気まぐれ日記2013
2023/07/09
気まぐれ日記2013を読んでいただき、
ありがとうございました。 2013-12-31
今年も、気まぐれ日記2013を読んでいただき、誠にありがとうございました。スマートフォンでも見やすいよう、読みやすいように、現在ホームページをリニューアル中です。来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
第93回全国高校ラグビー大会2回戦 2013-12-30
私の診療室でスポーツマウスガードを制作、装着してくれている神奈川県代表T学園のO君が、大会2回戦で活躍しているのをテレビで見ることができました。
このような経験は、初めてですが、うれしいものです。3回戦もがんばってほしいです。応援します。
95歳のお誕生日 2013-12-13
台北歯科医院見学 2013-12-7,8,9
1980年、昭和55年、私は日本大学歯学部を卒業、補綴学教室第Ⅲ講座クラウン・ブリッジ学教室に大学院生として入局しました。その時、台湾からの留学生も同時に入局しました。その先生は、現在茨城県守谷市で開業されている中里(旧姓陳)先生。台湾の歯科医師ライセンスだけでなく、30年前、日本の歯科医師国家試験にも合格。恩師の五十嵐先生も、異国の地でがんばる中里先生を認めておられ、一生懸命指導されていました。中里先生が台湾に帰国されたら、いつか中里先生の診療所に行ってみたい、と思っていました。今回その思いから33年経ってしまいましたが、私の予想に反して、日本で開業された中里先生と、一緒に台湾に行くことができました。
神奈川県在宅歯科医療担当者連絡協議会 2013-12-5
神奈川県歯科医師会会館で開催された神奈川県在宅歯科医療担当者連絡協議会に磯子歯科医師会の代表として参加してきました。
神奈川県下の34全地域歯科医師会の在宅医療担当者が集まり、協議が行われました。 まず始めに、国立がん研究センターおよび日本歯科医師会による医科・歯科医療連携事業「がん患者歯科医療連携登録医療機関」についての報告がありました。
がんを患う患者さんに対して、がん治療を開始する前から医科と歯科が連携し、口腔内の評価、口腔内清掃、ブラッシング指導等を行うようになってきた結果、がん治療中に伴う口腔内トラブルの急性化の予防ばかりでなく、局所合併症や肺炎の発症頻度低下というがん治療成果そのものへの貢献も証明されつつあります。そこで、がんを患う患者さんの口腔衛生状態の向上によるがん治療合併症等の予防・軽減、さらにはすべてのがん患者が安心して歯科治療を受けることができる社会基盤を構築することを目的とした「がん患者歯科医療連携講習会」を、平成22年度より神奈川県歯科医師会会員を対象に実施されています。この講習会を受講すると、がん患者歯科医療連携登録医療機関として登録されます。磯子区では、12歯科医院が講習を受講・登録されており、http://www.dent-kng.or.jp/iryou/gankanjya/から調べることができます。
続いて、各地域における在宅歯科医療推進事業の現状について、報告、協議が行われました。ここで問題となったのは、歯科医師会よりも訪問診療を専門に行っている訪問業者のほうがスピーディーにすぐ来てくれ、対応が早いとの、ご家族からの意見が何件かあったとのことです。私は、できれば訪問業者ではなく、お元気な時に通院されていた歯科医院の歯科医が、通院できなくなっても訪問診療されるのが一番だと思います。
平成25年度顎咬合学会認定医教育研修会 2013-12-1
東京都千代田区の全国町村会館で開催された、平成25年度顎咬合学会認定医教育研修会に参加してきました。テーマは、『生涯にわたる歯周病を基礎と臨床から考える』。
講師は、母校・日本大学歯学部歯周病学講座特任教授の伊藤 公一 先生。「歯周治療の原則−炎症と力のコントロールを再考する−」という演題で、生涯ににわたり自立した日常生活が行えるような質の高い生活を送るためには、歯や口腔ならびに全身の健康づくりはきわめて重要であり、それを遂行するために歯周病予防と歯周治療は不可欠であることを、臨床的な立場でお話されました。
続いて、東京歯科大学解剖学講座教授の阿部 伸一 先生。「ライフステージによる口腔の加齢変化」という演題で、高齢になりお口の周りの筋機能が低下した場合、口腔、摂食・嚥下機能にどのような問題を引き起こすかについて、機能解剖学的な見地からお話されました。
横浜市健康福祉局保健事業課と
横浜市歯周疾患検診について打ち合わせ 2013-11-28
横浜市歯周疾患検診について、横浜市健康福祉局保健事業課との打ち合わせに出席してきました。歯周疾患検診票のリニューアルを協議しました。
歯を失う大きな原因となっている歯周疾患の予防と早期発見を推進し、高齢期において健康で快適な生活が送れるよう支援することを目的として、横浜市では歯周疾患検診を実施しています。
対象者は受診日時点で、横浜市在住の満40歳、満50歳、満60歳、満70歳の市民です(受診の際には、本人確認のため、健康保険証を持参してください)。歯周疾患検診実施医療機関(区別)は、http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/shika/top.htmlで、確認できます。
ぜひ、受診していただければ、と思います。
*検診費用は、500円です。ただし、次に該当する方は費用が免除となります。
・70歳の方→ 健康保険証等、年齢が確認できるものをお持ちください
・生活保護世帯の方→「休日・夜間等診療依頼証」をお持ち下さい
・中国残留邦人支援給付制度が適用される方→「本人確認証」をお持ち下さい
・市民税・県民税の非課税世帯・均等割のみ課税世帯の方(事前に手続きが必要です)
※詳しくは、お住まいの区の福祉保健センター福祉保健課にお問い合わせください。
*横浜市歯周疾患検診は、下記の項目で行います。
1.歯の状況(全ての歯を視診します)
2.歯周組織の状況(特定の歯の歯周ポケット※を測定します)
※歯周ポケット:歯と歯肉の間の溝
※レントゲンによる画像検査や歯石除去等は、横浜市歯周疾患検診では実施しません 。また、治療が必 要であっても、受診された方が希望しない限り、検診日同日に治療を行うことはありません。
検診日同日であっても治療をされた場合は、検診受診料とは別に窓口にて治療費を徴収されます。)
口腔機能管理で在院日数20%削減? 2012-11-25
11月25日付けのm3.comニュース・医療維新で、口腔機能管理で在院日数20%削減?の記事が掲載されました。記事では、在院日数、治療期間、医療費削減効果にフォーカスされています。しかし、なにより大切なのは、手術を受ける患者さんご本人のことだと思います。歯科医師や歯科衛生士による専門的な口腔機能管理により、手術後の肺炎などの合併症、入院・ご家族の負担を少なくし、そして早く元気になっていただく、そのことがいちばん大切だと、私は思います。引用記事は長文ですが、読んでいただければ、うれしいです。
m3.comニュース・医療維新 11/25より引用
口腔機能管理で在院日数が減少するとのデータが示され、委員からは医療費削減効果を改めて検証する場を設ける必要性があると提案された。
レポート 医療維新
中央社会保険医療協議会
口腔機能管理で在院日数20%削減?
医療費削減の効果、「改めて検討の場を」
2013年11月25日(月) 島田 昇(m3.com編集部)
中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)で11月22日、歯科医療について議論し、専門的な口腔機能の管理が在院日数を削減するなどとする資料が、専門委員で千葉大学医学部附属病院歯科・顎・口腔外科教授の丹沢秀樹氏より提出された(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000030116.html
丹沢氏は、歯科医師や歯科衛生士による専門的な口腔機能管理により、例えば、消化器外科や心臓血管外科などの手術で入院する患者の在院日数は15%から20%削減すると指摘。
日本対がん協会常務理事の関原健夫氏は、「医療費の削減に大きな効果があるかもしれない」と興味を示し、専門的な口腔機能管理による医療費削減効果について改めて検討する場を設けることを提案。日本病院会常任理事の万代恭嗣氏も、現場感覚として丹沢氏の示したデータに違和感はないとした上で、「確かに、真剣に議論する必要はある」と関原氏の提案を支持した。日本医師会副会長の中川俊男氏は、ほかの大学などで類似データがあるかを確認する必要性を指摘した。
丹沢氏は、医療費の削減効果については、900床弱の自院の事例を挙げ、「年間3、4億円の(医療費削減)効果はあるという話にはなっている」とし、ほかの類似データについては、在院日数が半減するなどとするものもあり、それらについては「やはり収束するところは、1.5割から2.5割(の在院日数の削減効果)だろうと思っている」とした。
治療期間の減少も確認
資料は、千葉大学医学部附属病院が2004年1月から2013年10月までに実施した調査に基づく(対象診療科により調査期間は異なる)。対象は、歯科・顎・口腔外科は手術症例と放射線治療症例、消化器外科と心臓血管外科は手術症例、小児科と血液内科は悪性腫瘍に対する化学療法症例とし、それぞれ一般的な口腔内ケアを受けた「非管理群」、歯科医師や歯科衛生士による専門的な口腔機能管理を受けた「管理群」で在院日数を比較した。
手術症例は、歯科・顎・口腔外科(非管理群102.2日=271症例、管理群77.9日=210症例)、消化器外科(非管理群42日=52症例、管理群29日=108症例)、心臓血管外科(非管理群38.6日=53症例、管理群29日=110症例)の全てで管理群の在院日数が短縮。化学療法でも、小児科(非管理群135.3日=64症例、管理群84.3日=55症例)、血液内科(非管理群108日=60症例、管理群96日=103症例)の両方とも、在院日数が短縮していることが分かる。
口腔悪性腫瘍患者に対する放射線治療の症例でも、在院日数は非管理群で84日(33症例数)、管理群は75.2日(54症例)となっており、さらに治療期間についても、非管理群で31.5%(33症例数)だったところが、管理群では25.6%(54症例)までに減少していることが確認できた。
口腔内細菌の検出率についても調査。手術治療と放射線化学療法を終了した口腔悪性腫瘍患者を対象に、口腔内ぬぐい液と喀痰に含まれる一般病原菌、MRSA、緑膿菌の検出率を非管理群と管理群に分けて見ると、全ての項目で管理群の病原細菌の検出率が大幅に下がっていた。特に、最も差が出た放射線化学療法終了患者の口腔内ぬぐい液に含まれるMRSAは、非管理群が41%(対象は23人)なのに対し、管理群は0%(対象は30人)と明らかな違いが見られた。
このほか、術後抗菌薬投与期間、心臓血管外科術後CRP値、炎症性呼吸器症状の発現率についても、歯科医師や歯科衛生士による専門的な口腔機能管理の有効性を示すデータが示された。
学校歯科医基礎研修会 2013-11-14
神奈川県歯科医師会館で開催された、学校歯科医基礎研修会に参加してきました。海老名のマウスガード研修会から移動し、午後4時からの7時30分までの開催になんとか間に合いました。
この研修会は、学校歯科医が歯科医師として、専門性を活かしながら教育者としての資質を備え、積極的に学校歯科保健活動を推進し、生涯にわたってその資質の維持と向上を図り、幼児、児童、生徒の歯・口腔の健康増進に貢献することを目的にしています。
学校歯科医は生涯研修制度があります。基礎研修修了証には7年間の有効期限があります。専門研修会もあり、今後自己研鑽していく必要があると感じました。
日本大学歯学部・日本大学松戸歯学部同窓会神奈川支部懇親会 2013-11-9
中華街ローズホテルで開催された日本大学歯学部・日本大学松戸歯学部同窓会神奈川支部懇親会に参加してきました。7月の参議院議員選挙で神奈川トップで当選した島村 大 議員(保土ヶ谷区開業歯科医師)が来賓でご挨拶されました。その挨拶のなか、健康寿命の延伸には、お口の健康が必須であることを力説されました。私の考えと全く同じ、国会でぜひ全力でがんばってほしいと、本当に思いました。
平均寿命と健康寿命の差「不健康な期間」
健康寿命の延伸と健康格差の縮小 厚生労働省 より引用
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/21_2nd/pdf/4_2_1.pdf
小学校就学時健康診断 2013-11-7
小学校の就学時健康診断を実施してきました。この日は、内科、眼科、歯科の健康診断が行われ、40名の園児が受診されました。上級生(5年生か6年生)が、園児ひとりひとりに付き添い、3科を受診します。上級生が優しくエスコートして、たいへん頼もしくみえました。
日本スポーツ歯科医学会ワークショップ 2013-11-2
東京医科歯科大学で開催された、日本スポーツ歯科医学会・マウスガード(MG)製作ガイドラインワークショップ(WS)に参加してきました。
マウスガードは、各歯科大学、各歯学協議会、開業歯科医、歯科技工士がそれぞれの考えで独自に製作しているのが現状です。そこで、日本スポーツ歯科医学会では、学術研究委員会を中心としたワーキンググループ(WG)を結成し、MG製作のガイドラインを策定することになりました。①印象・模型製作・デザイン(外形線、厚み、スポーツの種類にも関連)、②成形(模型からの撤去、トリミングまでを含む)、③咬合(スポーツの種類にも関連)、④調整、清掃、保管、修理、再製、の4つWGに分かれ、今まで発表されてきた論文や報告(抄録)をまとめ、ある程度の方向性をまとめます。そして今回のWSで発表し、参加者の意見を参考に、たたき台を作り、それを学会のHPにアップします。最終的にHP上での学会会員の意見を参考に、ガイドラインを策定します。
WSは、午前9時20分から午後5時まで、参加者は約100名。ほとんどが歯科大学の先生の中、私の所属しています、かながわスポーツ・健康づくり歯学協議会(SHP Dent. かながわ)からは12名が参加しました。
今回のWSで、③のWGから、全く納得できない報告がありました。それは、咬合・MGに付与する噛み合わせのことです。上顎の歯型しか採らず(下顎の歯型はらないで)、MGを成形する器械で作ったままのものを、そのまま依頼使用者(アスリート)のお口に入れ、お口の中で噛み合わせを付与していく、ことです。私は、手を挙げ、大反論しました。必ず、下顎の歯型を採り、噛み合わせの情報を採り、咬合器に付着して、アスリートのお口に入れる前、事前に充分にMGに噛み合わせを付与することが必須であることを。私は、上顎シングルデンチャー(下顎はご自分の歯が全てそろっていて、上顎だけの総義歯)を製作するときと全く同じ考え、同じ心構えで、アスリートのMGを製作しています。「上顎の総義歯を作るときに、下顎の歯型を採らず、噛み合わせも採らず、咬合器も使わず、製作しますか?」と発言したかったのですが、それを言ってしまうと歯科大学の先生方と喧嘩になってしまうので止めました。大反論の結果、咬合器を使用して製作していく方法も、ガイドラインたたき台に載せることができました。
今回のWSで、SHP Dent. かながわのメンバー、私の行っているMGの製作方法は、アスリートに優しく、きめ細かく、優れていることが良く理解できました。
磯子区3歳児歯科検診 2013-9-26
磯子区役所(福祉保健センター)で行われています、乳幼児検診の3歳児歯科検診をしてきました。磯子歯科医師会から会員1名が順番で毎木曜日に、1歳半、3歳児検診に出動しています。本日は、台風接近のなか、53名が受診されました。
私が検診させていただいたなかで、むし歯で要治療のお子様はいらっしゃいませんでした。プラークがいっぱいのお子様もなく、お母様、皆さん優秀です。
磯子区役所(福祉保健センター)で行われている乳幼児検診は、下記のアドレスで調べることができます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/kodomokatei/kodomo/kenshin.html
保育士のための歯の保健指導法研修会 2013-9-19
海老名市「子育てフェスティバル」 2013-7-28
神奈川県歯科医師会野球大会救護 2013-7-25
相模原市横山公園野球場で開催された、神奈川県歯科医師会野球大会の救護に、神奈川県歯科医師赤十字奉仕団団員として、江田団員、早瀬団員と共に参加してきました。
野球大会は毎年行われていて、選手はみな開業歯科医師です。この日は、朝9時より2回戦の3試合が行われました。この日は、曇で気温は高くなかったのですが、湿度があり、熱中症が心配されました。走塁中に太ももの裏の肉離れを起こした選手、フライを素手でキャッチし突き指した選手、2名の応急処置を行いました。熱中症、大きなケガもなく、大変良かったです。
今年も磯子・港南区歯科医師会の混成チームは、人数が集まらず、参加できませんでした。見ていると無性に野球やりたいです。来年こそ、野球大会に参加したいです。
第10回神奈川睡眠呼吸障害研究会 2013-7-17
アメフト後輩にマウスガード作製 2013-07-08
日本大学歯学部アメリカン・フットボール部の後輩現役部員3人が診療所を尋ねて来ました。お目当ては、マウスガード(MG)。診療後、一挙に3人のマウスガードを製作、口腔内に装着・調整を行いました。
手前味噌になってしまいますが、現役部員に私の作ったMGの評判がとても良く、8月にまた2人製作する予定です。
MGは、上顎だけの総義歯製作と全く同じです。快適なMGは、適合が良いこと、咬み合わせ(咬合)が適切に付与されていることが必須です。この適切な咬合の付与が、なかなか難しいのです。後輩3人に製作工程を見せながら、レクチャーをしました。そして、自分の口腔内に装着してもらい、適合、咬合の大切さを実感してもらいました。
日本歯科医師会と国立がん研究センターによる
医科歯科連携講習3 2013-7-7
神奈川県歯科医師会会館で開催された、日本歯科医師会と国立がん研究センターによる医科歯科連携講習3「がん緩和医療における口腔ケア」のDVD視聴による講習会に参加してきました。
神奈川県歯科医師会学術委員会から日歯・国がん連携事業進捗状況と展望についての説明後、①君津中央病院放射線治療科部長 清水 わか子 先生から「緩和ケア概論」。②弘前大学医学部附属病院 麻酔科・緩和ケアチーム講師 佐藤 哲観 先生から「がん疼痛の評価と治療」、③国立がん研究センターがん対策情報センター がん医療支援研究部長 加藤 雅志 先生から「気持ちのつらさとコミュニケーション」、④国立がん研究センター中央病院 歯科医長 上野 尚雄 先生から「がん緩和医療における口腔ケア」について受講しました。
緩和医療というとがん末期の患者さん、ホスピスなど、そのような連想が大きな間違いであること、そして緩和医療の大切さが良く理解できました。
日本スポーツ歯科医学会総会・学術大会 2013-6-29
国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された、日本スポーツ歯科医学会に参加してきました。まず、朝9時から、日本スポーツ歯科医学会マウスガード・テクニカルインストラクターの資格更新のため受講しなくてはいけない、認定研修会を受講しました。講演①「整形外科の立場から」、講演②「脳外科の立場から」、講演③「弁護士の立場から」、講演④「スポーツ心理の立場から」の4講演を受講しました。学生時代にラグビーをされておられた医科の先生から、受傷した時の動画を見せていただきながら、貴重なお話しを聴くことができました。講演④の講師をしていただいた、順天堂大学医学部非常勤講師・雪下 岳彦 先生は、医学部6年生のラグビーの試合中に頸髄損傷という重症外傷受傷を経験され、それ以来首から下がほとんど麻痺し、車いすの生活を送られています。「スポーツ外傷は突然やって来て、それを境に人生が一変する。そして家族の人生も一変する。スポーツ外傷で傷つくのは身体だけではない。」とお話しされました。大変ためになる認定研修会でした。
小学校の歯科検診2回目 2013-6-27
今年4月より、横浜市立小学校の歯科校医となりました。この日は、2回目、4年生〜6年生の歯科検診をしてきました。前回の1年生〜3年生より、プラーク、歯石の付着している児童が多かったように感じました。先月行われた、巡回歯科衛生士が、A、B+、B、C(A:きれいにみがけています。B+:少しみがきのこしがあります。、B:みがきのこしがあります。C:たくさんみがきのこしがあります。)の4段階に歯の衛生状態を評価し、カードを手渡しした時よりも、B、Cの児童が多かったように思います。これは、カードを手渡しされる時は、登校前にがんばってブラッシングして来ても、カード評価のない検診の時は、いつもどおりだったのではないかと思います。
今回もネグレクトが疑われる児童は、1,2名。受動喫煙が疑われる児童は、3%位でした。受動喫煙がいかに、児童の健康を脅かすか、パンフレットを集め、校長先生、養護の先生にお渡ししてきました。
横浜市歯の衛生週間フェスティバル 2013-6-16
小学校の歯科検診 2013-6-13
今年4月より、横浜市教育委員会からの委嘱を受け、横浜市立小学校の歯科校医となりました。この日は、1年生〜3年生の歯科検診をしてきました。先週の幼稚園児のお口の状態より、少し悪いように感じました。ライフステージが園児から児童になり、お友達つきあい(お菓子をもらったり)の変化、歯みがきは児童にまかせ、ご家族・特にお母様の仕上げみがきが不十分なのかも知れません。私見ですが、小学校5年生まで、しっかりと仕上げみがきをしてほしいです。ネグレクトが疑われる児童は、2,3名。受動喫煙が疑われる児童は、5%位、少し多いなと感じました。
歯科検診終了後、検診の結果について校長先生と30分ほどお話しさせていただきました。受動喫煙に関しては、資料を集めて、27日の4年生〜6年生の歯科検診時に、校長先生、養護教諭の先生にお渡しし、対策を話し合おうと考えています。
日大歯学部歯科補綴学教室第Ⅲ講座同門会学術講演会 2013-6-2
日本大学歯学部で開催された、日本大学歯学部歯科補綴学教室第Ⅲ講座同門会総会、学術講演会に参加してきました。
今回の講師は、元日本大学歯学部歯科補綴学教室第Ⅲ講座助教授、東京都ご開業の佐藤 友彦 先生。「日常臨床における咬合診断の重要性〜これを知らなきゃ一緒に診療できない〜」という演題で、70歳の友彦先生は、4時間エネルギッシュに講演されました。
お口全体の治療になりますと、故五十嵐教授の弟子達は、まず患者さんの咬合診断から始めます。患者さんの上下の歯型を採り、フェイスボーを使用して顎関節に対する上顎の位置的関係を記録。同じ位置関係で咬合器(上下の歯型模型を生体と同じ位置関係に固定し、下顎運動を再現させ、診断と治療計画の立案、技工操作すすめるために役立てられる器械。)の開閉軸に対して上顎模型を取り付けます。顎口腔系になんら問題がない場合、問題のある場合・総義歯の場合に分け、咬合採得(上下顎の位置的関係を3次元的に記録すること。)し、下顎模型を取り付けます。そして、咬合器上で咬合診断をしていきます。口腔外の診査、口腔内の診査と同じくらい、絶対に必要な診査診断です。
インプラントの失敗は、上記のことを歯科医が知らない、知っていてもできない、できてもやらない、からだと私は思っています。
横浜市歯科医師会・歯科医療連携地区担当者会議 2013-5-30
神奈川県歯科医師会会館で開催された、横浜市歯科医師会・歯科医療連携地区担当者会議に出席してきました。
阿部常任理事から①がん医科歯科連携事業の連携実績について、地区別、疾患別、病院別の②周術期(入院、手術、回復といった、患者さんの術中だけでなく前後の期間を含めた一連の期間)における口腔機能管理(口腔ケア)についての報告がありました。がん患者さんの入院・手術前そして退院後も、誤嚥性肺炎の発症を予防するため、医科と歯科がしっかりと連携し、口腔機能管理(口腔ケア)を行うことが必要です。国立がんセンター、南共済病院からの依頼を受け、現在4名のがん患者さんが当歯科医院に通院されています。今後も研修会に参加し勉強し、しっかり連携していかなくては、と思いました。
引き続き吉田常務理事から、③介護保険施設協力歯科医療機関の推薦、④歯科医療連携室の周知についての報告がありました。要介護高齢者の直接的な死亡原因の一位は、誤嚥性肺炎(33%)です。横浜市内の要介護認定者は122,254人(平成23年度)、その約28,000人が誤嚥性肺炎にかかると予測されています。静岡県ご開業の米山先生は、口腔ケア(口腔機能管理)により、誤嚥性肺炎を4割予防できると研究発表されています。平成24年12月28日に横浜市より公布された、介護保険サービスの事業に関する基準の条例では、「介護老人保健施設は、あらかじめ、協力歯科医療機関を定めておかなければならない」と書かれています。協力歯科医療機関(在宅療養連携登録医)の条件は、私も参加しましたが、昨年10月〜12月の3日間開催された専門的な研修会を修了した歯科医師(医院)となります。前述の横浜市糖尿病医科歯科連携登録歯科医もそうですが、がん医科歯科連携登録医、協力歯科医療機関(在療養連携登録医)、全てにおいて医師(医療機関)や介護施設が、歯科医師の質の担保を大変重要視していて、勉強していない歯科医師とは医療連携できないとの姿勢が良く理解できます。医療連携をすすめて行くために、ますます勉強しないといけないなと思いました。
横浜市糖尿病医科歯科連携地区責任者協議会
2013-5-30
神奈川県歯科医師赤十字奉仕団・初級ボランティア研修会と総会
2013-5-26
神奈川県歯科医師会館で開催された、神奈川県歯科医師赤十字奉仕団ボランティア初級研修会と総会に参加してきました。研修会の講師は指導員の山口先生、2年前に入団された鈴木先生と上杉先生が受講されました。
総会では、平成25年度の役員が決まり、私は副委員長と広報HP担当の兼務になりました。副いう役職は、初めてで戸惑っていますが、色々な奉仕活動をがんばっていきたいと思います。
歯肉は元気!おもしろい!
GC講演会に歯科衛生士・村上が参加 2013-5-19
東京国際フォーラムで開催されたGC(歯科機材の会社)友の会学術講演会に、当医院歯科衛生士・村上が参加してきました。
はじめに、東京歯科大学名誉教授の下野正基先生が演題『歯肉のはたらきは素晴らしい〜健康な歯肉と歯肉の防御機構について』、お話しされたとのことです。私も、下野先生のお話は、一昨年、日本大学歯学部補綴学第Ⅲ講座同門会で聴講しています。私の感想と全く同じで、歯肉上皮の防御システムが良く理解できたとのことです。
続いて東京都開業の三上直一郎先生がコーディネーターとなり、『歯肉は元気!おもしろい!〜ブラッシング指導から歯周病治療まで〜』というテーマで、「ブラッシング指導、歯周治療での歯肉を診るポイント」、「なかなか改善しない歯肉・患者さんへのブラッシング指導のポイント・治療のポイント」を、パネルディスカッションで学んだとのことです。
お休みの日曜日に東京まで、そして午後12時30分から16時30分までの講演会。勉強熱心な村上さんには、敬意を表します。学んだことを患者さんへのブラッシング指導、歯周病治療に活かせるよう、がんばってもらいたいです。
ライブアドベンチャークラブ出版記念セミナー
2013-5-15
東京都中野区のなかのZERO大ホールで開催された、8人の侍による出版記念セミナーに参加してきました。今回のセミナーは、8名の演者から主にFacebookを通じて、約1000名の聴講者が集まりました。私は、歯科のDVDセミナーでお世話になっている、演者の吉野真由美さんから招待を受けました。
歯科のセミナーとは全く違うものを感じました。早速、アマゾンのkindle fire HD を購入し、アマゾンで1位になった8人の侍の本(1冊100円×8)を購入、クリス岡崎さんの「人生は思い通りになる...思いの設計法則」から読んでいます。ワクワクの人生がおくれるよう、ヒントがいっぱい書かれています。また、kindle fire HD もすごく気に入りました。
日大歯学部アメリカン・フットボール部OB総会学術講演
2013-5-11
日本大学歯学部アメリカン・フットボール部のOB会総会・学術講演会が、両国駅前 ザ・ホテル ベルグランデ で開催されました。アメフト部OBで、私も所属していました日本大学歯学部歯科補綴学教室第Ⅲ講座大学院の後輩、東京都開業の行田 克則 先生が、『歯周組織をどう見るか〜root planing呪縛からの解放〜』という演題で、ご講演されました。行田先生は、私の2学年後輩、恩師故五十嵐教授の愛弟子です。OB、OG、現役部員、マネージャー、100名近い聴講者の前で、歯周組織のことを分かりやすく講演していただきました。
歯周治療の名のもとで行われてきたフラップオペレーションは、患者さんにとって本当に必要な処置であったか再考すべきと、解剖学的見地、そして30年以上におよぶ治療経験からお話しされました。
巡回歯科衛生士による小学校のブラッシング指導 2013-5-9
ニューセイル 2013-5-6
ゴールデンウィーク最終日の5月6日、葉山森戸海岸は、ガスティー(風速が安定せず、強弱の差がはげしい)でしたが、強く良い風が吹きました。昨年購入した、ニューセイルを使うことができました。ウィンド仲間からは、派手で目立って良いねと言われました。
私は、今57歳。結構ハードなウィンドサーフィン、いったい何歳までできるのか分かりません。できれば長く、長く続けたいと思っています。一昨年までの5年間は、海に出るのも年間6、7回。そして、新しいウィンドの道具も、一切購入しませんでした。昨年からは、できるだけ海に出よう、せっかく海に出のだから、以前より軽量化され使いやすくなった新しい道具で、気持ちよく、楽に楽しもう、という考えになりました。
高齢の患者さんに、保険外・自費の快適な入れ歯についてお話しすることがよくあります。その時、「私はもう先がないから、保険ので良いですよ。」と、ご返事いただくことが多いです。私は、「そうですか、分かりました。保険で頑張って作りますので。」とお答えします。でも、内心は、ニューセイルと同じ考えでいます。せっかくお食事されるのだから、私の技術を100%発揮できる保険外・自費の快適な入れ歯で、毎食楽しく、美味しく、心地よく、快適に食べてほしい。そして、健康寿命を延ばしてほしいと、いつも思っています。快適な入れ歯で、10年長生きできると信じて、私は入れ歯治療をしています。
平成25年度 神奈川県学校歯科保健研修会 2013-4-11
神奈川県歯科医師会館で開催された、平成25年度 神奈川県学校歯科保健研修会に参加してきました。
講演1は、「学校歯科健康診断時における児童虐待の現状と課題について」。講師は、私も所属している横浜市歯科医師会・公衆衛生委員会の 村松 朋彦 先生。全国のなかでも神奈川県は、児童虐待の相談件数が大変多い(平成23年度、大阪府についで2番目、全体の12%)のです。近年とくに、児童の心身の正常な発達を妨げるような、著しい減食または長時間の放置など、保護者としての監護を著しく怠る・ネグレクトが増加しています。学校歯科検診で、ネグレクト(多数ムシ歯の放置)や身体的虐待(頭部・顔面・口腔の損傷)の所見のある児童をみたら、虐待を疑ってみる、お話しをされました。
講演2は、「歯と口から広がる健康づくり〜心身の健康づくりに自ら取り組む子どもの育成をめざして〜」。講師は、横浜市立間門小学校 加藤 有紀江 養護教諭。生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進指定学校である横浜市中区にある間門小学校の、健康に関する関心や意欲を高め、生活行動や生活習慣を自ら改善し、生涯にわたって健康な生活を送ろうとする子どもを育てることを目標に掲げた、取り組み、そしていろいろな活動をご報告されました。
特別講演は、「CO判定歯を診療室でどのように診ていくか」。講師は、川崎市歯科医師会会員 須貝 昭弘 先生。C(未処置歯)は、治療が必要なムシ歯です。CO(シーオー・要観察歯 Questionable Caries for Observation)とは、ムシ歯の初期症状が疑われる歯です。集団歯科検診での正確なムシ歯の診断は非常に難しく、限界があります。COと評価された歯は、かかりつけ歯科のもとで精密な診査が必要になります。COの精密な診査方法、処置方法を詳しくお話しされました。
今年4月より、磯子区内の横浜市立小学校の校医になりました私にとって、3講演とも、大変ためになりました。
横浜市歯周疾患検診実施医療機関研修会 2013-3-28
神奈川県歯科医師会視聴覚室で、横浜市歯周疾患検診実施医療機関研修会が開催されました。横浜市歯周疾患検診は、歯を失う大きな原因となっている歯周疾患の予防と早期発見を推進し、高齢期において健康で快適な生活が送れるよう支援することを目的としています。横浜市在住の満年齢40歳、50歳、60歳、70歳の方が対象で、該当年齢の期間に1回受診できます。検診費用は、500円で、70歳の方、生活保護世帯の方等は、費用が免除されます。
実施医療機関として認定されるには、今回の研修を修了しないといけません。今回は例年の約3倍、32名の歯科医師が受講されました。
研修は、
①「歯周疾患の概要」について、横浜市健康福祉局 田中 園治 課長からお話しいただきました。
②歯周疾患検診の実施方法、CPIの方法、歯周疾患検診の判定、検診結果と歯科保健指導について、鶴見大学歯学部地域歯科保健学教室 鶴本 明久 教授からお話しいただきました。
③検診費用等請求手続きについて、受付から請求まで、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会委員の私・羽田京太郎が説明させていただきました。
40、50、60、70歳の節目検診として、横浜市民の皆さまに、ぜひ受診していただきたいと思います。
詳しくは、横浜市 健康福祉局 保健事業課 [歯周疾患検診]のHPをご閲覧ください。
神奈川県歯科医師赤十字奉仕団研修会 2013-3-24
EPARK24時間オンライン予約を開始しました。 2013-02-28
EPARKを使った24時間オンライン予約を開始しました。
既存の緊急オンライン予約では、緊急の場合(歯が痛い、歯ぐきが腫れた、入れ歯がこわれた、つめ物が取れたなど)は、1日後以降(例:本日が月曜の場合は、火曜日以降)で。緊急でない場合は4日後以降(例:本日が月曜の場合は、金曜日以降)で、第一希望より第三希望までお書きいただきご予約をお願いしていました。デジタル→アナログ→デジタル的に予約日時を確定し、私からメールにてお知らせさせていただいていました。 今回設定いたしましたEPARK24時間オンライン予約は、羽田歯科医院の予約票の空いているところを患者さんにお選びいただき、その場で予約が確定するシステムです。まだまだ、スタッフも私も慣れていないところが多々あり、ご迷惑おかけすることがあるかと思いますが、皆さまにご活用していただければ、大変嬉しいです。
平成24年度 磯子歯科医師会学校歯科医研修会
2013-2-16
平成24年度 磯子歯科医師会学校歯科医研修会 2013-2-16
磯子歯科医師会会館で開催された、平成24年度 磯子歯科医師会学校歯科医研修会に参加してきました。講師は、私も所属している神奈川県歯科医師赤十字奉仕団の団員で、神奈川県歯科医師会・学校歯科保健委員会委員の西 耕一 先生。演題は、「学校における歯・口腔の外傷について」。1,歯とお口の外傷、2,歯科と児童虐待、3、学童歯みがき大会、3部構成でお話しされました。
私は、20年以上、磯子区内の神奈川県立外語短期大学付属高等学校の校医をさせていただいていました。5年前の2008年、神奈川県立六ツ川高等学校と合併(神奈川県立横浜国際高等学校が開校)し、完校となりました。今年4月より、磯子区内の横浜市立小学校の校医になることが内定、久しぶりに学校歯科医研修会に参加しました。
第3回診療所で行う口腔機能向上研修会 2013-1-27
羽田歯科医院:https://www.hada-dental.jp/
〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-10-7
電話:045-753-7241
交通アクセス
電車でお越しの方:
磯子駅より徒歩2分