気まぐれ日記2011
2023/07/09
一年を振り返って 2011-12-31
一年を振り返ってみました。お電話、そしてHPから、抜歯してインプラント治療が本当に必要か否かについてのセカンドオピニオンの依頼が、大変多かったです。歯の根の再治療をしっかりすれば、抜歯する必要がない症例がほとんどでした。このことは、2年ほど前から感じていましたが、HPの記事にすることは、しませんでした。ただ、あまりに多いので、今回このHPを見ていただいている方にお伝えしたいと思います。私の言いたいことは、ただ一つ。「患者さんの利を考えず、歯科医自信の益を考え、抜歯→インプラント治療を勧めている歯科医が多すぎる。」ことです。先日、Tさんから、オンライン予約が入りました。そのケースで、そのことをお伝えしたいと思います。
Tさんのお口を診させていただきました。確かに差し歯がとれた歯は、根っこしか残っておらず、ほっぺた側にヒビが入っていました。しかし、なたで割ったように完全に折れてはいませんでした。私はTさんに、『Tさんの希望どおり、歯に接着する材質で土台を作り、ヒビがひろがらないよにして、プラスチックの仮り歯を作りましょう。ただ、歯ぐきが腫れたり、膿んだりしたら、その時は抜歯しないといけません。その確立は、私の経験上50%位です。ただ、腫れなければ4年、5年、10年、大丈夫とは思えません。ただ、その時抜歯になっても、Tさんのケースは、抜歯後インプラント治療は、必要ありません。なぜか、それはヒビの歯の前側、後ろ側の歯が、すでに大きく削られていて、被せものがされているからです。前後の歯が、神様からいただいたままの何も治療されていない歯、小さなつめものの治療なら、私もインプラントをお薦めします。でも今回のケースは、前後の被せものをただ外して、ブリッジにするのが本来の歯科治療です。』と、説明させていただきました。患者さんの希望どおり、抜歯しないですむよう治療するのが歯科医だと思います。そして、どうしても抜歯しなくてはいけなくなってから、患者さんの利を第一優先して、その後の治療をすすめていくべきだと思います。根の先に膿があるからと、抜歯→インプラントでは、歯科大学の教育から歯内療法学(歯の根の治療)、そして私の所属するクラウン・ブリッジ学(歯の被せもの、ブリッジ治療)は、必要無くなり、口腔外科(歯を抜く治療)と、インプラント科だけで良くなります。それは、大変おかしいことです。
一年を振り返って、かなり過激なことを書いてしまいました。私は、インプラントがいけないと言っていません。ただ、上記のようなことが多すぎて書かせていただきました。もし、インプラントで不安、心配をお持ちの方がいらっしゃったら、お力になりたいと思っています。どうぞ、遠慮なく、お問い合わせいただければ、幸いです。
一年間、気まぐれ日記を読んでいただき、誠にありがとうございました。
インプラント事故 初の実態調査へ 2011-12-3
あごの骨に金属を埋め込んで人工の歯を取り付ける「インプラント」治療を巡って、トラブルが後を絶たないとして、専門の歯科医師などでつくる学会が、医療事故について初めての実態調査を行うことになりました。
これは、「日本顎顔面インプラント学会」が、千葉市で開いた学術集会の中で明らかにしたものです。それによりますと、調査は、今月から全国の歯科大学や口くう外科のある大学病院など比較的規模の大きな79の医療機関を対象に行われ、それぞれの医療機関で起きた問題のほかに、歯科医院などの治療後にトラブルを訴えて再治療に訪れるケースでの患者の数やその症状、また、事故の原因や再治療の方法などについて過去3年間の状況を聞くことにしています。インプラント治療は、自分の歯に近い感覚が得られるなどとして広がっていますが、治療が原因で女性を死亡させたとして、ことし10月、東京都内の歯科医師が業務上過失致死の罪で起訴されるなどトラブルが後を絶ちません。集会でも歯科医師などから「手術前の十分なチェックを怠ると、事故につながるケースがある」などという指摘が出ていました。調査結果は、来年3月末にまとめられる予定で、日本顎顔面インプラント学会の瀬戸理事長は「結果を分析したうえで、事故の原因や再発防止策などを検討し、患者が安全に治療を行える環境を整えていきたい」と話しています。
NHK NEWS WEB より引用
下記のアドレスでニュースの画像を見ることができます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111203/t10014385631000.html
NHK生活情報ブログでも、広がるインプラント治療 相次ぐトラブル(11/24)の記事があります。
下記のアドレスで見ることができます。
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/1000/101718.html#more
日大歯学部・松戸歯学部同窓会神奈川県支部学術講演会 2011-11-23
日本大学歯学部・松戸歯学部同窓会神奈川県支部学術講演会が、神奈川県歯科医師会会館で開催され、参加してきました。演題は、「歯科界の未来を拓くヘルスケア歯科診療」。講師は、私の大学の同級生、東京都小平市開業の河野 正清 先生。河野先生は、私も所属しています、日本ヘルスケア歯科学会のコアメンバーです。患者さんが望んでいるのは歯科治療ではなく、口腔の健康のはず。長期間にわたり歯科治療を受けずに口腔の健康を維持することが出来るとしたら、それが真の患者さん利益と言えるでしょう。それを実現出来る為には「治療中心の歯科医療」から「健康を守り育てる歯科医療」に構造改革する必要があります。そのことについて、4時間じっくりと、具体的に詳しく、お話ししていただきました。
歯科助手・蔵満が日本歯科医師会歯科助手資格認定 2011-11-18
当医院の受付・歯科助手の蔵満が、日本歯科医師会・歯科助手認定講習会の全日程参加し、試験に無事合格いたしました。そして、日本歯科医師会歯科助手認定規則の規定による、乙種第一歯科助手と乙種第二歯科助手の資格の認定を受けました。蔵満さん、おめでとう、そしてお疲れさまでした。
IU(アイユ)に夢中 2011-10-30
K−POPなど聴いたこと無かったのですが、ひょんな事から、IUと2AMのスロンの歌うデュエット曲チャンソリ(小言)に出会い、IUの歌が大好きになってしまいました。少女時代やKaraなどのK−POP女性アイドルグループが大流行ですが、これからはIUの時代、と内心思っています。IUは、1993年5月生まれの18歳、高校生歌手です。itunesからダウンロードして、毎日聴いています。好きなのは、やはり2010年チャート1位を獲得したチャンソリ、この曲を聴くと本当に元気が出てきます。YOU TUBEで是非ご覧になってください。IUは、歌がとても上手で、バラードも良いです。
IUの画像は、itunesからの引用です。
YOU TUBEの動画は、下記から
http://www.youtube.com/watch?v=kCDO5x6GhaQ
歯周病・糖尿病対策講演会 2011-10-20
10月20日(木)、神奈川県歯科医師会館・地下大会議室にて、神奈川県歯科医師会主催の「平成23年度 歯周病・糖尿病対策講習会」が開催され、参加して来ました。歯周病は以前から糖尿病の合併症の1つと言われてきましたが、近年、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという、逆の関係も明らかになってきました。すなわち、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっているということです。そこで、糖尿病の病態、治療法等を学び、知識を向上し医科歯科の連携の推進を図ることが、この講演会の趣旨であります。
講演1「歯周病と糖尿病との関係〜歯周病を治療をすると糖尿病は良くなるの?〜」、講師は、日本大学歯学部歯科保存学教室第Ⅲ講座(歯周病学)伊藤 公一 教授 。
講演2「日本人の糖尿病の特徴と治療戦略」、講師は、神奈川県内科医会糖尿病対策委員会委員長 松葉 育郎 先生。
講演後、お二人の先生が壇上にお上がりになり、ディスカッションが行われました。
伊藤 公一 教授は、
①歯周病は糖尿病などの全身疾患と関連している。
②歯周病の人は糖尿病の罹患率が高い。
③歯周病は糖尿病の6番目の合併症と考えられている。
④糖尿病の怖さは高血糖そのものではなく合併症にある。
⑤糖尿病の人は歯周病の罹患率が高く重症化しやすい。
⑥歯周病治療で糖尿病が改善する可能性がある。
と、医科—歯科の連携が大変重要と、講演をまとめられました。
ウィリング横浜主催・口腔ケア研修会〜口腔ケアの理解と実際〜
2011-10-13
日本歯科医師会と国立がん研究センターによる
医科歯科連携講習会2 2011-9-11
神奈川県歯科医師会会館で開催された、日本歯科医師会と国立がん研究センターによる医科歯科連携講習会2「がん化学療法、頭頸部放射線治療における歯科治療と口腔ケア」に、当医院の村上潤子歯科衛生士と参加してきました。
この日の参加者は、歯科医師、歯科衛生士、合計約500名。地下の大会議室では収容できず、2会場を追加。映像中継による視聴講習を受けました。神奈川県歯科医師会で、これだけ参加者の多い講習会は、私の記憶にはありません。がんで苦しまれている方に、少しでも歯科的にお役に立てられれば、と考えられている歯科医師、歯科衛生士だと感じました。素晴らしいことだと思います。
神奈川県歯科医師会常務理事による、日本歯科医師会と国立がん研究センター連携事業の進捗と今後についての説明後、1)から4)の講習を受けました。
1)静岡県立静岡がんセンター歯科医師・大田洋二郎先生から、「がん化学療法の患者の歯科治療、口腔ケア」。①総論②がん化学療法による口腔粘膜炎③口腔粘膜炎以外の口腔有害事象と対処④がん化学療法中の患者の歯科治療の考え方⑤がん患者の歯科治療の症例提示についてご講演されました。
2)国立がん研究センター歯科医師・上野尚雄先生から、「頭頸部放射線治療の患者の歯科治療、口腔ケア」。①総論②口腔粘膜炎以外の口腔有害事象③放射線治療を受ける患者の歯科的注意事項、放射線治療前/後の歯科処置の考え方④がん治療とBP剤関連顎骨壊死についてご講演されました。
3)国立がん研究センター歯科衛生士・中村奈都美さんから、「がん治療に必須の口腔ケア(動画中心の解説)」。①がん化学療法を受けている患者の口腔ケア②頭頸部放射線治療を受けている患者の口腔ケアについてご講演されました。
4)国立がん研究センター歯科医師・上野尚雄先生から、「化学療法、放射線治療を受ける患者の連携体制」。がん化学療法、放射線治療の患者の連携はどのようにするのかについてご講演されました。
化学療法、すなわち抗がん剤治療により正常な細胞にもダメージを与え、細菌を抑える免疫力が低下する。また頭頸部放射線治療により、唾液腺機能の低下が生じ、口腔が乾燥しお口の中を洗浄する力が弱まる。これらの理由でお口の中の細菌が異常に増え、口内炎などが起こります。口内炎のような、お口のトラブルは、がん治療が終われば、体力の回復とともにほとんどの症状が改善することもあり、今まで口腔ケアの大切さが語られてきませんでした。今回の日本歯科医師会と国立がん研究センターによる医科歯科連携、そして講習会は、大変有意義なことと思います。
日大歯学部補綴学教室Ⅲ講座同門会学術講演会
2011-9-10
東京都文京区GC社デンタルインフォメーションセンターで開催された、日本大学歯学部補綴学教室Ⅲ講座同門会総会、学術講演会に参加してきました。
今回の講師は、東京歯科大学名誉教授(病理学) 下野 正基 先生。「長い付着上皮と歯周組織の再生」という演題で、歯周病治療、インプラント治療に必須な、歯を支えている歯周組織について、学びました。歯の治療について(臨床)に比べ、解剖学や病理学(基礎)の講義は、学生時代から眠くなるのですが、歯にくっついている歯ぐきの内側の下野先生のお話は、新鮮で眠くなることなく、有意義に聴講できました。
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日本歯科医師会と国立がん研究センターによる
医科歯科連携講習会1 2011-9-8
神奈川県歯科医師会会館で開催された、日本歯科医師会と国立がん研究センターによる医科歯科連携講習会1「手術前患者を対象とした口腔ケア」、DVD視聴による講習会に参加してきました。神奈川県歯科医師会常務理事による講習会の意義、連携の説明後①から⑥の講習を受けました。
①国立がん研究センター乳腺腫瘍内科病棟医長・安藤正志先生から「がん治療総説〜現在のがん治療の基本的な考え方とがん化学療法の基本的な知識について〜」。②国立がん研究センター頭頸部腫瘍科形成外科部長・浅井昌大先生から「がん手術治療と口腔ケア〜頭頸部がん治療における口腔ケアとその重要性について〜」。③群馬がんセンター臨床心理士・大庭章先生から「がん患者とのコミュニケーション〜がん患者の心理状態に寄り添う、適切なコミュニケーションスキルについて」。④〜⑥がん患者医療連携システムと歯科治療・口腔ケア、④看護師サイドから:国立がん研究センター看護部摂食嚥下認定看護師・鈴木恭子さんから「がんセンター病棟で看護師が行う口腔ケアと、臨床現場で必要とする口腔ケアの情報について」。⑤歯科衛生士サイドから:国立がん研究センター歯科衛生士・中村奈都美さんから「がんセンター歯科外来で歯科衛生士が行う口腔ケアについて」。⑥歯科医師サイドから:国立がん研究センター歯科医師・上野尚雄先生から「がんセンター歯科外来の歯科治療、口腔ケアと今回の連携システムについて」講演がありました。
がんについて、がん治療の3本柱について、がん治療の考え方(スタンス)について、手術の際になぜ口腔ケアが必要なのか、がん患者さんの心のつらさを支えるコミュニケーション等について、勉強することができました。そして、ステージ1(手術前患者さんの口腔ケア)連携歯科の登録をしました。
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日本顎咬合学会認定医研修会 2011-9-4
日本青年館で開催された、日本顎咬合学会認定教育研修会(認定医の研修会)・テーマ「命の入り口、心の出口」に参加してきました。講演①は、「美しい顔でで豊かな人生を送るために〜生涯にわたる“歯”の健康づくり〜」。講師は、佐賀県武雄市開業の増田 純一 先生。小児歯科医の立場から、咀嚼機能の獲得から、ウ蝕等による機能への影響についてお話されました。特にむし歯予防、8020への3段飛び。すなわち3歳頃まで生えそろう乳歯20本にむし歯を作らない(ポップ)。6歳臼歯を3年間は健全に保つこと(ステップ)。12歳でむし歯ゼロ・全ての乳歯が交換してむし歯のない健全な永久歯による咬合が完成(ジャンプ)が大切とお話しされました。講演②は、「噛む」。 講師は、大分県佐伯市開業の 河原 英雄 先生。高齢者の生きる喜びを支えるのは「食べること」「語らうこと」。我々歯科医は、高齢者がおいしく食べられるための医療を十分提供できているでしょうか?という問題定義をされ、特に総義歯についてお話しされました。故・五十嵐教授に手取り足取り教わった総義歯が、本物で、すごいことが再確認できました。
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日本歯科医師会歯科助手資格認定講習会
2011-8-18〜2011-9-4
当医院スタッフ、受付・蔵満が8月18日より9月4日まで、神奈川県歯科医師会会館で6日間開催された、日本歯科医師会歯科助手資格認定講習会に参加してきました。6日目の午後は認定試験があり、100点満点で98点の高得点で日本歯科医師会認定の歯科助手の資格を所得しました。6日間、本当にご苦労さまでした、そしておめでとう!。
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CHP研究会講演会 2011-9-3
2年半前に入会し、所属していますCHP研究会の「諸井代表 特別講演会」に参加してきました。諸井先生のお話は、はじめてお聴きしました。私にとって、大変インパクトのあるお話でした。医療は、パワーフルな医療サイドと、パワーレスな患者さんサイドの関係になりやすいです。それを医療サイドが、患者さんにパワーフルになっていただくよう改善し、パワーフル対パワーフルな同等の関係になれるよう努力していく必要があると思いました。このことを、ミーティングで、スタッフ皆に伝えていきたいと思います。
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Yさんご家族来院 2011-8-20
ご主人の治療の付き添いで、退職されてからもう、6,7年経ったのだろうか、羽田歯科医院のスタッフだったYさんが、ご家族と一緒に 来院された。Yさんのご主人はペルーの方で、以前より日本語がすごくお上手になり、完璧です。Yさんも、スペイン語ペラペラです。
以前一緒に診療のお手伝いをしてくださったスタッフ、スタッフのご家族が訪れてくれることが、私は本当に嬉しいです。
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神奈川県歯科医師会野球大会救護 2011-8-4
今年も磯子区・港南区歯科医師会の混成チームは、人数が集まらず、参加できませんでした。来年こそは、野球大会に参加したいです。横浜市磯子区の歯科医院(羽田歯科医院)入れ歯 予防
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マウスガード・テクニカルインストラクター
2011-7-21
日本スポーツ歯科医学会認定、マウスガード・テクニカルインストラクターの認定証が、本日届きました。小さなお子さまから、高齢者が、安全・安心してスポーツができるよう、マウスガードでお手伝いができればと思っています。また、ご自分の診療室で患者様に入れ歯を提供しているのと同じように、多くの歯科医が依頼された方へ、正しいマウスガードを提供できるような技術を持っていただくよう、普及活動をしていきたいと考えています。
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元立教大アメフト部員とミニOB会 2011-7-16
日本大学歯学部アメリカン・フットボール部は、1974年創部されました。当時、アメフトのことを何も知らなかった私達。一から丁寧に指導してくれた、私の高校の同級生で親友、元立教大学アメリカン・フットボール部の平沼君と関君をお招きして、ミニOB会をしました。場所は、立大アメフト部が良く使われていた、池袋のお店。現在、平沼君は筑波大学医学部の内科医師、関君は生命保険会社にお勤めです。日大歯からは、千葉県開業の高橋、埼玉県開業の鳥塚、東京都開業の行田、矢作、そして私です。終電ギリギリまで、話しが尽きず、大変楽しいひとときでした。
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松風 ザ・プレパレーションコース 2011-6-18,19
大阪府枚方市、大阪歯科大学歯科衛生士専門学校実習室で2日間開催された、松風 ザ・プレパレーションコースに参加してきました。講師は、大阪大学歯学部補綴学分野非常勤講師、大阪市北区ご開業の六人部 慶彦 先生。
患者さんのお口に対する審美性の要求が高まる中、さまざまな新しい審美修復材料(被せもの、つめもの)が登場してきています。その審美修復材料を、ほんものの歯の形態と色調を一致させるには、歯科医師による歯の削り方(プレパレーション)が大きく影響します。また、近年被せものの土台(フレーム)作りを CAD/CAM(機械)により製作するケースが多く、その方法に合った削り方を身につける必要に迫られています。今回の研修会では、削り方の実習中心で、最終日は咬み合わせ、歯周組織(歯ぐき・歯を支える歯槽骨・歯根膜)の安定を考慮に入れたプロビジョナルレストレーション(仮り歯)の製作も行いました。
かりんとう饅頭 『鬼の金棒』 2011-6-15
新潟から定期検診に来院されているOさんから、かりんとう饅頭『鬼の金棒』をいただきました。甘さ抑えめのあんこが、薄いかりんとうで包まれています。ネーミングも最高ですが、かりんとうの香ばしさ、サクッとした食感がたまらなく、大変美味しいお菓子でした。Oさん、いつも新潟のお土産ありがとうございます。
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BPSデンティスト・クリニカル認定研修会
2011-6-11,12
千葉県八千代市、布川歯科医院で開催された、ivoclar vivadent BPSデンティスト・クリニカル認定研修会に、講師のアシスタントとして2日間参加してきました。この研修会は、参加者が実際に患者さんのお口の型を取り、噛み合わせを採る、実習があります。その実技及び認定試験に合格し、晴れてivoclar vivadent社・BPS(超精密)義歯デンティストの国際ライセンスを取得することができます。私は、2009年5月に同研修会を受講、合格し、BPSクリニカル・デンティストのライセンスを所得しています。
講師は、BPSクリニカル・インストラクター 布川 澄 先生。5名の受講者から、「講師は、ぜひ布川先生でお願いします!」との、ivoclar vivadent日本支社への強い要望があり、布川先生の研修会は2年ぶりに実現しました。講師の布川君とは、日本大学歯学部の同級生で、共に五十嵐教授の下で、入れ歯の猛勉強をした同士です。今でも1時間以上入れ歯のことで長電話、最後にはあることの見解の違いで、喧嘩してしまう仲です。研修の前、「事前打ち合わせに、布ちゃんの診療所行こうか?」と聞くと、「京ちゃんは、分かってるから良いよ!」と言われ、当日早めに行き、打ち合わせをしました。同級生から、布川君は布(ぬの)ちゃん、私は京ちゃんと呼ばれることが多いです。
布川君の入れ歯の型取り、咬み合わせの採り方を目の当たりに見て、2年でますます、彼のスキルはUPしていて、同じ五十嵐教授の弟子として、もっと勉強しなくてはと思いました。
研修会後、受講の先生から、アシスタントの私にまで感謝のお手紙をいただき、2日間素晴らしい研修会だったのだなと、改めて実感しました。
歯の衛生週間フェスティバル
『いい歯、いい息、口からつくろう体の健康』
2011-6-5
みなとみらい21/クイーンズスクエア横浜 1F クイーンズサークルで開催されました、横浜市歯の衛生週間フェスティバル『いい歯、いい息、口からつくろう体の健康』に、横浜市歯科医師会・公衆衛生委員として参加してきました。
ステージイベント「ミッフィーとうたおう」が今年は無かったため、昨年に比べ減少しましたが、1600名もの参加がありました。
今年は、カリスマ歯科衛生士・山本 静 さんと一緒に、介護・口腔ケアコーナーを担当しました。お子様連れのご家族が多いせいか、他のコーナーに比べて相談者が少なかったのが残念です。
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浜志まん Boston ボストンクリームパイ 2011-05-26
神奈川県歯科医師赤十字奉仕団研修会 2011-5-22
第1部は、災害医療と救急医療の違いについて。大災害、大事故で①医療機能が制約される状況下で、②多数の傷病者が同時に発生した場合、傷病者の緊急度や重症度に応じて適切な処置や搬送を行うために傷病者の治療優先順位を決定する、トリアージについてお話しされました。トリアージは、だれが行っても同じ評価ができるよう、訓練が必要です。岩原講師が傷病者の状態をスクリーンに出題、参加者全員が一次トリアージSTART法にて、緑・黄色・赤・黒のカードを即座に挙げる訓練を行いました。歯科医師が災害現場で医師の代わりにトリアージを行い、医師は医療救護所で災害医療に専念してもらう。そのことが岩原講師も望む理想ですが、それには歯科医師のトリアージの繰り返しの訓練が必須なのです。
日大歯アメリカン・フットボール部OB会学術講演会 2011-5-14
日本大学歯学部アメリカン・フットボール部のOB会総会・学術講演会が、両国駅前 ザ・ホテル ベルグランデ で開催されました。総会後、私も所属していました日本大学歯学部歯科補綴学教室Ⅲ講座 准教授、特殊診療部歯科インプラント科 科長 萩原 芳幸 先生をお招きし、『日常臨床に役立つ咬合の話 〜基礎からインプラントまで〜』という演題で学術講演会が行われました。萩原先生は、私の5学年後輩、恩師故五十嵐教授の愛弟子で、昨年度4年生の実習では、私の班も担当してくださいました。現役部員、マネージャー、OB、80名近い聴講者の前で、咬み合わせのことを中心に、分かりやすく講演していただきました。故五十嵐教授がいつも弟子に伝えていた言葉を、最後のスライドで示され、終了しました。
①最終補綴物(インプラントも含めて、被せものや、入れ歯の治療)のイメージが浮かばないうちに、治療に着手してはならない。(治療計画をしつかりと立案)
②やり直し、リカバリーの可能な補綴物のデザインを考えなくてはならない。(複雑な形のものは避け、シンプルな形で)
③補綴物(インプラントも含めて、被せものや、入れ歯の治療)の長期サービスは、咬合(咬み合わせ)の要素が最も重要である。
学術講演会後、現役部員の歓送迎会が開催されました。今年度入部したプレーヤーは3名。卒業生は、プレーヤー4名、顧問の飯沼講師より記念のペナントが贈られました。
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大学院後輩とお墓参り 2011-5-4
恩師五十嵐教授がお亡くなりになられて、5月6日で4年が経ちます。葉山一色にあるお墓に、五十嵐教授から指導を受けた大学院の後輩と、お参りをしてきました。素敵なお花がいっぱいで、私達のお花、やっとの思いで生けることができました。指導を受けた5人でのお参り、さぞ五十嵐教授も天国で微笑んでいるのでは、と思いました。
後輩は皆東京なので、その後ツツジ咲き誇る葉山国際村、葉山森戸海岸の裕次郎灯台、中華街で夕食、関内でカラオケ、そして横浜駅で解散となりました。
写真左から、私の研究を継いでくれた渡邊先生、学生実習・私の班のサブのインストラクターをしてくれた齋藤先生、同じく研究を継いでくれた友松先生、大学院でもアメフトでも後輩で、歯科医師向け講習会にひっぱりだこの行田(なめた)先生です。
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15年経過の総入れ歯をtune-up 2011-4-27
84歳女性Hさんの総入れ歯は、69歳の5月に装着、15年経過しています。15年もの間、大切に大切に使ってくれて、本当に嬉しいです。でも、入れ歯の歯の部分(人工歯)が磨り減り、表面の硬い部分が完全になくなってしまい、3ヶ月に1度tune-up・調整しないといけない状態です。
真面目に3ヶ月毎来院されているHさん、近くのスポーツクラブの水泳教室に通っているそうです。週2日4種目、平泳ぎ、クロール、背泳、バタフライ(え、バタフライも?)で、合計550m泳がれるそうです。私「Hさん、泳ぐときは、入れ歯は?」、Hさん「もちろん、入れてますよ!」。なぜ、こんな質問をしたかと言いますと、総入れ歯は、歯ぐきと入れ歯の間に唾液が介在し、吸着します。しかし、お口に水が入るとその唾液が洗い流され、吸着が弱くなるからです。五十嵐教授直伝の総入れ歯は、プールOKです。
出張マッサージ 2011-4-25
元羽田歯科医院スタッフ(歯科助手)、現在、推拿(すいな)師(整体師)/バレエ運動研究科のSさんが、私の母と私のために出張マッサージしてくれました。以前、Sさんが資格を取る前にも受けましたが、格段に上達していて、肩こりが見事、楽になりました。母も、定期的にお願いしたいと、言ってました。女性専門で出張・推拿マッサージを、横浜市で行っているそうです。鎌倉市、逗子市にも出張可能だそうです。もし、この記事を読まれて、ご希望でしたら、下記の問い合わせフォームから、お願いします。Sさんにすぐに連絡いたします。
今度、元スタッフのYさんの娘さんが、ホワイトニングの相談で来院されます。Yさんのお父様も、現在定期検診・お口のクリーニング中です。元スタッフや、ご家族が、羽田歯科医院に訪れてくれるのは、本当に嬉しいです。
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山名税理士と勉強会その2 2011-3-30
私と同じくHP作成サービス・ブログdeホームページで、HPを製作している、川崎市の桜田会計事務所の山名 宗光 税理士と、逗子鎌倉パスタにて、1月に続き2回目の異業種勉強会をしました。
山名さんに、経理のことを色々と教えて頂きました。そして、HP作りのちょっとしたヒントをお互いに出しあいました。今後そのヒントを基に、お客様や患者さんのニーズに合った、分かりやすいHP作りを心がけていこうと思います。
山名さんのHPのアドレスは、http://www.yamana-tax.com/
神奈川県歯科医師赤十字奉仕団緊急役員会 2011-3-24
神奈川県歯科医師会会館にて、午後2時30分より神奈川県歯科医師赤十字奉仕団緊急役員会が開催され、出席しました。最初に、日本歯科医師会(日歯)に送られた、口腔ケア関係支援物資について各団員より報告がありました。歯ブラシ、マウスウォッシュ、歯間ブラシなど、必ず分けて梱包し日歯へ送ることを確認しました。
協議では、神奈川県歯科医師赤十字奉仕団としての被災地への支援について、話し合いをしました。現状、団員を被災地におくるのは難しく、神奈川に避難された方の施設に訪問し、入れ歯をなくされた方、口腔ケアなどで支援していくこと。今後、避難所生活の環境、ストレスなどにより、口内炎、インフルエンザが考えられるので、有効なマウスウォッシュ(含嗽剤)を送ることが決まりました。
歯ブラシが足りない! 2011-3-22
東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
昨日21日、以前所属していましたスタディーグループDoing、そして神奈川摂食・嚥下リハビリテーション研究会メーリングリストより、下記のメールをいただきました。
歯ブラシが足りない!被災地で歯ブラシが不足しています。
口腔ケア用品など歯科医療用品で災害地に物資を寄付される方は、3月24日(木曜日)の10時必着で「日本歯科医師会」に送ってください。3/24(木曜日)に自衛隊が輸送いたします。
【日本歯科医師会】
〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目1番20号
本日、200本の歯ブラシを日本歯科医師会に送りました。価格は高いものではないですが、使い心地は良く、プラークも良くとれます。被災された方々に使っていただければ、嬉しいです。
第7回神奈川県歯科医師会スポーツ歯学フォーラム 2011-3-6
第7回神奈川県歯科医師会スポーツ歯学フォーラムに参加してきました。演題は「健康スポーツ歯科への展開−スポーツ歯学のエビデンスを健康づくりに生かす−」。講師は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 スポーツ医歯学分野 上野 俊明 准教授。
スポーツ歯学に関連した研究結果を解説され、運動・スポーツによる国民の健康づくりを推進する上で、歯・口腔の健康の生涯維持が大切で、歯科医が果たす役割も大きいおことをお話しされました。
午後からは、マウスガード実技講習会でした。港北区の矢吹先生と一緒にインストラクターとして、1班(全4班)の担当をさせていただきました。参加者は各自ご持参された自分の歯型で、熱心にマウスガードを製作されていました。
横浜市立大学口腔外科との交流研修会 2011-3-5
市民総合医療センター・横浜市立大学口腔外科との交流研修会に参加してきました。
講演①「歯科領域における精神疾患への対応」、演者は市民総合医療センター病院長 平安 良雄 先生。心の声を聴くことから始めましょう。聴くは、耳プラス、目と、心で聴く。精神科の先生の貴重なお話しを聴くことができました。
講演②「この症状は精神科?心療内科?口腔外科?」、演者は市民総合医療センター歯科・口腔外科・矯正歯科 部長 大村 進 先生。市大病院を訪れる、舌が痛い・舌痛症、口腔異常感、口腔乾燥症、咬合異常感などの患者さんの症例をあげ、お話しされました。
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糖尿病医科歯科連携のための研修会 2011-2-13
2月13日(日)、横浜市社会福祉センター8階大会議室にて、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会主催の「糖尿病医科歯科連携のための研修会」が開催されました。この研修会の主旨は、歯周病との深い関係にある糖尿病の病態、治療法等を学び、医科歯科の連携を構築することにあります。
研修1「歯周病と糖尿病その深い関係」、講師は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科生体硬組織再生講座 歯周病分野 和泉 雄一 教授。
研修2、「糖尿病診療エッセンス」〜歯科として知っておくべき、糖尿病診療の基礎〜。講演①「糖尿病総論 up to date〜原因から診断まで〜」、講師は、聖マリアンナ医科大学内科学 代謝・内分泌内科講師 川田 剛裕 先生。講演②「最新の糖尿病治療戦略」、講師は、いしかわ内科クリニック院長 石川 雅 先生。
年々増加傾向にある糖尿病、2007年厚労省の調査では、その可能性のあるもの、強く疑われるものの合計が2210万人で、1990年の3倍強となっています。
研修1では、和泉先生が、糖尿病の進行に伴う歯周組織の破壊が進むメカニズム、最近注目されている歯周治療による糖尿病の改善について講演されました。
研修2において、川田先生からは、糖尿病発生のメカニズムや種類、合併症、さらに治療では、糖尿病の数値・HbA1cの値のみにとらわれることなく血糖の変動幅にも注意が必要であること。また、日本糖尿病学会の取り組みとして①糖尿病の早期診断・早期治療体制の構築②研究の推進と人材の育成③エビデンスの構築と言及④国際連携⑤糖尿病予防⑥糖尿病の抑制(各項目の頭文字をとりDREAMSという)をアクションプランとしているとの説明がありました。
石川先生からは、糖尿病患者の受診率が低下する一方、潜在的な治療を必要としている糖尿病患者(いわゆる隠れ糖尿病患者)の増加、合併症による成人失明・人工透析患者の増加備向にあること。また、患者管理をするうえで食後高血糖の危険について、臨床の現場で用いられる各治療薬の種類、特徴を説明されました。
今回の研修会では、横浜市歯科医師会会員より、100名を超える申し込みがありました。会場の大きさからキャンセル待ちがでるほどで、公衆衛生委員会のメンバーは全員、研修1では1時間30分立ち見で研修を受けました。勉強熱心な歯科医師の“口腔疾患と全身疾患との関わり”に対する意識・関心の強さを感じるとともに、今後他の全身疾患も含めた“医科歯科連携のための研修会”の開催が必須であることが、よく分かりました。
今回の記事は、3月1日に開催された公衆衛生委員会で提出された、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会委員・小杉 禎久 先生の報告書の大部分を引用させていただきました。
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Morito Windsurfers Skippers Meeting (新年会) 2011-2-5
写真のライダーは、6?歳のy-papaさん。MORITO WINDSURSERS BBSより写真を頂戴しました。BBSのアドレスは、http://hidebbs.net/bbs/morito-ws?sw=4&co=5968218298519152&m=10
男の料理教室 2011-2-5
歯科衛生士 小林が退職 2011-1-29
歯科衛生士の小林が本日をもちまして、退職いたしました。患者さんのホームケアの指導、PMTC・お口のクリーニング等、一生懸命に予防のお仕事をしていただきました。感謝しています、ありがとう。
3年6ヶ月、小林を可愛がっていただきました患者様、本当にありがとうございました。
歯科医療「保険拡大を」9割超=大切さ認識、放置も 2011-1-27
歯科の窓口負担を過半数の人が高いと感じ、9割以上が保険適用範囲の拡大を望んでいる−。全国保険医団体連合会は27日、歯科医療に関する初の「1万人市民アンケート」の結果を発表した。時間や費用を理由に、治療せず放置している人は4割近くに上った。 同連合会は「歯科に自然治癒はなく、欠損したものは戻らない。早期発見、早期治療のためには、自己負担を下げて受診しやすくする必要がある」としている。
アンケートは昨年10〜12月、イベント会場や市民団体などを通じて協力を依頼、45都道府県の1万129人から回答を得た。回答者は女性が約6割で、現在通院している人は37.1%だった。
歯は全身の健康にとって大切かとの問いには、「とても」95.3%、「少し」4.1%と、100%近くが大切と回答、歯と健康との関連に対する理解が進んでいることがうかがえた。
保険の利かない治療があることについて、91.6%が「保険の利く範囲を広げてほしい」と回答。窓口負担が「高い」は52.7%、「適当」は41.6%だった。
治療せず放置している所があるかでは、36.6%が「ある」と回答。特に20〜50代では4割を超えた。理由は「時間がない」が52.0%で最多、次いで「費用が心配」34.5%、「治療が苦手」32.1%だった。(2011/01/27-18:14)
時事ドットコムより引用
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診療所で行う口腔機能向上研修会 2011-1-23
1月23日(日)、午後1時から5時まで、神奈川県歯科保健総合センター501研修室にて、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会主催の「診療所で行う口腔機能向上研修会」が開催され、「はつらつシニアプログラム(二次予防)」の講師をしています、当医院の歯科衛生士・村上と参加してきました。
この研修会の主旨は、①平成18年に創設された介護予防システム(介護予防事業、予防給付)は、どのようなシステムで、どのようなことを実施しているのか。②介護予防を受講した市民が、歯周疾患対策や口腔ケアを継続して受けられるような歯科医院になるには。③現在行政主体で行われている事業を、将来会員診療所単位で(現在東京都千代田区で実施)行うには、を学ぶことにあります。
研修会内容
1,講演:診療所が行う「口腔機能向上支援」のシステム,考え方と手技
〜高齢社会における係りつけ歯科医の役割〜
講師:植田 耕一郎 教授 日本大学歯学部 摂食機能療法学講座
実習:「口腔機能向上トレーニングの指導法」
2,概要説明:横浜市介護予防事業について
講師:田邊 順子 係長 横浜市健康福祉局 高齢在宅支援課
3,実習:「口腔機能向上トレーニングの指導法」
講師:横浜市歯科医師会公衆衛生委員会
歯科衛生士 松田 喜久美
歯科衛生士 宮田 浩子
歯科衛生士 太田 郁恵
歯科衛生士 三巻 良江
歯科衛生士 岩崎 妙子
10年後には4人に1人が高齢者となる超高齢社会の横浜市、この度「100万人の健康づくり戦略〜高齢者がいつまでもいきいきと活躍できる地域社会づくり〜」が提唱されました。その中で、「肺炎の予防に効果的な口腔ケアを推進するとともに、口から食べられることの重要性を改めて認識し、歯の健康づくりを推進する」と、口腔の健康づくりが位置づけられました。現在横浜市では、元気な高齢者(一般高齢者)を対象とした「体力向上プログラム(一次予防)」と虚弱な高齢者(特定高齢者)を対象とした「はつらつシニアプログラム(二次予防)」が実施されています。
植田先生の講演では、今の状態(健康状態)を少しでも長く維持していく地域支援事業〜一次予防〜、要介護状態になるまでの期間を少しでも長くしていく〜二次予防〜について詳しく講演されました。また、医師の診断だけで行われていた二次予防対象者(特定高齢者)の判定も、変更により簡単なチェックリストで、歯科医師も行えることの、詳細な説明もありました。最後に、今後歯科医師は介護のことも、真剣に考えていく必要があることもお話しされました。
横浜市健康福祉局高齢在宅支援課・田邊 順子 係長からは、横浜市で行われている介護予防事業について行政の立場からお話されました。18区で毎年2回、定員15名で開催されている「はつらつシニアプログラム(二次予防)」の参加率が70%程度で、参加者が3、4名の所もあるそうです。チェックリストを使用して、歯科医院からも地域包括支援センターに紹介して下さいとのことでした。65歳以上横浜市高齢者70万人に対して、「はつらつシニアプログラム(二次予防)」定員上限540名は、少なすぎると感じました。
実習では、横浜市歯科医師会公衆衛生委員会・歯科衛生士が、全10回の「はつらつシニアプログラム(二次予防)」について、実習をまじえて1回ごと詳細に説明されました。参加者の感想についても報告され、この事業が口腔機能の向上はもちろんのこと、生活機能向上、閉じこもり等にも効果があることが分かりました。
今後、今回のような研修会をより多くの歯科医師が受講していただきたいと思いました。
基本チェックリストは、
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kourei/kihon/index.html
横浜市の地域包括支援センター一覧は、
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kourei/sisetu/itiran/chiikihoukatsu.html#yokohama
山名税理士と勉強会 2011-1-12
私と同じくHP作成サービス・ブログdeホームページで、HPを製作している、川崎市の桜田会計事務所の山名 宗光 税理士と、逗子鎌倉パスタで意見交換、勉強会をしました。
ブログdeホームページからは、HPの枠作りはしていただけますが、あとは全て自分の手作りです。山名さんは、HPを開設して今月でちょうど1年が経過するそうです。昨年10月から、メルマガを発行、そのメルマガをHPで日記として公開、素晴らしいです。私は今年4月で6年目突入なのに、メルマガをまだ発刊していません。山名さんのがんばりをお聞きして、今年こそ、メルマガをと決めました。HPのヒント、アドバイスを意見交換し、あっと言う間の2時間でした。山名さん、ありがとうございました。
この勉強会は、山名さんのHPの日記で、もう紹介されていました。
その記事は、http://www.yamana-tax.com/article/13883648.html
やまなさんのHPのアドレスは、http://www.yamana-tax.com/
横浜市磯子区の歯科医院(羽田歯科医院)入れ歯 予防
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羽田歯科医院:https://www.hada-dental.jp/
〒235-0023 神奈川県横浜市磯子区森1-10-7
電話:045-753-7241
交通アクセス
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磯子駅より徒歩2分