここまで1勝3敗。勝たなければ、医科歯科リーグ2部に降格です。大変素晴らしいゲームだったのですが、7対14で惜敗しました。

医科歯科リーグ最終戦3

来年、1部に戻れるよう頑張ってほしいです。6年生の諸君、6年間、本当にお疲れさまでした。これからの卒業試験、国家試験、頑張ってください。

町民の集まりに講師として招かれる 2010-11-21

町民グループ1 磯子区 羽田歯科医院

ある町民グループからの依頼を受け、本日2時より「お口で健康づくり」という演題で講演をしてきました。引っ越ししてから25年間、色々と大変お世話になっているKさん宅で行いました。内容は、①健康づくりになぜ、お口が関わってくるのか?②お口の機能について(実習)、③健口体操、④質疑応答でした。25名を超える参加者の熱い視線を感じながら、相づちをしていただきながら、約40分間真剣に、私の話①を聴いていただきました。大変うれしかったです。

町民グループ2 磯子区 羽田歯科医院

②の実習は、コップの水飲み、かっぱえびせん、オレオのビスケットを使用して行いました。②と③の体操は、横浜市歯科医師会の口腔ケア研修会で、担当歯科衛生士が上手に行っているのを、いつも見ているので、うまくできました。
④質疑応答では、「信頼のおける、良い歯科医院を選ぶには?」、「むし歯になっている親知らずを抜くように勧められたが、抜いたほうが良いか?」、「歯石が歯に付いてしまいますが、原因は何ですか?」など、大変良い質問ががありました。
研修会の講師依頼がありますと、正直準備などで大変です。でも、質問などをいただいて、大変自分の勉強になります。インプットも大切ですが、アウトプットもそれ以上に大切なことだと実感できました。

日大歯学部摂食機能療法学 植田 耕一郎 教授と打ち合わせ 2010-11-10

来年1月に、横浜市歯科医師会主催「診療所で行う口腔機能向上」研修会が開催されます。講師をお願いしました、日大歯学部摂食機能療法学講座 植田 耕一郎 教授との打ち合わせのため、横浜市歯科医師会 堀元理事と一緒に母校日本大学歯学部まで行ってきました。

現在横浜市の65歳以上高齢者の割合は20.2%。5年後の2015年には、23.8%、10年後の2020年には、96万人/375万人・25.6%、4人にひとりになります。横浜市では、中期計画の一つとして、「100万人の健康づくり戦略〜高齢者がいつまでもいきいきと活躍できる地域社会づくり〜」を提唱しました。その主な施策として、「肺炎予防に効果的な口腔ケアを推進するとともに、口から食べられることの重要性を改めて認識し、歯の健康づくりを推進する」と、口腔の健康づくりが位置づけられました。また、横浜市では超高齢化時代に、できるかぎり介護を必要としないようにと、元気な高齢者を対象とした「体力向上プログラム(介護予防講座)」と虚弱な高齢者を対象とした「はつらつシニアプログラム(通所型介護予防事業)」を行っております。

植田教授との打ち合わせで、行政の介護予防事業についての理解、受講した市民が継続して歯周疾患対策や口腔ケアを受けられ、行政事業と連携した診療所になること、今後行政の事業としてではなく診療所単位で行えるようにしていくこと、など有意義なお話しをお聴きすることができました。

このことは、

11月4日毎日新聞朝刊「歯科医療の役割、地域社会へ展開」の記事

「医療の目的を歯の治療から食べる幸せへと広げ、活躍の場を診察室のみならず地域社会へと展開することに期待する」と正に一緒だ!と思いました。

11月4日毎日新聞朝刊
「歯科医療の役割、地域社会へ展開」2010-11-4

11月4日毎日新聞朝刊 磯子区 羽田歯科医院

今後の歯科医療のあり方を考える有識者会議「生きがいを支える国民歯科会議」(議長・大島伸一国立長寿医療研究センター総長)は3日、「医療の目的を歯の治療から食べる幸せへと広げ、活躍の場を診察室のみならず地域社会へと展開することに期待する」とした提言をまとめ、日本歯科医師会(大久保満男会長)に提出した。

国民歯科会議は医療や食の学識者らで構成し、09年8月から歯科医の社会的役割などを議論してきた。提言を受けた大久保会長は「食べることを通じて生きる力を支えることが歯科医療の役割。平均寿命とともに“健康寿命”も延びるように取り組みたい」と語った。


11月4日毎日新聞朝刊、毎日jpより引用

詳しくは、毎日jp
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/11/03/20101104k0000m040022000c.html

より、ご覧下さい。

ウィリング横浜・口腔ケア研修会〜口から食べるということ〜
2010-10-28

ウィリング横浜1 口腔ケア研修会 羽田歯科医院

横浜市社会福祉協議会・福祉保健研修交流センター・ウィリング横浜主催、口腔ケア研修会〜口から食べるということ〜の講師をしてきました。

ウィリング横浜2 口腔ケア 磯子 羽田歯科医院

研修会は、午後2時〜5時まで、ウィリング横浜10階、介護実習室で行われました。受講者は、市内在勤または在住の福祉保健分野で働いている方で、職種は、介護職:24名、看護職:1名、介護支援専門員:2名、サービス提供責任者:4名、訪問介護員:6名、相談員他:10名、の計47名。種別は、老健・特養等施設:16施設、高齢者グループホーム等:7施設、訪問介護事業所:10施設、有料老人ホーム:2施設、障害施設等:9施設、病院他:3施設でした。年代は、20代:19名、30代:6名、40代7名、50代8名、60代4名、70代2名、不明:1名でした。事前アンケートで、75%の方が現在摂食・嚥下障害の方の介護や口腔ケアにかかわっておられました。

ウィリング横浜3 口腔ケア 磯子 羽田歯科医院

はじめに私が、要介護高齢者に対する口腔ケアの効果、口の構造、摂食・嚥下のメカニズム等について約30分の講義をしました。続いて山本歯科衛生士が、口腔(摂食)機能のメカニズム、口腔ケアの流れについての講義と実習を約1時間行いました。実習では、口腔機能(食べる、噛む、飲み込む)のメカニズムを知るための、コップの水飲み、オレオを食べての体験学習を行いました。10分間の休憩後、松田歯科衛生士、美濃口歯科衛生士を中心に、口腔ケアの実際として、口腔体操、うがい・歯みがきの相互実習を約1時間行いました。大浦歯科衛生士、羽田歯科医院勤務の村上歯科衛生士が、受講者に適切なアドバイスをしていました。その後、「口腔ケアについて」8グループに分かれグループ討議、意見交換を行い、最後に質疑応答で終了しました。質問は、認知症の方への口腔ケアについてがほとんどでした。グループホームに勤務されている美濃口歯科衛生士、大浦歯科衛生士から、実体験で得られた回答があり、質問された方には大変参考になったようです。

日大歯学部・松戸歯学部同窓会・神奈川県支部学術講演会
2010-10-24

日大歯神奈川同窓会1 磯子区 羽田歯科医院

日本大学歯学部・松戸歯学部同窓会神奈川県支部学術部主催、平成22年度第1回学術講演会に参加してきました。先輩からの依頼より、今年度より同窓会学術部の学術委員になってしまい、運営のお手伝いをしてきました。

演題は、『いかにして歯周治療を成功に導くか』。講師は日本大学歯学部卒(私の1年先輩・少林寺拳法部OB)、東京都港区開業の 藤川 謙次 先生。藤川先生は、大学院(歯周科)の1年先輩で、日本大学歯科病院では同じ患者さんを歯周科と補綴科で、2人で担当してたことがあり、私のことを良く覚えていてくれました。

日大歯神奈川同窓会2 磯子区 羽田歯科医院

学術講演会は2部構成で、最初に藤川先生の歯周基本治療の講演。その後、藤川先生の再生療法の講演と、日大歯学部歯周科の好士先生による、歯石を除去する器具・スケーラーのシャープニング(研ぐ)実習と、参加者が2班に分かれ受講しました。藤川先生のお話は、大変分かりやすく、ためになりました。

この日の受講者は、110名。その約半数が歯科衛生士で、実習参加が45名。勉強熱心な歯科衛生士が、大変難しいシャープニングを一生懸命習得していました。

磯子区在宅療養勉強会 2010-10-21

磯子区民文化センター杉田劇場で開催された、平成22年度 磯子区在宅療養勉強会に参加してきました。第一部、講演会は、「高次脳機能障害−患者さん・ご家族との関わり方−」という演題。演者は、国際医療福祉大学熱海病院神経内科 永山 正雄 先生。大脳の各部位の働きと障害について。部分的障害である失語、失行、失認などと、全般的な障害である認知症に対する適切な対応は、介護上大変重要であること。楽観的な人がより長生きすること、などをお話しされました。

第二部は、「高次脳機能障害−在宅支援を考える−」という題で、①脳卒中などの後遺症がある、②40〜65歳中高年者、③身体障害が少ない、④身の回りのことはほぼ自立、⑤日常生活において何らかの介助を要する、という高次脳機能障害対象像イメージで、パネルディスカッションが行われました。パネリストは、磯子区にあります横浜市脳血管医療センター地域連携部・相談担当係長 金子さん、同じく相談担当看護師 渡邉さん。磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課ケースワーカー 中村さん、同じく保健師 露木さん。中途障害者地域活動センター・ウェーブ磯子所長 竹森さん。たすけあい磯子ケアマネージャー 伊藤さん。洋光台訪問看護ステーション看護師 飯島さん。このような対象者が地域で暮らされていたら、どのように関わり、支援していくかを各自持ち時間5分でお話しされました。

今回の勉強会は、毎年行われているようです。磯子歯科医師会に案内通知が送られてきたのは、今年が初めてで、開催間近でした。在宅療養において、歯科が蚊帳の外におかれているような、そんな悲しい気持ちになりました。

シロ、ありがとう。 2010-10-17

愛犬シロが、17日午前8時、苦しみもせず寝ているように息をひきとりました。16歳でした。寝たきりになって55日、よくがんばりました。16年間、家族として一緒に暮らしてくれて、本当にありがとう。

坂本 達さんトークショー 2010-10-10

坂本達トークショー3 磯子区 羽田歯科医院

京急百貨店上大岡で開催された、坂本 達さんトークショー『やった!自転車世界一周の旅、実現!』を聴きに行ってきました。坂本 達さんは、小学生の頃から夢だった自転車世界一周を実現。

坂本達トークショー2 磯子区 羽田歯科医院

帰国後は旅の途中、命を助けてくれた人たちがいるギニアで井戸を掘ったり、診療所を建設したり。会社(ミキハウス)勤めをしながら、日本全国の小中高を訪問、子供たちへ講演活動を行っています。 

坂本達トークショー1 磯子区 羽田歯科医院

自分の夢は何か、自分はどうしたいのか、そのために何をすればいいのか、イメージしたことが実現する。そして、夢の実現で大切なのが、感謝と挨拶。自転車世界一周の貴重な体験からお話しされました。トークショー後、購入した本(印税は全てギニアで学ぶ医学生への奨学金、新たなプロジェクトに使用)にサインしていただき、一緒に写真を撮りました。

自分にとって、大変ためになるお話しだった坂本 達さんのHPは、

こちら⇒http://www.kikimimi.net/tatsu/

口腔ケア研修会事前打ち合わせ 2010-10-7

 10月28日(木)にウィリング横浜で開催されます、『口腔ケア研修会〜口から食べること〜』事前打ち合わせに参加してきました。今回は、横浜市社会福祉協議会・福祉保健研修交流センター・ウィリング横浜が主催で、横浜市歯科医師会に講師派遣の依頼がありました。先日開催されました磯子公会堂での、横浜市歯科医師会主催『やってみよう口腔ケア』に引き続き、実習前の講義を私が担当することになりました。

 今回の研修のねらいは、高齢者や障害者の食事について、口から食べるということがどのような意味を持つのか、摂食・嚥下のメカニズムを再確認し、介護知識・技術の基本を学びます。また、介護予防としての口腔ケアについて、実習をとおして、観察のポイントとケアの実際について学びます。対象は、横浜市在住または在勤で、現在福祉保健分野で働いてる方です。

 この日の出席者は、ウィリング横浜から、小田さん、鈴木さん。横浜市歯科医師会公衆衛生委員会から、歯科衛生士の山本さん、松田さん、美濃口さん、大浦さん、そして羽田歯科医院・歯科衛生士の村上、そして私の6名。今回も実習中心で、歯科衛生士のチーフは山本さん。横浜市歯科医師会の歯科衛生士は、皆優秀ですが、その中でも山本さんは、カリスマ的存在です。昨年、

重症心身障害児者(重心)・歯科巡回訪問

に同行し、山本さんの障害児家族の方への適切な助言と、口腔ケアの実際を間近で見ることができ、大変勉強になりました。

 打ち合わせは午後5時30分から7時過ぎまで、活発な意見が交わされ、私の講義をもっと充実したものにしていかないと、と思いました。

 今回の研修会は、申込締切が9月24日でした。締切前の告知ができず、申しわけありませんでした。

11年経過の総入れ歯 2010-10-2

11年経過総義歯1 磯子区 羽田歯科医院

4ヶ月ごと調整に来院いただいている患者さんの、総入れ歯です。よごれているなと思い、電子カルテで入れ歯を入れた日を調べてみました。平成11年の11月でした。上顎は、吸い付いています。下顎は、少しゆるくなってきました。

11年経過総義歯2 磯子区 羽田歯科医院

この入れ歯は、金属床と言い、自費診療です。保険の入れ歯では、11年は少し難しいかも知れません。良く、顎の骨が減って、合わなくなったと言われますが、全然減っていなくて、入れ歯の裏にプラスチック(レジン)も、たしていません。良い入れ歯は、顎も減らさないのです。

11年経過総義歯3 磯子区 羽田歯科医院

ただ、入れ歯の歯(人工歯)は、かなり減っていますが、4ヶ月ごとの検診・調整で、まだまだ、使えそうです。365日×11年×3食=12,045食。快適に食べられて、顎も減らず、長持ちする。自費診療の入れ歯の方が、快適でお得だと思います。

ランの鉢植え 2010-10-1

患者さんからのラン鉢植え 磯子区 羽田歯科医院

 入れ歯治療がおわった患者さんSさんから、ランの鉢植えが届きました。難症例だったので、すごく嬉しかった。 

アッと言う間に、気になる歯が真っ白に! 2010-10-1

 アッと言う間に、気になる歯が真っ白に。着脱は1秒、外せばご自身の歯にすぐに戻ります。歯は削らず、歯型をとるだけ。完成まで約1週間です。厚さ450ミクロンの“White Dress”。新しくサイドメニューに追加し、こちらで、紹介しております。

知人、友人、モニターの方に装着し始めてから2年。やっと、皆様に紹介できるようになりました。研修を受けたシンデレラスマイルも大変良いのですが。一律料金150,000円は少し高いと思い、1/5と安価な“White Dress”を提供することに決めました。

“White Dress”は、私が勝手に命名しました。もしこの名称で問題がありましたなら、ご面倒でしょうが、お問い合わせフォームより、ご連絡頂ければ幸いです。


紹介は、こちら→ https://www.hada-dental.jp/category/1432228.html

横浜市歯科医師会・第10回口腔ケア研修会
2010-9-30

第10回口腔ケア研修会1 横浜市歯科医師会 磯子区

磯子公会堂で開催されました、横浜市歯科医師会主催・第10回口腔ケア研修会「やってみよう口腔ケア」の講義の講師をしてきました。

この研修会は、研修A:ケアプラン作成者のための「口腔ケア」研修会と、研修B:介護現場・介護職のための実習中心の「やってみよう口腔ケア」研修会、の2つが同時進行で行われます。
研修Aの講師は、元横浜市歯科医師会口腔ケア特別委員会(現在は公衆衛生委員会)の委員、神奈川区開業の雨宮 和則先生。24名の参加がありました。

1)歯科、口腔ケアに関しての基礎知識
2)歯科訪問診療と口腔ケア
3)歯科医師会との連携について
4)ケーススタディー(歯科治療・口腔ケアが必要とする要介護者)

について、また介護保険の請求方法などについて、お話しされたようです。

研修Bは、「口腔ケアの実際」実習が中心で、28名の参加がありました。実習の前に、「高齢者における口腔機能向上サービスの概要」について、私が講師となり、誤嚥性肺炎対策としての口腔ケアの有効性、口腔ケアによる口腔機能の向上、歯科的な基礎知識、摂食・嚥下障害についてお話しさせていただきました。

実習では、公衆衛生委員会の歯科衛生士さんの指導により、参加者が実際にビスケットを食べて、どんなところによごれが残りやすく、どのようにきれいにするか、効果的な歯磨きを体験して学んでいただきました。食べる前の準備(健口・けんこう)体操、お口の体操、唾液が出やすくなる頬、顎の下のマッサージ法なども行いました。

参加者皆さんが大変熱心で、質問も多く、大変有意義な研修会でした。

第10回口腔ケア研修会2 横浜市歯科医師会 磯子区 羽田歯科医院

 研修B「やってみよう口腔ケア」研修会 質疑応答

Q1.口腔ケアの際、歯磨き粉を使った方が良いか?
A1.歯磨き粉を使わないほうが、口腔ケアしやすいと思います。歯磨き粉の泡立ちで、どこに歯ブラシの毛先が当たっているか分かりにくいし、歯磨き粉香料の爽快感で磨いた気持ちになってしまう。

Q2.義歯の清掃方法について、歯磨き粉を使った方が良いか?
A2.歯磨き粉には、クレンザーのような研磨剤が入っているものが多く、義歯が傷ついてしまいます。なにもつけず、水を流がしながら歯ブラシでぬめりをとりながら、きれいにしてください。誤って義歯を落としても壊れないよう、水をはった洗面器の上で行ってください。

Q3.根面(歯と歯ぐきの境目・歯の根っこの)ウ蝕(ムシ歯)を予防するには?
A3.歯ぐきが下がり歯の根っこが出てくると、そこは硬いエナメル質と異なり、柔らかい象牙質でむし歯になりやすいです。歯ぐきが下がると、歯と歯の間の隙間も大きくなり、歯ブラシだけでは完全ではありません。できれば、歯間ブラシも併用してください。

Q4.無歯顎の(歯がない)方に、ガーゼを使用してお口の清掃を行っているが、そのガーゼにうがい薬などをしみこませて行った方が良いか?
A4.特にうがい薬をしみこませなくてもよろしいかと思います。ただ、口腔が乾燥状態の時は、湿潤剤(実習で配布したもの)を使用してください。

Q5.入れ歯の外し方について、教えてください。
A5.介護者が対面で、要介護者の7時(頭のてっぺんが12時、顎先が6時、左耳が3時、右耳が9時)の方向からアプローチして入れ歯を外す時、上は人差し指(の爪)で、下は親指で外します。要介護者の後方11時の方向からアプローチする時は、上は親指(の爪)で、下は人差し指で外します。衛生士さんをモデルに、参加者にはデモしましたが、文面では分かりにくいかも知れません。

小学校5年生ミニ・ラグビー選手にマウスガード 2010-9-18

ミニ・ラグビー マウスガード 小学生

 HPをご覧になって、小学校5年生ミニ・ラグビー選手が、カスタムメイド・マウスガード(MG)を希望され来院されました。当医院は、高校生以上の方がほとんどで、小学生の方は初めてです。永久歯の成長期のため、すぐに合わなくなり、1年に1回から2回作りなおす必要があることををご理解いただき製作しました。

小・中高校生価格、1枚法5,000円(消費税込み)は、MG製作の手間から考えますと不採算ですが、安全に安心してスポーツをしていただければ、といつも思っています。

舌ガン 2010-9-12

 知り合いの歯科医が舌ガンの手術を受けました。リンパ節への転移もなく、術後は良好で、安心しました。

 最初、辛いものを食べた時、少し痛みを感じたそうです。鏡で見ると舌先の側面が直径2mmほど円形に上皮が擦りむけたように、無くなって(欠落して)いたそうです。口内炎かと思い、軟膏を塗布したそうです。また、歯があたってできたと考え、マウスガードのようなもので歯をカバーしたそうです。それでもなかなか治らず、他の歯科医の勧めで、歯科大の口腔外科で診てもらい、舌ガンと診断され、手術を受けたそうです。

 私の診療室では、初診時、しばらくぶりの再初診時、3〜6ヶ月ごとの定期検診時に、必ず舌ガンの診査をしていますが、改めてその大切さが、理解できました。

 喫煙もガンの原因です、歯周病の治らない原因でもあります、愛煙家の皆さん、タバコをやめましょう。

補綴学教室Ⅲ講座同門会学術講演会 2010-9-11

松村教授 日本大学歯学部

日本大学歯学部補綴学教室Ⅲ講座同門会総会、学術講演会に参加してきました。90名を超える参加者で、大盛況でした。

小峰講師 日本大学歯学部

第1講演は、「日本大学歯学部の現況および同門会・講座間の連携推進について」。講師は。補綴学教室Ⅲ講座 松村 英雄 教授。学校内外で、講座としてやらなくてはいけないことの多さがよく理解できました。第2講演は、「臨床におけるセラミック修復の基礎」。講師は小峰 太 専任講師。症例に合わせて、セラミック冠の素材をどのように選ばなければいけないか、よく理解できました。2つの講演、大変ためになりました。

学術講演会後の懇親会で、後輩大学院の先生に「先生のブログ読んでますよ!」と言われ、照れてしまいました。

第10回口腔ケア研修会締め切りせまる 2010-9-9

横浜市歯科医師会主催第10回口腔ケア研修会が、平成22年9月30日(木)午後6時30分〜午後8時30分、磯子公会堂(横浜市磯子区磯子3−5−1)で開催されます。対象者は、ケアプラン作成ご担当者、介護職または看護職の方です。横浜市内に勤務する歯科衛生士も参加OKとのことです。

参加締め切りが1週間後の9月16日(木曜日)です。現在【研修A】ケアプラン作成者のための「口腔ケア」研修会が20名定員のところ、現在24名の申し込み。MAXが28席とのことで、あと4名なんとかOKとのことです。私が座学の講義を担当します【研修B】実習中心の口腔ケア研修会 「やってみよう口腔ケア」は、30名定員のところ現在28名の申し込みとのことです。参加ご希望の方は、できるだけお早めに。磯子区内からの参加は現在2名で、少しさみしいです。


参加ご希望の方は、参加申込書に必要事項をご記入いただき、平成22年9月16日(木)までに横浜市歯科医師会事務局までメール(

yokohama@yda-yokoshi.or.jp

)、またはFAX(045−212−4618)にてご返送ください。

参加申込書(ワード文書)のアドレス

https://www.hada-dental.jp/image/C2E810B2F3B8FDB9D0A5B1A5A2B8A6BDA4B2F1B3ABBAC5B0C6C6E2.doc

うちのワンコ「シロ」 2010-9-2

ドーナッツ枕 磯子 羽田歯科医院

覚悟していましたが、うちのワンコ「シロ」が、とうとう寝たきりになってしまいました。口から食べものを摂取することもできず、毎日通院で動物病院にて点滴治療を受けています。床ずれがひどく、動物病院のスタッフの皆さんに、ドーナッツ枕を作っていただきました。葉山動物病院の皆さん、本当にありがとうございます。

第10回口腔ケア研修会開催のお知らせ 2010-8-16

横浜市歯科医師会主催第10回口腔ケア研修会が、平成22年9月30日(木)午後6時30分〜午後8時30分、磯子公会堂(横浜市磯子区磯子3−5−1)で開催されます。対象者は、横浜市内に勤務するケアプラン作成ご担当者、介護職または看護職の方です。当日、【研修B】 口腔ケア研修会 「やってみよう口腔ケア」 の座学の講師を、私が担当します。下記のアドレスから、研修会の詳細案内、申込書、磯子公会堂の場所(地図)を見てみてください。参加ご希望の方は、参加申込書に必要事項をご記入いただき、平成22年9月16日(木)までに横浜市歯科医師会事務局までメール(yokohama@yda-yokoshi.or.jp)、またはFAX(045−212−4618)にてご返送ください。


研修会の詳細案内、申込書、磯子公会堂の場所(地図)は、下記のアドレスから どうぞ。

https://www.hada-dental.jp/image/C2E810B2F3B8FDB9D0A5B1A5A2B8A6BDA4B2F1B3ABBAC5B0C6C6E2.doc
 

うちのワンコ16歳 2010-8-15

横浜市 磯子区 羽田歯科医院 北海道犬 シロ

65回目終戦の日の今日、うちのワンコ・シロが16歳の誕生日をむかえました。ソフトバンクのお父さんと同じ、北海道犬です。今年の3月くらいから、目は見えなく、耳は聞こえなく、鼻も利かなくなりました。足腰もかなり弱くなり、短時間しか立っていられません。徘徊がひどく、猛進してしまい、顔は傷だらけです。長生きしてほしいです。

お盆休みとDRUMLINE LIVE 2010-8-13

  羽田歯科医院では、8月13日より17日まで、お盆休みをいただいております。午前中、亡父のお墓参り。夕方より東京国際フォーラム・ホールAで開催されています、『DRUMLIN LIVE』を観てきました。

 1977年後楽園球場で観た、独特なステップを踏みながらの演奏とマーチングドリルのグランブリング州立大学タイガーマーチングバンド。近い将来、グランブリング州立大学ホームゲームのハーフタイムで、もう一度観てみたいなと思いました。

 映画 DRUMLINE も良いので、レンタルで是非観てほしいです。

神奈川県歯科医師会野球大会救護 2010-7-29

神奈川県歯科医師会野球大会1

  藤沢市鵠沼運動公園に隣接する藤沢八部(はっぺ)球場で開催された、神奈川県歯科医師会野球大会の救護に、神奈川県歯科医師赤十字奉仕団団員として、AED持参で参加してきました。野球大会は毎年行われていて、選手はみな開業歯科医師です。

神奈川県歯科医師会野球大会2

この日は朝から、あいにくの雨。私の担当は、12時30分から16時まで。12時20分に到着すると、まだ午前の第2試合 横須賀 対 戸塚・泉・栄合同チーム の試合が行われていました。その後雨脚が強くなり、第3、第4試合は中止になってしまいました。

神奈川県歯科医師会野球大会3

昨年、野球を楽しんでいる皆さんの勇姿を見て、今年、港南・磯子野球チームに入部しました。しかし、メンバーが足りず、チームとして出場できませんでした。来年は、ぜひ選手として参加したいと思います。

写真は、野球場の救護室で、同じく赤十字救急員・横須賀の早瀬先生と。

ウェブマーケティング研修会 2010-7-15

 メディカル・コミュニケーションズ株式会社主催のウェブマーケティング研修会に参加してきました。この日の午前は、訪問診療患者さん宅で、できあがった上下総義歯の装着。午後は、4年生の実習。夜からは、このセミナーと、我ながらタフだなと思いました。 皆様に閲覧いただいているこのHPを、見やすく、分かりやすく、更新していかないといけないと、改めて感じました。

4年生ブリッジ実習修了 2010-7-15

キッチン南海 磯子区 羽田歯科医院

  日本大学歯学部4年生、奥歯1本の欠損を橋渡しのかぶせもので治していく、ブリッジの実習(計13回)が、ケガや、火傷などのアクシデントもなく、無事修了しました。この日は最終評価でしたが、みんな自宅で深夜までがんばったのがよく分かる製作物でしたた。ブリッジを患者さんに、ミクロの精度で装着していくことが、どんなにシビアで大変なことか、理解してもらえたのではと思います。
実習終了後自分へのご褒美で、太りすぎのため封印していた、神保町すずらん通り・キッチン南海で、高カロリーの夕食を頂きました。

学術講演会『デンチャーパラダイム2010—理想的義歯を求めて—』 2010-7-3

3区合同学術講演会 磯子区 羽田歯科医院

南区歯科医師会、港南歯科医師会、磯子歯科医師会・3区合同学術研修会に参加してきました。演題は、『デンチャーパラダイム2010—理想的義歯を求めて—』。講師は、鶴見大学歯学部歯科補綴学第一講座 大久保 力廣 教授。

①理想的な義歯、②力学的アプローチ、③生理的アプローチ、④ノンクラスプデンチャー、⑤インプラントデンチャーの5項目について講演されました。・痛めない(バネのかかる歯や歯ぐき)、・削らない(入れ歯をできるだけ削らない)、・嫌がらない、・壊れない、・いつも快適な、理想的な義歯を目指して行こうと思いました。

参加者からは、ノンクラスプデンチャーへの質問が多かったです。

北東北一人旅 2010-6-26,27,28

北東北1 磯子区 羽田歯科医院

28日の月曜日、お休みをいただき、大人の休日倶楽部・JR東日本3日間乗り放題12,000円を利用して、気まぐれ北東北一人旅をしてきました。1月の時には、宿泊施設をその日に決めても大丈夫でした。今回、このチケットを利用されるお客さんが大変多かったのでしょうか、第1希望の秋田はどこも満室、初日は花火で有名な大曲のビジネスホテルに泊まりました。

2日目は、秋田8:25発五能線・リゾートしらかみ1号に乗ろうと決め、早起きしJR窓口へ。1号は満席で、なんとか11:05発の3号、最後の1席を確保しました。出発まで、時間があり田沢湖畔の秋田犬ゴンとハチに会いに行ってきました。

北東北2 磯子区 羽田歯科医院

リゾートしらかみは、進行左手に日本海、右手に白神山地、景色が最高です。途中の能代駅では、ホームでバスケ・フリースロー。千畳敷駅では10分間の停車・乗客みんなが途中下車で千畳敷へ。日本海とお別れの鰺ヶ沢からは、車内イベントの津軽三味線生演奏と、津軽弁「語りべ」実演。乗客を飽きさせることなく、約5時間の電車旅を楽しみました。この日も、宿泊施設の予約はいっぱいで、青森浅虫温泉の夕食なしシングルビジネスルームに、なんとか泊まることができました。

3日目は、前日の5時間乗車の疲れが出て、予定していた塩竈のお寿司をあきらめ、八戸経由、東北新幹線で早めに帰ってきました。


下記は、今回乗った電車です。

北東北3 磯子区 羽田歯科医院

1日目:6月26日診療終了後

磯子→東京(京浜東北線)→大曲(あきたこまち)泊

北東北4 磯子区 羽田歯科医院

2日目:6月27日

大曲→田沢湖(こまち)→田沢湖畔(バス)→田沢湖(こまち)

田沢湖→秋田(こまち)→弘前(五能線)→浅虫温泉(東北本線)泊

北東北5 磯子区 羽田歯科医院

3日目:6月28日

浅虫温泉→八戸(東北本線)→東京(はやて・東北新幹線)

東京→横浜(東海道線)→磯子(京浜東北線)

研修医と咬合器の勉強会 2010-6-24

研修医勉強会1 磯子区 羽田歯科医院

優秀な成績で日大歯学部を卒業、国家試験合格、今年4月より研修医となったアメフトOBのI君。

研修医勉強会2 磯子区 羽田歯科医院

I君のリクエストで、噛み合わせ治療に必須な半調節咬合器(ディナー・マークⅡ、ハノー145−2型、デンタータスARL、ホイップミックス)の使い方の勉強会を行いました。

研修医勉強会3 磯子区 羽田歯科医院

参加者は、同じく研修医のN君、N君、H君、5年生のT君の5名と、オブザーバーとして、勉強会の場所、使用材料の準備をしてくれた、大学院4年の齋藤先生、そしてアメフトOGで大学院2年生の肥塚先生の7名。

研修医勉強会4 磯子区 羽田歯科医院

4年生の実習終了後の午後5時から8時30分まで、実習中心で勉強しました。

研修医勉強会5 磯子区 羽田歯科医院

咬合器(こうごうき)とは、歯科医療における治療・研究等を目的として、模型上で顎運動や咬合のさまざまな位置を再現する装置のこと。ウィキペディアより引用

研修医勉強会6 磯子区 羽田歯科医院

研修医勉強会7 磯子区 羽田歯科医院

研修医勉強会8 磯子区 羽田歯科医院

研修医勉強会9 磯子区 羽田歯科医院

横浜市はつらつシニア(口腔ケア・栄養改善)プログラム従事歯科衛生士連絡会に歯科衛生士・村上が参加 2010-6-16

横浜市健康福祉局高齢在宅支援課が実施しています、横浜市はつらつシニアプログラム−口腔ケア・栄養改善プログラム−従事歯科衛生士連絡会に当医院歯科衛生士・村上が参加してきました。
このプログラムは、低栄養状態またはそのおそれのある特定高齢者(※)、あるいは口腔機能が低下しているまたはそのおそれのある特定高齢者に必要な栄養素を効率的に摂取するための知識、および口腔内の清潔保持や口腔機能の維持、向上に関する知識の普及等を図ることを目的としています。
対象者は、横浜市内在住の特定高齢者(※)で、地域包括支援センターにおける介護予防ケアマネジメントにおいて、「口腔ケア」または「栄養改善」のプログラムの利用が必要と判断された方。
プログラムの実施回数は、週1回程度、約3ヶ月で合計10回。利用者数はおおむね15名。
従事者は、運営職員2名(1名は有資格者)、歯科衛生士1名、管理栄養士1名。歯科衛生士は、実施マニュアルに沿って、口腔ケアプログラムを担当します。
口腔ケアプログラムの内容は

①「口腔ケアでこんなに得をする!」(50分)
②「ブラッシングの威力とうがいの効果」(50分)
③「唾液のはたらきと噛むことの効用」(50分)
④「個別指導」(120分)
⑤「むせずにおいしく食べて元気な生活」(50分)
⑥「まだまだあります 口腔ケア」(50分)
⑦「口腔ケアの確認 〜集団指導〜」(50分)
⑧「生活習慣の中の口腔ケア」(50分)

※特定高齢者とは

65歳以上の高齢者で、次の『「特定高齢者の候補者」の選定基準』に該当し、生活機能評価の結果等を踏まえ、市が特定高齢者と決定した者。

『「特定高齢者の候補者」の測定基準』

「基本チェックリスト」において、次の①から④までのいずれかに該当する者。

①うつ病・支援関係の項目を除く№1〜№20までのうち10項目以上に該当する者。
②運動器の機能向上関係の№6〜№10まで5項目のうち3項目以上に該当する者。
③栄養改善関係の№11、№12を全て該当する者。
④口腔機能向上関係の№13〜№15まで3項目のうち2項目以上に該当する者。

基本チェックリスト、特定高齢者の候補者判定は、下記のアドレスで。
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/13,21079,c,html/21079/20090313-092205.pdf

村上の勤務日でない休みの水曜日に、朝9時より午前中いっぱいの連絡会。ボランティア精神のある管理栄養士、歯科衛生士により成り立つ、高齢者へのプログラム。今年度より登録し参加した勉強熱心な村上さんには、敬意を表します。1年目ですので、しばらくは担当歯科衛生士の補佐役だと思います。高齢者の健康の保持・増進のため、かなりハードなプログラムですが、村上さんにはがんばってもらいたいです。

スタッフのためのビジネスマナー研修会に受付・蔵満が参加
2010-6-16

神奈川県保険医協会主催のスタッフのためのビジネスマナー研修会に受付・蔵満が参加してきました。講師は、(財)日本電信電話ユーザー協会・佐藤 まり さん。ビジネスマナーの基本動作(笑顔、挨拶、言葉遣い、発声等)、接遇応対、ビジネス電話応対をロールプレーニング形式で、基礎から学んできたようです。受付業務に、大変ためになったようです。  

朝日新聞朝刊 歯科医師らの口腔ケアで食欲増進・病気予防
高齢者の健康「口」が入り口 2010-6-18

受付の蔵満が、朝一番「こんな新聞記事がありました。」と、朝日新聞・朝刊のコピーを手渡してくれました。いつも、ありがとう。

(6月18日朝日新聞・朝刊記事より引用)

自分で口の中を清潔に保つことが難しくなった高齢者に、歯科医師や歯科衛生士が専門的な処置を行う口腔(こうくう)ケアが注目されている。食欲が増進されるだけでなく、高齢者に多い肺炎など様々な病気の予防にもなる。専門家が自宅や施設を訪問して、「口の健康づくり」を支援する活動も広がりつつある。(古沢範英)

詳しくは、下記のアドレスでこの続きを読むことができます。

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151006180002


私の診療所でも、口腔ケアに関して一生懸命勉強している歯科衛生士・村上と、私とで自宅や施設に訪問させていただき口腔ケアを行っています。ご要望があれば、

お問い合わせフォーム

より、お気軽にご相談いただければ、幸いです。

https://www.hada-dental.jp/article/13172806.html

幼稚園の歯科検診 2010-6-17

幼稚園歯科検診 磯子区 羽田歯科医院

娘が通っていた幼稚園の歯科検診をしてきました。近年なかったのですが、この日は年少さん3人に泣かれてしまいました。かなり進行したむし歯を、治療していないお子さんが、何人かいました。永久歯が生えるスペースを確保する、大事な乳歯、早く治療してほしいと思いました。いつも感じることですが、子供の目は、なんであんなにきれいで、澄んでいるのでしょう?。

横浜市歯の衛生週間フェスティバル 2010-6-6

歯の衛生週間フェスティバル1 羽田歯科医院

みなとみらい21/クイーンズスクエア横浜 1F クイーンズサークルで開催されました、横浜市歯の衛生週間フェスティバル「いい歯、いい息、口からつくろう体の健康」に、横浜市歯科医師会・公衆衛生委員として参加してきました。

フロアイベントとして、*歯科相談*口腔外科関連相談*タバコの害と健康コーナー*ブラッシング指導*写真パネル展示が。

歯の衛生週間フェスティバル2 羽田歯科医院

ステージイベントとして、*ジャグリングショー*オーラルケアクイズ*サンスター版オーラルケア劇「ミッフィーとうたおう」が行われました。

   昨年同様、私は歯科相談を担当しました。お子様連れのご家族が多く、「子供の前歯が着色しているのだけど、むし歯にならないかしら?」、「矯正は、いつからした方が良いですか?」「むし歯は、ありませんか?」など、子供さんの歯を心配した相談が多かったです。写真は、横浜市歯科医師会理事・綱島先生よりいただきました。

歯の衛生週間フェスティバル3 羽田歯科医院

   6月8日放映のTVK情報番組・ハマランチョで、衛生週間フェスティバルが放映され、歯科相談をしている私が、2秒程映りました。

「睡眠時無呼吸症候群の疾患概念と歯科的アプローチ」 研修会 2010-6-3

睡眠時無呼吸症候群 長谷川誠先生 羽田歯科医院

  介護保険の講習会、午後の日本大学歯学部4年生の実習に引き続き、夜7時より神奈川県保険医協会主催の6月度歯科臨床研修会に参加してきました。テーマは、「睡眠時無呼吸症候群の疾患概念と歯科的アプローチ」。講師は、愛知学院大学歯学部客員教授、東京医科歯科大学大学院歯科睡眠呼吸障害管理学講座 前主任 長谷川 誠 先生。

①大脳の休息、②大脳を点検修理して保全、③大脳を活性化、以上3つの大きな働きをする睡眠。眠った時間の長さより、眠りの質が重要な睡眠。睡眠中に上気道の一部が閉塞あるいは狭窄することにより、呼吸が一時的に停止する睡眠時無呼吸症候群(OSAS)。OSASの特徴、その治療法として歯科的アプローチが重要なことをお話しされました。

長谷川先生のお話をお聴きするのは、今回2回目。1回目の時より、良く理解することができました。

介護保険事業者のための集団指導講習会 2010-6-3

介護集団講習会 介護保険課

 神奈川県介護保険課が開催しました、指定介護保険事業者のための集団指導講習会に参加してきました。介護保険制度は、更新や新しい解釈が出ることが大変多い精度です。そのため、常に最新情報を入手しなくてはいけません。今回の講習会で、間違って解釈していたこと、取り組まなくてはいけないことが、良く分かりました。

CHP研究会ベーシック・ネオコースセミナー 2010-5-30

CHPベーシックセミナー 磯子区 羽田歯科医院

  去る4月25日、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会でご一緒させて頂いています、CHP研究会インストラクター・佐藤 信二 先生のセミナーに参加しました。佐藤先生のような歯科のスタイルを目指していければと思い、この度CHP研究会に入会し、ベーシック・ネオコースセミナーを受けてきました。


CHP(クリニカル・ヘルス・プロモーション)とは、人々が自らの健康をコントロールし改善できるよう、歯科衛生士を中心とする歯科スタッフと歯科医師が、お手伝いしていくことです。

今回も、講師は佐藤 信二先生。朝早くから夕方まで、かなりハードでした。セミナーでは、①CHPとは、②コミュニケーションの基礎をブラインドウォーク、「聞く」から「聴く」、③コーチングの基礎、などをグループワーク中心で学びました。参加している歯科医師、歯科スタッフさんは、皆さんお若く、私が最年長でした。でも、皆さん本当に温かく接してくれて、楽しく勉強することができました。

4年生実習3回目・支台歯形成(歯の削り方)の評価 2010-5-6

支台歯形成 実習 磯子区 羽田歯科医院

本日は、4年生の実習3回目、支台歯形成(歯の削り方)の評価(採点)でした。写真のように、歯の削り方のビデオが学生ごとのディスプレーに映し出されています。もう、インストラクターは、必要ないのかもしれないなと感じました。

評価はA〜E、5段階で採点します。結果は、Bが2人、Cが9人。D以下はいません、みんな、がんばりました。

私は、削った歯(人工的な歯)の形を、班の学生みんなで見せあってもらいます。そして、現在の自分のスキル・レベルを確認してもらうようにしています。歯科医は、外科医と同じでスキル(技術)が必要です。自分のやったことをオープンにし、人に見てもらい、助言を受けることが非常に大切なのです。


たまに、兼任講師・インストラクターされてて、大学からどの位、お手当頂くのですか?、と聞かれることがあります。答えは、ゼロ円です。交通費も出ません。では、なんでやっているのですか?、とも聞かれます。答えは、胸を張って、故五十嵐教授に教わったことを、かわいい後輩に伝えるためです。

初乗り 2010-5-3,5

初乗り2010 磯子区 羽田歯科医院

3日と5日、今年始めて、1年ぶりのウィンドサーフィンをしました。森戸海岸地元ウインドサーファー(ジモティー)が、温かく迎えてくれてすごく嬉しかったです。職業病の右手首腱鞘炎が心配で、ほんの少ししか出られませんでしたが、楽しかったです。3日はバーベキューにもお誘いを受け、楽しいひとときを過ごすことができました。

5日は、故五十嵐教授のお墓参りの後、そよそよ吹いて来たので夕方5時から出艇。ジモティーのbeachboyさんに写真を撮ってもらいました。写真は、楽しいウィンド動画満載の

beachboyさんのブログ

から拝借しました。動画のみんなのように、上手になりたいなー。

第5回関東医科歯科リーグオールスター戦 2010-5-4

第5回医科歯科リーグオールスター戦1

東京都調布市のアミノバイタルフィールドで開催された、第5回関東医科歯科リーグオールスター戦の応援に行ってきました。

第5回医科歯科リーグオールスター戦2

我が日本大学歯学部からは、他校よりの推薦9名、監督推薦1名、合計10名のプレーヤーが出場しました(すごい!)。残り2秒、逆転のフィールドゴールで13対12、1点差でAブロックが勝利しました。我が日本大学歯学部が選抜されていますBブロック(ホワイトジャージ)は、今年も負けてしまいました。しかし、他校選手と交流してのプレー、素晴らしい経験をすることができたのではと思います。関係各校のOBの先生方、本当にありがとうございました。

日本歯科医師会・大久保会長講演会 2010-4-25

日本歯科医師会 大久保会長

日本大学歯学部・松戸歯学部同窓会神奈川県支部主催の日本歯科医師会・大久保会長講演会に参加してきました。


高齢者歯科医療に関する日本歯科医師会の基本的考え方を中心にお話しされました。


基本的な考え方

(1)健康寿命の延伸

健康寿命とは、活動的で(心身ともに)自立した状態で生存できる期間

(2)有病者・要介護者の生活を守る

口腔機能の維持増進によって

①低栄養状態の改善

②口腔ケアによる誤嚥性肺炎の防止

(3)看取りの歯科医療の確立

「食」は人間としての尊厳を守るための大切な営みであり、

歯科は最後までこれを支える

*「昨日食べたものが美味しかった」と言って逝かれるために


また、歯を失うと早く亡くなる、歯を失っても良好な義歯によって生命予後は改善される、ことをデータを示され説明されました。

私は、快適で良好な入れ歯を持つことの大切さ、持つことによって健康寿命が10年は延伸されること、を30年の臨床経験で強く感じています。

佐藤信二先生セミナー 2010-4-25

佐藤信二先生セミナー 磯子区 羽田歯科医院

 横浜市歯科医師会公衆衛生委員会で一緒の委員でもあります、佐藤 信二 先生のセミナーに参加してきました。このセミナーは、いつも歯科材料をお願いしていますKOデンタルが主催したもので、演題は「活気あふれる歯科医院へ変わるときに体験した壁の具体例」。演題を見た時から、絶対聴いてみたいなと思い、早くから申し込みをしました。佐藤先生は36歳で、ちょうど私の2/3の年齢。若いけど、すごくしっかりしていて、CHP研究会のインストラクターもされています。

2時間のセミナー、一度も眠くなることなく、楽しく、そして大変ためになりました。患者さんが、自分自身で守らなくてはいけない健康。その健康を増進し、維持していくお役にたつため、がんばっていかないと、と思いました。

コンサルテーション習得セミナー 2010-4-18

歯科コンサルテーション 坂井秀明 磯子区 羽田歯科医院

  コンサルテーション習得セミナーに、参加してきました。講師は、大阪府寝屋川市ご開業の坂井 秀明先生。坂井先生の予防歯科セミナーには、過去参加させていただきましたが、コンサルテーション中心のお話しは、今回はじめてでした。私と生まれ年も月もいっしょの坂井先生のお話は、大変エネルギッシュで、いつも参加者のことを考え、親切・丁寧で、ますますファンになりました。

全ての患者さんに対して、カウンセリングルームで初診時の患者さんのお話を充分にお聴きすること。検査後の治療方法の説明、保険以外の治療説明、治療終了後の治療をふりかえっての説明など。現在なかなかできていないことを、今後スタッフ全員でどのように改善していったら良いかが理解でき、大変ためになるセミナーでした。

受付 吉田が退職 2010-4-16

 ご家庭のご事情で受付の吉田が本日をもちまして、退職いたしました。どんな時も、患者さん、歯科業者さん、同僚スタッフ、そして私に、不愉快な思いをさせないよう、させないよう、気を配り、一生懸命に仕事をしていただきました。感謝しています、ありがとう。

 1年4ヶ月、吉田を可愛がっていただきました患者様、本当にありがとうございました。

昭和32年製の歯科ユニット、歯の博物館へ
2010-4-15

歯科ユニット移動1 磯子区 羽田歯科医院

亡父が開業時から使用していた、昭和32年製歯科用(診療台)ユニットが、神奈川県歯科医師会会館内・歯の博物館に展示されることが決まりました。製造元の株式会社モリタの方々が、貴重品を扱うようにに丁寧にラップして、診療室から搬送して下さいました。

歯科ユニット移動2 磯子区 羽田歯科医院

父の歯科診療の長年手伝いをしていた母は、思い出の診療台が鉄くずにならずに本当に良かったと、感謝しています。展示を決めて下さった、元磯子歯科医師会会長・羽坂先生、港北区ご開業・大野先生には、本当に感謝いたします。

4年生実習スタート 2010-04-15

新しい実習室 磯子区 羽田歯科医院

本日より(欠損修復学)「ブリッジによる補綴治療の実際」、4年生の実習がスタートしました。昨年まで、最後の7班でしたが、今年は先頭の1班A。11名の学生を萩原助教授、本田大学院4年生、3人で担当することになりました。

実習室が全面改装され、ディスプレーが一人ずつ付いています。画面をみれば、もうインストラクターは必要ないのでは、と思うほどです。

本日は支台歯形成といって、マネキンに歯の模型を付けて、歯を削る練習です。班を2つに分け、私が6名、萩原准教授が5名の学生の前でデモンストレーションを行いました。マネキンのお口を照らすライトは明るいし、削る機械(タービン)にもライトが付いていて、削るところが良く見えて、昨年までとは大違いです。いつもの2/3位の時間で、デモを終了することができました。

デモが良かったのか?、みんな最初にしては、上手です。これから夏休み前まで、毎週木曜日、学生への指導がんばっていきたいと思います。

平成21年度神奈川県歯科医師会マウスガード実技講習会 2010-3-28

マウスガード実技講習会2010

午前のスポーツ歯学フォーラム終了後、午後からマウスガード実技講習会が開催されました。参加資格は地域歯科医師会からの推薦が必要で、オブザーバーを含め34名の参加がありました。座学講師は、港北区開業の矢吹 秀哉 先生。実技講師は、私が担当しました。矢吹先生の診療所で行った、予行演習のおかげで、2人とも納得いく講義ができました。私の講義を、一生懸命メモをとってくださっている受講者の先生がいて、本当に嬉しかったです。

平成21年度神奈川県歯科医師会スポーツ歯学フォーラム 2010-3-28

神奈川県歯科医師会スポーツホーラム2010

平成21年度神奈川県歯科医師会スポーツ歯学フォーラムに参加してきました。演題は「歯科医学の新しい課題:ストレスと咬合」。講師は、神奈川歯科大学 成長発達歯科学講座 歯科矯正学分野 佐藤 貞雄 教授。ここ数年、受講した中で、最もためになり、楽しいセミナーでした。

歯の磨り減りや知覚過敏、顎の関節へ悪い影響を及ぼす、歯ぎしりや食いしばり。この歯ぎしりや食いしばりが、諸刃の剣で、ストレスの発散に役に立っていることが、良く分かりました。ただ、お口への悪影響も強いので、患者さんの噛み合わせの仕方(下顎を横に動かしたときに、どの歯と、どの歯が接触するか)を良く診査し、治療を進めていく必要があることも、お話しされました。

人間関係などで、強いストレスを感じたときは、どうぞ歯を食いしばってみてください。ストレスが少し緩和されると思います。

診療室からはじめる 口腔機能向上セミナー 2010-3-22

 株式会社ジーシー・東京セミナールームで開催された、『診療室からはじめる 口腔機能向上セミナー』に、当医院の歯科衛生士・村上が参加してきました。講師は静岡県駿東群 米山歯科クリニック 杉山 総子 歯科衛生士・介護福祉士。

 大変ためになるセミナーで、終了後も1時間位質問に答えていただけて、有意義であったと、村上は、いつものように資料のコピーを私に渡し、話してくれました。

 「生きる=息をする・食べる・会話する」、この基本的行為において、お口の機能がどれほど関係しているか、しっかりとお伝えすること。病気の時だけでなく、加齢現象、廃用症候群、低栄養などによっても起こり、有意義に人生を送る上でも深刻な問題である、お口の機能低下を何とか予防していくこと。この2つのことが、私達お口に関わる専門職には責務であり、依頼者の生活上の小さな問題点をみつけ、それらに対する解決策をお伝えする立場にある。と資料に書かれていました。正にそのとおりだと、感じました。

 セミナーでは、口腔機能向上ベーシックトレーニング13項目、胃ろうの患者さんについて、詳しく教えていただいたとのことです。

神奈川県歯科医師奉仕団研修会
『災害医療研修〜災害初動で何ができるか?〜』 2010-3-21

災害医療 梶山和美 磯子区 羽田歯科医院

神奈川県歯科医師会会館で開催された、神奈川県歯科医師赤十字奉仕団研修会『災害医療研修〜災害初動で何ができるか?〜』 に参加してきました。講師は、北里大学病院救急救命センター看護主任、神奈川メディカルラリー事務局長、日本DMAT講師 梶山 和美 氏。救急医療と災害医療の違い、災害時における医療の3T(Triage トリアージ、Treatment 治療、Transportation 搬送)、災害医療の最終目的、DMATの任務、災害医療派遣体験談と心のケアなどについてお話しされました。正しい患者を、正しい場所へ、正しい時間に、篩い分けを目的とするトリアージ。


 

神奈川県歯科医師赤十字奉仕団 磯子区 羽田歯科医院

練習問題もあり、特に詳しく教えていただきました。最後に参加者が2班に分かれ、救護所のレイアウトをグループワークで学びました。災害時に一人でも多くの命を助けよう。

歯科医師赤十字奉仕団 集合写真 羽田歯科医院

発生48時間以内に活動できる機動性を持った、トレーニングを受けた医療チームのDMAT。その一員である梶山さんの実体験からのお話、大変勉強になりました。医療人としてトリアージができるよう、今後奉仕団員みんなで勉強していこうと思います。

マウスガード実技講習会予演会 2010-3-20

 3月28日(日曜日)に開催される神奈川県歯科医師会スポーツ歯学フォーラム・マウスガード実技講習会の実技講師を担当することになりました。座学講師担当の港北区綱島開業の矢吹先生の診療所で、2人で講義の予行演習を行いました。今回は過去最高、35名もの参加予定です。参加者にマウスガードのことをしっかりと伝える義務があります。2人でダメだしをしながら、約2時間、みっちりと練習しました。追加や、直さなくてはいけないところが良く分かりました。

 18日(木曜日)横浜市歯科医師会地区担当者会議の前、あるセミナーに参加しました。講師の伝えたいことが、ほとんど理解できませんでした。その時感じたのは、講師のセミナー準備不足です。22日の祝日は、1日中準備をしよう。

横浜市歯科医師会・公衆衛生地区担当者会議
010-3-18

横浜市歯科医師会 公衆衛生 地区担当者会議

横浜市歯科医師会・公衆衛生地区担当者会議に参加してきました。この会議は横浜18区の公衆衛生地区担当者が集まり、報告と協議が行われます。横浜市歯科医師会から「横浜市の歯科保健事業について」、「横浜市歯周疾患検診」、「特定高齢者・一般高齢者向け介護予防事業について」報告されました。各区からは、特に乳幼児(1歳半、3歳児)歯科検診を中心に報告されました。協議では、地区福祉保健センター事業、特に今年度廃止された妊産婦歯科健診について、話し合いが行われました。歯周病と早産や低体重児出産の関係が明らかな現在、妊産婦歯科健診の復活を横浜市に強く要望します。

歯科医療の質向上・安全セミナー2010 2010-3-14

歯科医療の安全セミナー1 磯子区 羽田歯科医院

神奈川県歯科医師会会館で開催された、神奈川県歯科医師会主催の歯科医療の質向上・安全セミナー2010 「歯科診療所の規模と機能に応じた医療安全の勧め−県民から安心、信頼される医療安全文化を醸成しよう−」に参加してきました。このセミナーは、平成19年4月から医療法で歯科診療所に義務づけられた「医療管理体制」の普及・啓発をはかり、患者さんに安心・歯科医療を提供することを目的としています。午前10時から午後5時過ぎまで、昼食時もランチョンセミナーで研修を受けました。最近は、午後から3時間位の講習会が多いので、少々ハードでした。

歯科医療の安全セミナー2 磯子区 羽田歯科医院

第1部は、「患者さん安全への基盤整備」がテーマ。講師は、神奈川県歯科医師会医療安全推進委員会委員長 高津 茂樹 先生と、日本医療安全研究所所長 石川 雅彦 先生。
第2部は、「いざという時の医療事故への備え」がテーマ。講師は日本大学歯学部歯科麻酔学准教授 見崎 徹 先生。
第3部は、「患者さんに見える院内感染予防」がテーマ。講師は、日本歯内療法学会会長 田口 正博 先生と、神奈川歯科大学客員教授 池田 正一 先生。

毎月行うスタッフ勉強会が3月24日にあるので、今回受講した内容をみんなで勉強して、教えていただいたことを実践していこうと思います。

幹細胞で歯ぐき再生 広島大「歯周病患者に希望」 2010-3-18毎日新聞朝刊

幹細胞で歯ぐき再生 磯子区 羽田歯科医院

歯ぐきが細菌によって溶ける歯周病について、患者の骨髄液から骨や筋肉のもとになる幹細胞を採取して培養後に患部へ移植し、歯ぐきを再生させることに広島大の研究グループが成功した。患者対象の臨床研究で、移植をした患部は4〜8ミリほど歯ぐきが回復した。細胞培養技術の向上などで再生効果を高め、3年以内に厚生労働省へ先進医療を申請、実用化を目指す。

広大の栗原英見教授(歯周病学)と広大発祥のベンチャー「ツーセル」(広島市、辻紘一郎社長)の臨床研究で、18日から広島市である日本再生医療学会で成果を発表する。 30〜65歳の歯周病患者の男女11人から骨髄液を採取。この中に含まれる間葉系幹細胞を培養・増殖させ、医療用コラーゲンと混ぜて歯周病患部へ注入した。11人のうち、転居などで経過を追跡できなかった3人を除く8人中6人で、歯ぐきの回復や、歯周病で生じた歯と歯ぐきの間のすき間が小さくなった。移植した幹細胞が歯周組織となったり、もともとあった細胞の増殖を促す物質を出して自力での組織再生を後押ししたとみられる。

歯周病患者は国内に約3700万人いるとされる。今回の臨床研究は軽症者を対象としたが、今後、中・重症者でも効果が出るよう、採取した細胞からある程度組織を作成したうえで移植するなどの方法で臨床研究を重ねる。栗原教授は「さらに効果を高め、多くの人に使える治療法を確立させたい」と話している。【野田武】


2010-3-18毎日新聞朝刊より引用

「歯と歯の間を満たしている歯ぐきが減ってしまって、隙間が気になる。」と悩まれている方には、大変朗報です。医学の進歩はすごいですね。

平成21年度介護予防従事者研修会その2 2010-3-9

横浜市社会福祉センターで開催されました、神奈川県保健福祉部高齢福祉課主催の平成21年度介護予防従事者研修会に、当医院の歯科衛生士・村上が参加してきました。この研修は4日間開催され、介護予防関連事業に従事する者の資質の向上を図ることを目的としています。

この日は、3日目で「運動器の機能向上プログラムの実施方法と評価」。講師は、①北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科専任講師 柴 喜崇 先生。②デイサービス神楽坂 静華庵 安原 健太 氏。

村上は研修会に参加すると、主催者にお願いして、いつもレジメやマニュアルを、私の分を持ち帰ってくれます。また、どのような研修会だったか報告してくれます。私の勉強にもなり、いつも感謝しています。

今回の研修会で使用した運動器の向上マニュアル(改訂版)は、膝・腰の状態質問票、転倒不安感尺度なども付いていて大変良くできています。気まぐれ日記2007でも紹介しました、介護予防・運動器の機能向上には打って付け、と考えていたステップウェル−2による階段昇降も載っていました。このすばらしいマニュアルは下記のURLからダウンロードできますので、興味のある方は、ぜひ見てみてください。


http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-1d.pdf

平成21年度介護予防従事者研修会 2010-2-26

県立保健福祉大学で開催されました、神奈川県主催の平成21年度介護予防従事者研修会に、当医院の歯科衛生士・村上が参加してきました。この研修は、介護予防市町村支援事業のひとつとして、介護予防関連事業に従事する者の資質の向上を図ることを目的として4回開催されます。

この日のテーマは、栄養改善プログラムの実施方法と評価。講師は、①県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授 杉山 みち子 先生。②恒春園居宅サービスセンター介護支援専門員 倉持 里津子 氏。③介護老人保健施設ライフプラザ鶴巻 食事サービスグループ野寺 淳 氏。④秦野市福祉部高齢介護課管理栄養士 北 昌子 氏。

村上歯科衛生士は、日本歯科衛生士会に所属していて、現在認定歯科衛生士を目指して休日返上で勉強しています。今回の研修会は、認定必須研修ではないのに、参加し勉強しています。本当に頭が下がります。認定歯科衛生士目指して、がんばってほしいです。


*認定歯科衛生士とは、

 特定する専門分野において高度な業務実践の知識・技術を有すると認められた歯科衛生  士です。

 本会の生涯研修制度における認定研修を修了した会員および本会が指定・委託する専門  学会等から推薦された会員が、認定歯科衛生士審査会に合格し、認定歯科衛生士名簿に  登録されると認定証が交付されます。

*認定分野は、

本会の生涯研修制度における研修履歴に基づき、受講者基準を満たすと認定研修の受講 資格者となります。認定研修を修了後、認定歯科衛生士審査会を経て次の分野において 認定します。

1.生活習慣病予防(特定保健指導)

2.在宅療養指導(口腔機能管理)

3.摂食・嚥下リハビリテーション


日本歯科衛生士会HPより引用

http://www.jdha.or.jp/learning/ninteidh.html

地魚料理とお花見 2010-2-21

地魚料理店 海辺

妻と2人で、佐島の地魚料理店・海辺に行って来ました。私は、海辺定食2000円。お刺身定食に地魚の煮付け、天ぷらが付いてきます。大食漢の私にピッタリのお昼の定食。佐島の海を眺めながら、お腹いっぱい、大満足。妻は、キンメの煮付け定食1200円。こちらもおいしかったです。

河津桜 磯子 羽田歯科医院

昼食後、京浜急行・三崎口駅と三浦海岸駅間沿線沿いの河津桜が満開との情報をゲット、お花見をしてきました。河津桜の鮮やかなピンクと、菜の花の黄色が、すごくマッチしていました。デジカメを忘れてしまったのが残念。携帯で撮ってみました。

スポーツマウスガード製作ベーシックセミナー
2010-2-11

マウスガード研修会 磯子区 羽田歯科医院

神奈川県歯科医師会で開催された、平成21年度第2回 SHP Dent. かながわ スポーツマウスガード製作ベーシックセミナーに、実技講習のインストラクターとして参加してきました。セミナーで使用する機械は、私がいつも使用しているものと違うため、参加者に少し迷惑をかけてしまいました。

参加者は13名、自身の模型(歯型)を咬合器に付着して、シングルレイヤー(クリアー・カラー)、マルチレイヤー・マウスガード(カラー+クリアー)製作の実習を行いました。

歯科衛生士講習会 2010-1-28

 神奈川県民ホール・小ホールで開催された、神奈川県歯科衛生士会主催講習会に、歯科衛生士の小林と村上が参加してきました。2人ともすごく勉強熱心です。

<第Ⅰ部>は、『口腔機能に着目した患者支援ができるために』〜“生活”と“老化”を認識し、「生活モデル」的アプローチを知る 〜。講師は、神奈川県茅ケ崎保健福祉事務所 保健福祉課長 北原 稔 先生。

<第Ⅱ部>は、『メインテナンス成功の秘訣』〜知ろう、学ぼう、力のコントロール〜 。講師は、東京医科歯科大学臨床教授 内山 茂 先生。

 大変ためになる講習会だったようです。

東北一人旅 2010-1-23,24,25

米沢駅 磯子区 羽田歯科医院

大人の休日倶楽部ミドルに入会、JR東日本3日間乗り放題12,000円を利用して、東北一人旅をしてきました。

米坂線 磯子区 羽田歯科医院

目的は、亡き父の故郷山形県小国町を走る米坂線で雪景色を見ること、雪景色の露天風呂に入ること。計画無しの一人旅、中尊寺も見ることができ、小国駅では10分の停車時間もあり、満足の旅でした。

小国駅 磯子区 羽田歯科医院

下記は、乗った電車です。私は、鉄ちゃんではないのですが、本当に良く乗りました。

1日目:1月23日診療終了後
磯子→東京(京浜東北線)→盛岡(はやて)泊

2日目:1月24日
盛岡→一ノ関(やまびこ)→平泉(東北本線)→一ノ関→古川(やまびこ)
古川→新庄(陸羽東線)→羽前千歳(奥羽本線)→作並(仙山線)泊

3日目:1月25日
作並→山形(仙山線)→米沢(奥羽本線)→坂町(米坂線)→新発田(羽越線)
新発田→新潟(白新線)→東京(上越新幹線)→逗子(横須賀線)

43th YOKOHAMA DENTAL SHOW 2010-1-10,11

横浜デンタルショー 磯子区 羽田歯科医院

パシフィコ横浜で開催された横浜デンタルショーに2日間、行ってきました。

1日目は、神奈川県歯科医師会第8回学術大会も同時開催され、私の所属する、かながわスポーツ・健康づくり歯学協議会からは、1演題ポスター掲示・発表がありました。「競輪選手におけるデンタルチェックのアンケート調査について」、演者・青木先生(横須賀市開業)の発表を聴きました。

2日目は、横浜市歯科医師会主催の特別講演、テーブルクリニックが同時開催され、運営スタッフとして朝9時より参加してきました。日本歯科医師会・大久保会長の「生きがいを支える歯科保健・医療」、角町理事(写真)の「食べる、話す、呼吸する」、2つの特別講演は、高齢者の生きる力を支援するために、多職種の医療連携が必須なことが良く分かり、有意義でした。テーブルクリニックでは、川俣歯科医院 ブレスケアオフィス 川俣先生の「口臭で悩まれている方への対処のポイント−これから口臭治療に取り組もうと考えている先生へ−」が、特にためになりました。自分で自分の息が判らないところに悩みがある口臭、その目に見えない口臭を口臭測定器でモニターし、客観的に判定する。口臭で悩む方のために、口臭測定器がとても欲しくなりました。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 2010-1-7

2010富士.jpg

あけまして、おめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願いたいします。

今日は、昨年末に購入したipodに、 なんとか入れることができたカーペンターズを聴きながら、久しぶりに森戸海岸を散歩しました。お天気が良く、富士山がきれいで、とても気持ち良かったです。 今年は、海に出よう。



羽田歯科医院:https://www.hada-dental.jp/

〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-10-7
電話:045-753-7241

交通アクセス
電車でお越しの方:
磯子駅より徒歩2分

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