気まぐれ日記2012
2023/07/09
気まぐれ日記を読んでいただき、
ありがとうございました。 2012-12-31
今年も、気まぐれ日記を読んでいただき、誠にありがとうございました。
来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
平成24年度寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会2日目 2012-11-18
横浜市歯科医師会主催の「寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会」、その第2回目に参加してきました。計3回の研修会で、受講者は横浜市歯科保健医療センター在宅療養連携登録医療機関として認定され、地域における在宅療養連携の中心となっていただくのが目的です。
最初に、嚥下障害への対応について、耳鼻咽喉科の立場より耳鼻科医会の西山耕一郎先生、言語聴覚士の立場より横浜なみきリハビリテーション病院・言語聴覚士の廣瀬裕介さんからお話しいただきました。続いて、食形態と食事介助について、神奈川県栄養士会の根本文子さんから、最後に全身管理・医療安全について、鶴見大学歯学部歯科麻酔学講座・河原 博 教授からお話しいただきました。
他職種の方々のお話しを聴くことができ、大変有意義でした。
寝たきり高齢者等訪問歯科診療についての研修会 2012-11-7
保険医協会講演会「オールセラミック修復のパラダイムシフト」 2012-11-1
神奈川県保険医協会主催の学術講演会に参加してきました。演題は、「オールセラミック修復のパラダイムシフト」。講師は、鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座・教授 小川 匠 先生。オールセラミック修復は、1980年代から始まりました。2000年以降はCAD/CAMシステムが導入され、機械的強度に優れたジルコニアの応用も可能になり、歯科臨床の応用範囲が大きく広がりました。しかし、硬くて脆いという性質から、冠の破折や、噛み合わせの相手の歯に過度の摩耗を引き起こすなどの問題点も有しております。今回小川先生は、それらの利点と欠点、安全なオールセラミック修復について、基本技術から最先端の情報までお話しされました。
平成24年度寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会 2012-10-21
10月21日(日)、11月18日(日)、12月16日(日)の3日間にわたり、横浜市歯科医師会主催の「寝たきり高齢者等訪問歯科診療事業研修会」が神奈川県歯科医師会館で開催されます。その第1回目に、参加してきました。この研修会で、受講者は横浜市歯科保健医療センター在宅療養連携登録医療機関として認定され、地域における在宅療養連携の中心となっていただくのが目的です。
講演は、講演①「歯科訪問診療の現場での実際について」、演者は、横浜市歯科医師会・歯科保健医療委員会の 木村 貴美 先生。講演②「歯科訪問診療に関係する全般的な知識について」、演者は横浜市歯科医師会・訪問診療・地域包括ケア部会部会長 雨宮 和則 先生。講演③「在宅医療の全般的な知識について」、演者は、在宅医ネット横浜代表・オカダ外科医院院長 岡田 孝弘 先生。講演④「介護・福祉の全般的な知識について」、演者は、たすけあい ゆい 理事長 濱田 静江 さん。
この研修会は、在宅療養連携登録医に加え、厚生労働省の在宅療養支援歯科診療所の認定を受けるためのものでもあり、3日間とハードな研修会ですが、横浜市18区から120名以上の参加がありました。
日大歯学部歯科補綴学教室Ⅲ講座同門会学術講演会 2012-10-13
日本大学歯学部で開催された、日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅲ講座同門会総会、学術講演会に参加してきました。
今回の講師は、日本歯科大学名誉教授の 丸茂 義二 先生。「顎関節症について」という演題で、治療をしてもなかなか治癒しない、逆に治療することにより悪化することもある顎関節症について、2時間途中休憩もなく、エネルギッシュに講演されました。
顎関節の症状・噛み合わせについて、頭・首・肩・顎以外の状態について、睡眠・生活習慣・身体の使い方について、事故歴(肉体的・精神的事故歴)について、ストレス調査、生活パターンなど、17ページからなる、咀嚼顎機能情報予診表(問診票)から、治療をすすめていきます。私たちが大学で、補綴学教室で学んだものとは、全く異なる患者さんへのアプローチ、治療法でした。
参加者は、歯科補綴学教室Ⅲ講座同門会が60名、丸茂先生勉強会から60名、合わせて120名と大盛況でした。講演も素晴らしく、大変ためになり、良かったです。それにしても丸茂先生を慕って60名、丸茂先生が、どれだけすごいのかを、かいま見たように思います。
丸茂先生は、日本歯科大学卒で、他大学ではありますが、卒業年度は一緒、残った大学院も同じ講座の歯科補綴クラウン・ブリッジ学。私が大学院生の時から、日本歯科大に丸茂あり、と言われていたほどの先生でした。学会などでお話ししたこともなかったのですが、懇親会でご挨拶したら、「先生のお顔、覚えていますよ!」と、おっしゃってくれて、大変嬉しかったです。
平成24年度 歯周病・糖尿病対策講習会 2012-10-11
神奈川県歯科医師会で開催された、平成24年度 歯周病・糖尿病対策講習会に参加してきました。歯周病は、以前から糖尿病の合併症の一つと言われています。近年、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになり、歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっていることが分かってきました。そこで、神奈川県歯科医師会では、会員が歯周病と糖尿病との関係について、患者さんのリスクに合わせた適切な予防法及び治療法等について学び、ひいては県民の歯科保健の推進を図ることを目的に、毎年この講習会を開催しています。
今年度は、講演1「糖尿病予防のための歯科保健指導の実際」、演者は、鶴見大学歯学部探索歯学講座 花田 信弘 教授。講演2「糖尿病の最新の治療とその近未来」、演者は、日本糖尿病協会神奈川県支部顧問・洋光台HECサイエンスクリニック理事長 平尾 紘一 先生。
糖尿病予防には、歯科保健指導が必要で、歯科医院は街の健康ステーションにならなくてはいけないこと。糖尿病の治療は、目標体重を決め、食事・運動を基本基本に、薬を巧みにあやつる時代になってきていること、などを学びました。
横浜内科学会・糖尿病研究会 2012-10-9
横浜ベイシェラトンホテルで開催された、第20回横浜内科学会・糖尿病研究会 糖尿病と口腔内疾患〜歯周病が血糖コントロールに影響を与える?!〜に、横浜市糖尿病医科歯科連携歯科医・磯子地区担当責任者として参加してきました。
横浜内科学会会長の宮川正昭先生、横浜市歯科医師会会長の藤井達士先生のご挨拶の後、磯子区洋光台のH.E.Cサイエンスクリニック院長 前田 一 先生から糖尿病のお薬、シタグリプチンについての報告がありました。
その後、セッション1は、医科の立場から『歯周病に関する糖尿病お基礎知識〜医科の立場から〜』、みながわ内科クリニック院長の 皆川 冬樹 先生の講演。セッション2は、歯科の立場から『医科歯科連携のための知っておきたい歯周病用語』、私の所属しています横浜市歯科医師会公衆衛生委員会理事 小杉 禎久 先生の講演。セッション3は、口腔外科の立場から『糖尿病と口腔疾患との関連』、横浜市立大学大学院医学研究科 顎顔面口腔機能制御科 准教授 光藤 健司 先生の講演、その後3先生のディスカッションが
ありました。
内科学会から60名、横浜市歯科医師会から60名の参加がありました。がん患者さんの医科歯科医療連携に加えて、糖尿病患者さんの医科歯科連携も、医師も歯科医師も必須なことと確認できた有意義な研究会でした。
三重県歯科医師会学術講演会−スポーツマウスガードと睡眠時無呼吸症候群口腔内装置の製作− 2012-9-30
三重県歯科医師会会館で開催されました学術講演会−スポーツ・マウスガードと睡眠時無呼吸症候群口腔内装置の製作−に、(社)かながわスポーツ・健康づくり歯学協議会より、実習のインストラクターとして、出講してきました。私は、他県への出講も初めて、三重県も初めてでした。
午前中の講義に約100名、午後の実習が28名の参加がありました。台風が近づく中、スポーツ・マウスガードの製作実習、参加者は噛み合わせの器械に付着したご自身の歯型の上で製作しました。そして、睡眠時無呼吸症候群口腔内装置の製作デモンストレーションを行いました。参加者は、大変熱心で、多くの質問をいただき、手応えを感じました。
講演会終了後、三重県歯科医師会会館のある津からは、台風のため、JRも近鉄も運行していないとのこと。結局帰宅できず、四日市でもう一泊しました。翌月曜日早朝、名古屋駅新幹線は台風の影響で大混雑、名古屋から立って帰って来ました。診療開始ギリギリ間に合いました。
横浜市歯科医師会・歯科医療連携地区担当者会議 2012-9-20
「9枚45秒撮影、効果的プレゼンテーション」セミナー 2012-9-2
目黒駅東口・研修会場「ゴブリン」で開催された、「口腔内写真9枚45秒撮影、効果的プレゼンテーション」セミナーに参加してきました。講師は、群馬県みどり市ご開業の 籾山 道弘 先生。
籾山 道弘 先生は、今年始めに開催された、横浜デンタルショー・テーブルクリニックでご講演されました。受講した私は、籾山 道弘 先生の歯科臨床に対する姿勢に、すごく感銘いたしました。今回、実習がメインということで、CHP研究会・熱海サマーミーティングを途中退席して、熱海から駆けつけました。
私は、昔から患者さんの口腔内写真を撮影して、現在のお口の状態をパソコンの画面でお見せして、説明してきました。撮影枚数は、5枚ですが、以前より14枚法で撮影したいと思っていました。今回5枚+9枚の、9枚の撮影方法の研修会だったので、願ったり叶ったりでした。
参加者は、20名限定で、歯科医は4名だけで、ほとんどの方が歯科衛生士、デンタルアシスタントの方でした。相互実習で口腔内写真の撮影からパソコンへの入力まで3分で終了、そして患者さんへの効果的なプレゼンについて、学びました。大変、勉強になりました。新しいカメラと接写レンズ、リングライトが欲しくなりました。
三重県歯科医師会マウスガード・睡眠時無呼吸研修会予演会 2012-8-30
横浜市歯科医師会第11回口腔ケア研修会 2012-8-23
神奈川県歯科医師会館で開催された、横浜市歯科医師会主催の第11回口腔ケア研修会「やってみよう口腔ケア」に、公衆衛生員会委員として司会をしてきました。
参加者は、介護支援専門員、ケアマネージャー、介護福祉士、訪問看護員など、47名の参加でした。前半は、講義「介護職の口腔ケア」、講師は同じ委員会の品川先生。横浜市でも高齢化が進み、超高齢社会になってきていること。栄養改善、誤嚥性肺炎の予防に、口腔ケアが大変重要であることを、お話しされました。
後半は、横浜市歯科医師会登録歯科衛生士5名による、口腔ケアの実際を実習で行いました。参加者に水を飲み、ビスケットを食べてもらい、認知機能、口びる、舌、ほほの動きを確認していただきました。またビスケットがどんなところに残りやすいか、どのように汚れをきれいにするかなど、効果的な歯磨きを体験していただきました。
神奈川県歯科医師会野球大会救護 2012-7-26
横浜歯科漢方研究会「漢方塾」 2012-7-21
神奈川歯科大学付属横浜クリニックで開催された、横浜歯科漢方研究会「漢方塾」〜歯科医師のための勉強会〜に参加してきました。演題は、「半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)・黄連湯(オウレントウ)について」。講師は、横浜薬科大学 漢方薬学科教授 石毛 敦 先生と、練馬総合病院 漢方医学センター長 中田 英之 先生。
本年4月の保険改訂で、はじめて漢方薬7製剤を歯科医師が処方できるようになりました。歯科医師も単に知識としてだけではなく、積極的に日常歯科臨床へ東洋医学を取り込むべき時代となりました。お口の痛み、口内炎、舌痛症、顎関節症、口腔粘膜疾患・口内炎、口腔乾燥症、歯周病治療などの難治性疾患に漢方薬が応用できます。今回は、口内炎に効く半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)と、黄連湯(オウレントウ)について研修を受けました。漢方の勉強は、初めてでしたが、おふたり講師の講義が素晴らしく、すごくためになりました。半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)で、舌痛症と口内炎で苦しんでおられるご高齢の患者さんのお役に立てれるかも知れません。
神奈川睡眠呼吸障害研究会 2012-7-18
第9回神奈川睡眠呼吸障害研究会に参加してきました。参加者は、医科の医師、看護師さんばかりで、歯科医師の参加は6、7名でした。
特別講演1は、『CPAP導入の成否を握るのは?』−臨床経験から得たちょっとしたコツ−。講師は、横浜呼吸器クリニック、神奈川県内科医学会呼吸器疾患対策委員会副委員長 小野 容明 先生。小野先生からは、以前閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)軽症の患者さんを紹介いただいたことがあります。OSASの治療には、生活習慣の改善に加え、3つしかないことを強調されました。①内科的治療・CPAP療法(マスクを介して気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐことにより、無呼吸を取りのぞく治療。)②外科的治療・口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(のどちんこ、扁桃、軟口蓋、口蓋弓を含む中咽頭部を切除し、上気道を拡大する手術。)③歯科装具・オーラルアプライアンス・OA(いびき症、軽症のOSAS患者さん、CPAPがどうしても受け入れられない患者さんに用いる。患者さんごとにオーダーメイドの上下顎マウスピースを製作し、下顎が睡眠時に重力により首方向に下がらないよう、また少し前方に引き出すことにより、咽頭に適度な空間ができ、閉塞を軽減させる治療。)。小野先生は、歯科装具を高く評価されていて、これから歯科との連携が、大切とお話しされました。ただ、なんちゃってOAもあるので、しっかりとした知識があり、効果のあるOAが製作できる歯科医との連携をとりたいとも、おっしゃっていました。
特別講演2は、『スタンフォード大学での医療連携と上顎急速拡大(RME)による、小児OSASの新たな予防的治療』。講師は、横浜市立大学医学部口腔外科 姉川 絵美子 先生。小児のOSASになりうると予測される患者さん(上顎が狭く、奥歯が正常とは逆の噛み合わせ)の上顎を矯正により広げて、予防する治療について講演されました。 今後、この研究会には必ず参加し、医科との連携をとりたいと、思っています。
日本スポーツ歯科医学会 2012-7-14
インプラント 事前検査不十分・6月27日NHKニュース 2012-6-27
あごの骨に金属を埋め込んで人工の歯を取り付ける、歯のインプラント治療について、厚生労働省の研究班が調べたところ、治療を始める前に神経の位置などを確認する検査を行っている歯科医師は6割に、また治療の障害となる持病を把握するための血液検査などの値を確認している歯科医師は2割にとどまっていることが分かりました。研究班は、事前検査のガイドライン作りを急ぐことにしています。
この調査は、厚生労働省の研究班が、歯科医師1000人を対象に行ったもので、このうちインプラント治療を行っている289人から回答がありました。それによりますと、▽神経を傷つけてしびれが残った▽インプラントの周囲に炎症が起きたなど、何らかのトラブルの経験がある歯科医師が61%にのぼりました。そして、治療を始める前に、▽骨の厚さや神経の位置などを確認する「CT検査」を患者全員に行っている歯科医師は57%、▽糖尿病など治療の障害となる持病を把握するための血液検査や尿検査の値を確認している歯科医師は23%にとどまり、事前の検査が十分行われていないことが明らかになりました。
研究班の班長で日本歯科医学会の栗原英見総務理事は、「インプラント治療を行う歯科医師には幅広い知識と専門性が求められる。安全に治療するためにどのような検査が事前に必要かガイドラインをまとめ、学んでもらう体制の構築を急ぎたい」と話しています。
NHK NEWSWEB より引用
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120625/k10013074731000.html
上記アドレスで、ニュースの動画を見ることができます。
日本赤十字社救急法救急員資格継続研修会 2012-6-24
神奈川県歯科医師会会館で開催された、日本赤十字社救急法救急員資格継続研修会に参加してきました。救急員は3年ごとの資格更新が必要となります。講師は、前坂指導員(戸塚区開業)、中川指導員(寒川町開業)と山口指導員(戸塚区開業)。心肺蘇生法ガイドライン2010改定ポイントと一次救命処置の手順を、実習中心で研修しました。
ガイドライン2005 から2010 への改訂で最も重要なポイントは、以下の通りです。
(1)訓練を受けていない救助者は119 番通報をして通信司令員の支持を仰ぐ。一方、通信司令員は訓練を受けていない救助者に対して電話で胸骨圧迫のみのCPR を指導する。
(2)救助者は、反応が見られず、呼吸をしていない、あるいは死戦期呼吸のある傷病者に対しては直ちにCPR を開始する。死戦期呼吸を認める場合でもCPR の開始を遅らせるべきではない。
(死戦期呼吸:心停止を示唆する異常な呼吸で、ときおりしゃくりあげるように認められる不規則な呼吸)
(3)心停止と判断した場合、救助者は、気道確保や人工呼吸より先に胸骨圧迫からCPR を開始する。
(4)すべての救助者は、訓練の有無にかかわらず、心停止の傷病者に対して胸骨圧迫を実施する。
(5)質の高い胸骨圧迫を行うことの重要性がさらに強調された。救助者は少なくとも5㎝の深さで、1分間当たり少なくとも100 回のテンポで胸骨圧迫を行い、胸骨圧迫解除時には完全に胸郭を元に戻す。胸骨圧迫の中断を最小にする。
(6)訓練を受けた救助者は、胸骨圧迫と人工呼吸を30:2の比で行う。
学校保健会ポータルサイト・ 第3回「学校での応急処置・対応」・ 心肺蘇生法ガイドライン2010改定ポイントと一次救命処置の手順より引用
http://www.gakkohoken.jp/modules/special/index.php?content_id=94
インプラント事故、5年で300件 あごや舌にマヒ 2012-6-13朝日新聞夕刊
インプラント(人工歯根)治療に伴う事故が、最近の5年間で少なくとも300件以上起きていることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。日本口腔(こうくう)インプラント学会は、事故を防ぐ対策などを盛り込んだ歯科医師向けの治療指針を作って、近く公表する。
インプラント治療では、歯が抜けた部分に金属製の人工歯根という土台を埋め込み、人工の歯を作る。
調査は47都道府県の歯科医師会と96歯学部・医学部付属病院で行った。歯科医師会の9割、大学病院の半数が回答した。
この結果、歯科医師会が把握している事故は2006年度〜10年度で150件あった。大学病院が何らかの被害を受けた患者の治療を行った例は307件あった。事故では、下あごの骨の中にある神経や血管の入った管を傷つけたり、鼻の周囲の骨にある空洞に人工歯根が入り込んだりしていた。
日本顎(がく)顔面インプラント学会による別の調査でも、09年からの3年間で421件のトラブルがあった。4割近くは、骨に穴をあける際、神経を傷つけ、下あごや舌などにまひやしびれが残っていた。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療薬の影響が考慮されず、あごの骨が壊死(えし)した例もあった。
日本口腔インプラント学会は、インプラント治療がふさわしいかを判断するチェックリストのほか、治療で起こりやすい問題や、事故を防ぐ方法を解説した指針を作成中だ。
日本顎顔面インプラント学会の瀬戸理事長は「歯科医師の技術不足によるトラブルもあったが、人工物を骨に埋める手術なので一定のリスクはある。治療後にしびれなどがあれば、すぐに学会の認定施設や口腔外科のある病院に行って欲しい」と助言する。
(編集委員・出河雅彦、南宏美)
朝日新聞デジタルより引用
世界禁煙デー 2012-5-31
今日は、国際デーの1つである世界禁煙デーです。喫煙は、歯周病が治らない大きな原因の1つです。羽田歯科医院では、なかなか禁煙できない患者さんのお手伝いをしています。現在3名の方を医療機関にご紹介させていただき、3名とも100%禁煙に成功しています。
日大歯アメリカン・フットボール部OB会学術講演会 2012-5-19
日本大学歯学部アメリカン・フットボール部のOB会総会・学術講演会が、両国駅前 ザ・ホテル ベルグランデ で開催されました。総会後、私も所属していました日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅲ講座の後輩で、埼玉県入間市ご開業の青島 徹児 先生をお招きし、『MI治療から補綴治療までー卒後18年目の臨床—』という演題で学術講演会が行われました。MI:minimal intervention概念に基づく治療法であるダイレクトボンディング、完全被覆冠のフィニッシングラインを歯肉縁下に設定していることについて、詳細にお話しいただきました。
学術講演会後、現役部員の歓送迎会が開催されました。卒業生はプレーヤー5名、全員国家試験合格、おめでとう。
小泉 進次郎 衆議院議員 国政報告会・意見交換会 2012-4-21
訪問診療・地域包括ケアに関する研修会 2012-4-1
神奈川県歯科医師会会館・地下大会議室で開催された、横浜市歯科医師会主催、〜訪問診療・地域包括ケアに関する研修会〜に、横浜市歯科医師会《訪問診療・地域包括ケア》連携対策部会委員として参加してきました。この日の対象者は、横浜市地区(18区)歯科歯科医会地域医療担当役員・委員(訪問地区担当者)、地域ケアプラザ運営委員、介護保険認定審査会審査委員などで、100名近い参加がありました。
地域包括ケアシステムとは、地域住民の皆さまに対し、保健サービス(健康づくり)、医療サービス及び在宅ケア、リハビリテーション等の介護を含む福祉サービスを、関係者が連携、協力して、地域住民皆さまのニーズに応じて一体的、体系的に提供する仕組みです。保健・医療・介護・福祉の連携と統合について学ぶ、大変有意義な研修会でした。
スタンドアップパドル・サーフィン(SUP)で、海上散歩 2012-3-20
orionさんのブログは、http://racingjibe.livedoor.biz/です。
第44回全日本歯科学生総合体育大会
アメリカン・フットボール準決勝 2012-3-20
横浜市歯科医師会・診療所で行う口腔機能向上研修会 2012-3-18
神奈川県歯科医師会会館501研修室にて、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会主催の「診療所で行う口腔機能向上研修会」が開催されました。
講師は昨年に引き続き、日本大学歯学部摂食機能療法学講座 植田 耕一郎 教授。演題は、「かかりつけ歯科医」を全うするための歯科治療と口腔機能向上支援の手法。来年度、4月から、横浜市介護予防事業が大きく変更されます。元気な高齢者を対象とした一次予防(体力向上プログラム)は続行されますが、特定(虚弱)高齢者を対象とした二次予防(はつらつシニアプログラム)は、無くなります。植田先生は、この特定(虚弱)高齢者を対象とした介護予防を、歯科診療所でも行えるようにと、エネルギッシュにお話しされました。
引き続き横浜市歯科医師会公衆衛生委員会・歯科衛生士が講師となり、「口腔機能向上トレーニングの指導法」について、講義と実習を行いました。
横浜市歯周疾患検診実施医療機関研修会 2012-3-15
横浜市歯科医師会研修室で、横浜市歯周疾患検診実施医療機関研修会が開催されました。横浜市歯周疾患検診は、歯を失う大きな原因となっている歯周疾患の予防と早期発見を推進し、高齢期において健康で快適な生活が送れるよう支援することを目的とします。横浜市に住所を有する満年齢で40歳、50歳、60歳、70歳の方が対象で、該当年齢の期間に1回受診できます。検診費用は、500円で、70歳の方、生活保護世帯の方等は、費用が免除されます。
実施医療機関として認定されるには、今回の研修を修了しないといけません。研修は、①横浜市健康福祉局 佐藤 眞理代 課長から、「歯周疾患の概要」について。②鶴見大学歯学部地域歯科保健学教室 鶴本 明久 教授から、歯周疾患検診の実施方法について。③横浜市歯科医師会 小杉 禎久 理事から、検診費用等請求手続きについて、説明と講義がありました。
40、50、60、70歳の節目検診として、横浜市民の皆さまに、ぜひ受診していただきたいと思います。
詳しくは、横浜市 健康福祉局 保健事業課 [歯周疾患検診]のHPをご閲覧ください。
CHP研究会関東フレンズ勉強会 2012-3-9
東京駅八重洲の会議室のルビコンで開催されたCHP研究会関東フレンズ勉強会に参加してきました。講師は、福岡でご開業のCHP勉強会の鰐石先生。患者さんのへのアプローチ、福岡からぼちぼち活動をしております。鰐石先生は、診療室でヘルスプロモーションができるようになろう!と始まったCHP勉強会の代表です。お話しは、楽しく、大変ためになるもので、あっと言う間の2時間でした。
CHPとは、クリニカル・ヘルス・プロモーションの略で、新時代に向けた健康戦略、「人々が、自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義されています。健康は専門家がつくるものではなく、本人がつくるもので、 私たち(歯科衛生士、歯科医師)は、そのお手伝いをするだけです。そのような考えを持った歯科医療関係者の集いが、CHP研究会です。
CHP研究会のHPは、http://www.chp.ne.jp/ です。
CHP研究会関東フレンズ仲良し会 2012-2-22
東京大森にある元祖もつ鍋・居酒屋 博多屋で開催されたCHP研究会関東フレンズ仲良し会に参加してきました。CHPとは、クリニカル・ヘルス・プロモーションの略で、新時代に向けた健康戦略、「人々が、自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義されています。健康は専門家がつくるものではなく、本人がつくるもので、 私たち(歯科衛生士、歯科医師)は、そのお手伝いをするだけです。そのような考えを持った歯科医療関係者の集いが、CHP研究会です。私が、入会して3年。研修会ではなく、このような会に参加したのは、はじめてでした。私より10歳も15歳も若い歯科医師、そして20歳も若い歯科衛生士との、鍋を囲んでの語らいは、ホントに新鮮で、楽しく、勉強になりました。
CHP研究会のHPは、http://www.chp.ne.jp/chp.html です。
公開講座「口から始まるがん治療」のお知らせ
2012-2-2
(社)横浜市歯科医師会主催、8020推進財団歯科保健活動事業公開講座『「口から始まる がん治療」〜がんとお口の関係、知って欲しい3か条〜』が2月19日、横浜市 旭区民文化センター「サンハート」ホール(相鉄二俣川駅隣接)で開催されます。入場無料ですので、ぜひご参加下さい。お問合せは、(社)横浜市歯科医師会事務局 TEL. 045-681-1553までご連絡下さい。
詳しくは、こちらから ⇒ http://www.yokoshi.net/?p=1800
日 時 : 平成24年2月19日(日)13時〜16時
場 所 : 横浜市 旭区民文化センター「サンハート」ホール(相鉄二俣川駅隣接)
参加費 : 無料
*特別講演
1.「がん治療に必須の歯科治療と口腔ケア〜がん治療を口からささえるために〜」
静岡がんセンター 歯科口腔外科部長 大田 洋二郎 氏
2.「食道癌手術の周術期におけるチーム医療の重要性〜口腔ケアの役割〜」
静岡がんセンター 食道外科部長 坪佐 恭宏 氏
*シンポジウム「口から始まるがん治療」
シンポジスト
静岡がんセンター 歯科口腔外科部長 大田 洋二郎 氏
静岡がんセンター 食道外科部長 坪佐 恭宏 氏
神奈川県立がんセンター 食道外科医長 尾形 高士 氏
神奈川県立がんセンター 歯科口腔外科 小栗 千里 氏
日本歯科医師会 地域保健委員長 深井 穫博 氏
がんフォーラム山梨 代表 若尾 直子 氏
NHK・歯科インプラント トラブル急増の理由。追加です。
2012-1-22
歯科インプラント トラブル急増の理由。NHK総合・毎週(月)〜(木)、夜7:30からのクローズアップ現代で、1月18日放送されました。
放送内容が良く分かる、まるごとチェックは、下記のアドレスで見られます。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3143&html=2
早めにぜひ見てください。
歯科インプラント トラブル急増の理由 2012-1-18
歯科インプラント トラブル急増の理由。NHK総合・毎週(月)〜(木)、夜7:30からのクローズアップ現代で、1月18日放送されました。このアドレス(http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3143)で、その時の放送の一部が見られますので、早めにぜひ観てください。
放送でトラブル急増の理由は、
①歯科医師の技術、知識不足(86%)
②難しいケースに無理な治療(76%)
コンビニエンス・ストア1.7倍の歯科医院数。歯科医院の経営環境の悪化も背景にあると、放送では伝えています。最後に出演された患者さんは、抜かないでも良い歯を抜かれ、500万円のインプラント治療をしたのに失敗。歯科医のモラルの低下を感じると伝えています。
NHKクローズアップ現代・1月18日(水)放送。
自分の歯のようにしっかりかめるように画期的な治療法として、歯が抜けた人の1割に普及しているという歯科インプラント。ところが、顎の骨に金属の土台を埋め込む手術をする際、歯科医師のミスや技量不足のために大量出血したり、麻痺が残ったりするトラブルが相次いでおり、死亡事故も起きた。国民生活センターは5年間で2000件の相談が寄せられたとして、先月、行政や医師会などに早急な対策を呼びかけた。インプラント治療は自由診療で、標準的な治療方法が定められていない。保険診療と違って監督官庁の監視も届きにくく、十分な技術を持たない医師が、高い治療費をとれるインプラントに安易に走っているという指摘もある。そこで、学会では治療のガイドラインの策定に着手。一部の大学では、授業を新設して、治療の技術とモラルを向上させる取り組みを始めた。また、自由診療とはいえ、何らかの規制・監督が必要な時期に来ているというという声が高まっている。インプラント治療のトラブルの実態と対策を報告する。
NHK ONLINE より引用
ライスボウルで同級生がレフリー(主審) 2012-1-3
あけまして、おめでとうございます。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
ライスボウル、アメリカンフットボール日本選手権が東京ドームで開催され、甲子園ボウルで日大を敗った関西学院大学が、社会人王者のオービックに挑みました。結果は、関学大28−38オービックでした。これぞカレッジ・フットボール!、敗れはしましたが関学大のフットボールは素晴らしく、テレビで観ていてすごく楽しかったです。
そのレフリー(主審)をしていたのが、日本大学歯学部アメリカンフットボール部の同級生の馬島君。何の反則をしたのかが分かりやすく、声もとおっていて、NFLの審判に負けないくらい、素晴らしかった。白いキャップが馬島君です。
羽田歯科医院:https://www.hada-dental.jp/
〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-10-7
電話:045-753-7241
交通アクセス
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